先週の競馬振り返り~宝塚記念~

先週の競馬振り返り~宝塚記念~

こんちわ~す。館山速人です。

アシスタントの大澄晴香です。

じゃあ今日も早速宝塚記念の回顧に入っていくよ。

時計&ラップ

時計 2.10.8

LAP 12.6-11.4-11.5-12.4-12.1-11.9-12.0-11.6-11.5-11.4-12.4

競馬はやっぱり前有利

それにしてもリスグラシュー強かったですね。

う~ん。これはTwitterでも言ったけれど、直感ではリスグラシューがいいんじゃないかと思ってたんだよねぇ。

出た、後出し!こういう人いるんですよねぇ。レースが終わってから、馬券は外れてるのに「俺の読み通り」とか言っちゃう人。

いやいや、本当だって。(汗) 去年のエリザベス女王杯と暮れの香港でのレースを見て、「うわ、この馬本当に強くなったなぁ」と思ったんだよね。

ただ、それは俺っちの直感でしかなかったから、「論理的な予想をする上で、人に説明できる根拠がないものを推せないな」と思ったから今回は重い印打たなかったけどね。

「好きだから」という理由でクリンチャーを本命にした人がよく言えますね。

それとこれとは話は別。まぁ、たまには直感に従ってみた方が良かったのかもね。

ビックリしたのがリスグラシューを2番手から競馬をさせたレーン騎手ですが、、、

もう日本人騎手とは根本的に意識が違うんだろうね。

俺っちは「競馬は前有利」だと思っていて、それは多くの競馬ファンも感じているし、外国人騎手もそう思っているから意識的に位置を取りに行くんだけど、日本人騎手は「折り合い重視」と言うか、そこまで位置取りを重視していない感じがするよね。

多頭数の凱旋門賞とか見てると、東京平日朝の通勤ラッシュかっていうくらい位置取り争いが激しいですからね。

うん、そうだね。(晴香ちゃん、競馬詳しかったり、詳しくなかったり設定がブレブレな気がするが、、、)

それに、ずっと日本で乗っているわけじゃないから、馬に対して変な先入観がないのもいいのかもしれないね。

ルメール騎手も短期免許で乗っているときに、それまで追い込み一手だったリトルアマポーラやハーツクライを先行させてG1を勝っているんだけど、それを思い出したよ。

クリンチャーの敗因はサンデーサイレンス⁉

一方、館山さんの本命クリンチャーは見せ場なく8着に敗れてしまいましたが。

これに関しては、三浦皇成の消極的な騎乗が気になったね。

スタートはそれなりによかったんだからもっと積極的に位置をとっても良かったと思うんだけど、スティッフェリオの後ろにつけた所で満足しちゃダメだろうと。最低でもスワーヴリチャードの位置取りは取ってほしかったね。

スワーヴリチャードの位置を取れていたら、チャンスはありましたかね?

「絶対に馬券に絡んだ」とは言えないけれど、可能性は増していたと思うし、馬券購入者、少なくとも俺っちは「それで負けたら納得」という気持ちだったよ。

乗ってる人間にしかわからないこともあるんだろうけど、それでも正直あれで「4角先頭の競馬を目指しましたが、、、」と言われても「じゃあ、1角までにもっと必死で位置とりにいけや!!」としか思わないんだよ。

随分と手厳しいですね。

これは何も皇成に限った話じゃないけどね。日本人騎手は総じて「位置取り」に対する意識が希薄だと感じることがよくある。俺っちはこの原因がサンデーサイレンスにあるんじゃないかと思うんだよね。

サンデーサイレンスに⁉どういうことですか。

日本にサンデーサイレンスが導入されるまでは、「ダービーポジション(※)」という言葉が示す通り、競馬の王道はあくまでも先行で、それが定石という感じだったんだ。

※ダービーポジション…「1角10番手以内でないと優勝できない」という定石、ジンクスの事。

なるほど。

それが、サンデーサイレンスが日本に導入されて以降、ダービーを「後方から大外を一気に差し切って勝つ」という競馬で勝つ馬が増えてきたんだ、それこそディープインパクトとか、アドマイヤベガ、アグネスフライトなんかもそうだね。これは他の大レースに関してもそうだった。

