先週の競馬振り返り~安田記念~
競馬を愛する皆様。お元気ですか。館山速人です。
では、早速安田記念の回顧をしていきましょう。
時計&ラップ
時計 1.30.9
LAP 12.2-10.9-11.4-11.3-11.2-11.1-11.2-11.6
前半4Fが45.8。普通の馬場であれば十分ハイペースの部類に入るラップだと思います。しかし、後半4Fのラップはまさかの45.1!!
このペースでも後半のラップの方が速くなるというのは驚きです。Σ(゚Д゚)
やはりというべきか、馬場の高速化は歯止めが効かない状況になっているように思います。(;^ω^)
こうなってしまうと、必然的に「高速馬場への適正」だけでなく「どれだけ前半で位置をとれるか」が重要になりました。
それでは、このラップをもとに個別の馬ごとにレースを振り返っていきましょう。
各馬見解
1着 インディチャンプ
スタートを決めて逃げ馬の後ろでレースを見る形。直線は外に出し、じわじわ伸びて差し切り勝ち。
今の「東京芝で勝つためのゴールデンロード」をしっかりと通って勝ったというイメージです。
元々、東京新聞杯で前半45秒台のレースをしっかりと勝ち切っていたのでこのペースは得意なのだと思いますが、それで上がりでもしっかりとした脚、具体的には11秒台前半が2F続くようなレースで勝てる脚、を使えたのは収穫だと思います。
過去のレースを見るとマイルだと比較的ペースを問わず好走しているので、今後もマイル重賞ではコンスタントに結果を残すと思います。
連軸にはぴったりの馬なのではないでしょうか。
2着 アエロリット
スタートを決めて逃げる形。前半のペースはヴィクトリアマイルと比べると緩める。最後の最後まで粘っていましたが、ゴール寸前でとらえられ2着。
俺っちはこの馬の単勝を勝っていたので、ゴール前は大声がでましたし、ゴール直後は悶絶しておりました。(笑)
この馬もマイル~1800mならコンスタントに走る、「シンプルに強い馬」だと思います。
3着 アーモンドアイ
スタート直後に外のロジクライに寄られ位置をとることが出来ず後方から。仕掛けも前に馬がいたことでワンテンポ遅れたように見えました。それでも、ゴール前大外から強襲し、あわやの3着まで持ち込みました。
前がほぼ止まらないと言えるレースを、後方からのレースを強いられたにもかかわらず、最後「あわや勝つか」というところまでもっていったので、レースの中身、内容は一番濃いレースをしていたと思います。
中山のマイルで消耗戦になると不安な要素はありますが(そもそもその条件のレースは走らないかもしれませんが)、よほどのことがない限り、馬券圏内から飛ぶ姿は想像できないですね。
4着 グァンチャーレ
2番手からレースを進めしぶとく粘りこむ。
このコメントだけだと、あっさりし過ぎですが、個人的にはこの馬のレースには、今回のレースで一番驚かされました。
これまでのレースを見る限り、この馬が11秒台が続くような淀みない流れで、且つ速い上がりが要求されるレースに対応できるとは思えなかったんですよ。
一口で言ってしまえば「G1のハイラップでは出番はない」と。
そんな俺っちの予想に反して、前有利の馬場とはいえ、11秒台が続く厳しいラップをゴール寸前まで粘っていたレースは評価できる内容だと思います。
マイルCSはここまで厳しいラップになることはないので、これで燃え尽きていなければ、秋のG1でも面白い存在になるかもしれません。
16着 ダノンプレミアム
レース前から発汗がすごかったとの情報アリ。
レースはスタート直後に寄られて後方から。終始流れに乗ることが出来ず、最後は無理をしませんでした。
レース前は「ペースに対応できるか疑問」という趣旨の内容を投稿したのですが、このレースで俺っちが最大の見どころとしていたのは「ダノンプレミアムが古馬のハイペースに対応できるか」だと思っていたので、こういう不完全燃焼なレースになってしまったのは残念です。
レース後下馬したとのことですが、幸い大事には至らなかったとの情報です。
これだけの馬ですので「無事に種牡馬にする」が第一だとは思います。
このまま引退の可能性もありますが、もしレースに復帰するのであれば、その走りを楽しみにしたいと思います。
今日はここまで。ありがとうございました。<(_ _)>