面白いデータを発見、今日のブログは必見~愛知杯予想~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。土曜日の中京メインは牝馬限定重賞の愛知杯です。

クックックックッ(・∀・)。

どうしたんですか?気持ち悪い笑い方して?

気持ち悪くて悪かったな( `ー´)ノ!!

いやね、愛知杯の過去の傾向を調べていたら面白いデータが見つかってね。

過去4年時計&ラップタイム

2019年:ワンブレスアウェイ:2.00.0 12.9-11.4-12.9-12.8-12.2-11.8-11.7-11.8-11.2-11.3(良) 62.2-57.8

2018年:エテルナミノル:2.00.1 12.2-11.3-12.1-12.3-12.4-12.612.1-11.8-11.3-12.0(良) 60.3-59.8

2017年:マキシマムドパリ:2.01.4 12.9-11.6-12.712.3-12.1-11.8-11.9-11.8-11.712.6(稍重) 61.6-59.8

2016年:バウンスシャッセ:1.58.8 12.3-11.4-12.5-11.9-11.1-11.5-12.2-12.4-11.5-12.0(良) 59.2-59.6

☆傾向

①平均するとロングスパート傾向。持続力は重要。

ペースの傾向はまちまちだが、4年中3年でテンの3F目が道中の最遅ラップ。基本的にはロングスパートのレースで持続力を要するレース。

②差し馬が有利。

1月の中京開催で行われた4年は連対馬の中に最低1頭は3角順位2桁の差し馬が絡んでいる。該当馬を見るとレイホーロマンスやマキシマムドパリなどさほどキレッキレと言うイメージはない馬だが、5頭中4頭は「O型(コーナーを4回以上周るコース)芝2000m以上のレースを最速上がりで勝利経験」があった。

③脚質と距離実績の不思議な関係

②と関連して面白いのが、1月の中京開催で行われた4回で3角順位2桁で連対した馬5頭のうちリーサルウェポンを除く4頭は「芝2000m以上で勝利経験」があったのに対し、それ以外の(すなわち先行して連対した)3頭は「過去の勝利実績すべてが1800m以下」と言う馬だった。つまり、先行馬を狙うなら距離実績が短めな馬を、差し馬を狙うなら距離実績が長めな馬を狙うべき。付け加えて言うなら先行して連対した3頭はおしなべて「U型(コーナーを2回周る)コースで4角3番手以内で最速上がりを使い勝利経験」がある馬だった。持続力重視だが、先行馬に関しては加速力も必要になってくるイメージ。

④後半の上がり速く、パワー型よりスピード型優勢。

テンの5F目で一気に11.1とペースが速くなった2016年を除いて後半の方が速い後傾ラップ。全ての年で後半60秒を切っておりパワーよりもスピード重視のレース。

先行馬は1800m実績馬、差し馬は2000m実績馬を狙え?

で、冒頭で仰っていた「面白いデータ」って何ですか?

☆傾向③でも記したけど、このレースの連対馬を4角順位5番手以内の「先行勢」と、4角順位10番手以下の「追い込み勢」に分けたとき、「先行勢」(過去4年の連対馬のうち3頭)は全て「2000m以上で勝ち鞍のない」馬で、「追い込み勢」は該当馬5頭中4頭が「2000m以上で勝ち鞍がある」馬だった。ここまで脚質によって距離成績が分かれるのは珍しいと思う。

さらに詳しく見ていくと、「先行勢」の連対馬に共通するのは「U型(コーナーを2回周る)コースの芝1600mor芝1800mのレースを最速上がり、かつ4角順位3番手以内で勝利経験」があった。つまり「好位から競馬が出来、加速性能の良さと最高速の速さでスッと抜け出すことが出来る馬」とイメージできる。

一方の「追い込み勢」の連対馬4頭に共通するのは「O型(コーナーを4回以上周る)コースの芝2000m以上のレースを最速上がりで勝利経験」があった。これは「4角でスピードを落とさずコーナーリングできる捲る力と早めに仕掛けてもゴールまで末脚を伸ばせる持続力がある馬」と言う印象。

つまり、「先行勢」と「追い込み勢」で狙うタイプが違うと言う事ですね。

そういう事。

今年のメンバーを見ると「先行勢」はアブレイズ、タガノアスワド、サマーセントあたりはどちらかと言うと切れ味より後続になし崩し的に脚を使わせる消耗戦に向くタイプだし、カセドラルベルは距離適性がやや長め。愛知杯の過去傾向とマッチしていないイメージでちょっと軽視したいかな。

では狙いは「追い込み勢」と言う事になりますか。

そうなるね。

あんまり難しく考える必要はないのでは?

「追い込み勢」に狙いを定めたとしても、愛知杯は毎年混戦模様のハンデ戦。なかなか絞るのは難しいんじゃないですか?

うーん。そこまで難しく考えずに、

5センテリュオ

でいいんじゃないかな。この馬はオールカマーでカレンブーケドールに勝っているし、このメンバーの中でカレンブーケドールに勝てる馬がいるんかって言う話。

でもセンテリュオは去年の同レース1番人気で5着でしたよね。不安はありませんか?

去年は小倉開催でそもそも競馬場が違うし、60.1-61.0の前傾ラップ。後半61秒と時計もかかっているし、例年の中京開催の時とは傾向が違った。

後傾の持続力ラップで、ラスト4Fに11秒台が出てくるようなレースならオールカマーをラスト1000m11.6-11.9-11.5-11.5-12.2とスピード寄りのロングスパートラップで制しているこの馬の持続力とコーナーリングスピードの落ちない「捲り」力で安定して上位に入る力はあると思うよ。

◎5センテリュオ

〇7サトノガーネット

▲2ウインマイティー

△4ウラヌスチャーム

△11デンコウアンジュ

推奨買い目

自信度…☆☆