さらに言えば、サンデーサイレンスはスピードに優れた馬が多かったから、折り合いに気を遣う馬が多かったんだよ。

ここからは俺っちの推測になるけれど、だからこそ騎手の中には「後方からレースを進めても届くんだから、無理に促して位置取るよりも、折り合いに専念して乗った方が勝てるわ」と考えるようになった人も多いんじゃないかと思うんだ。

そこまですごかったんですね。サンデーサイレンスは。

本当に「日本の競馬の歴史をひっくり返した種牡馬」と言っても過言ではないからね。で、それまで圧倒的な強さを残したサンデーサイレンスの仔がいなくなると、日本人騎手に「位置取りよりも折り合い重視」という考え方が染みついてしまったように見える。そこに「いやいや、折り合いより位置取りでしょ」と考えるサンデーサイレンス旋風に巻き込まれていない外国人が来て、さらにその騎手に「好位でも折り合える技術」が備わっていれば、どうなるかは火を見るよりも明らかだよね。

なるほど。サンデーサイレンスは日本人騎手の意識を変えてしまった。その結果、「位置取り」への意識を低下させてしまった。ということですね。

そういうこと。まぁ、この結果を見て今後に生かすとすれば、個人的には「三浦皇成はG1では買わない」ということかな。

相当お怒りのようですね。さっきから三浦皇成さんには「騎手」とつけてないくらいですからね。

来年の宝塚記念はヴェロックスで決まり⁉

その他の馬についてはいかがですか?

逃げたキセキは自身の得意とする「淀みない流れでの持続力競馬」を自分で作ってよく頑張っていると思うよ。

ただ、そういう競馬にしても、ジャパンカップではアーモンドアイに、今回の宝塚記念ではリスグラシューに着差をつけられて敗れているわけだから、もう1個何かブレイクスルーが欲しいかな。

これは、スワーヴリチャードにも言えるところで、こちらも同じようなレースでキセキに後塵を拝しているわけだから、今後G1を勝とうと思ったら、それこそ「キセキのハナを叩いてみる」とかそれくらいのことをやろうという気概がないと難しいかもしれないね。

4着のアルアインについてはいかがですか。

この馬もキセキと似たタイプだと思うけど、何と言うか「基礎的なスピードはアルアインの方があるけれど、持っているギアの数はキセキの方が多い」というイメージかな。あまりうまい例えじゃない気がするけど。

基礎的なスピードとギアの数ですか?

うん。だから、中山とか阪神の様な小回り2000mだとある程度一本調子のペースで行けるからアルアインの方が有利だけど、それを超えると途中でギアを変えなきゃ持たないからギアの数が多いキセキの方が有利だと思うよ。

天皇賞(秋)の舞台である東京2000mだとどうですか?

そこは普通にアーモンドアイが勝つでしょ。(笑)

まぁ、2頭の比較ということであれば、東京の場合上がりに11秒台前半、下手したら10秒台とか出てくるから、それを使えないタイプには厳しいと思う。

イメージとしては、キセキはまだ使えそうだけど、アルアインは使えるタイプに見えないからなぁ。実際好走しているレースを見てもその傾向はうかがえるし、その2頭を比べるならキセキの方が有利かな。

レイデオロについてはいかがですか?

正直、「アルアインは交わしてくれよ」という気持ちもないことはないけれど、基本的にこの馬はアルアインと逆で「上がりに11秒台前半や10秒台が出るレース」の方が得意で、持続性能は「G1で軸にするには心もとない」くらいだと思う。

時計のかかる馬場も良くないから今回は「不利な条件だった」ということだと思う。秋の東京開催なら巻き返す可能性が高いと思うよ。

最後に一つだけ、宝塚記念は今年のように「持続性能」とキセキとアルアインの振り返りのところで触れた「ギアの数」が重要になってくると改めて感じたんだけど、今年の3歳でこの2つの条件をドンピシャに満たしそうな馬がいるんだ。

えっ、どの馬ですか?

ずばり、ヴェロックスだよ。実はこの2つの条件を必要とするG1が他にないから「宝塚記念が初G1勝利」という馬が多いと思っていて、皐月賞2着、ダービー3着のこの馬はその全てのイメージにピッタリなんだよ。

だから、もう宣言しておくけど、(サトノウィザードとかよほど思い入れのある馬が出ない限り)ヴェロックスを◎にします!!

(もうすでにカッコ書きでエクスキューズを入れてるよ。このおっさん。。。)

まとめ

1着 リスグラシュー

◆強かったし、レーンの判断力も光った。

◆改めて過去のレースを振り返ると、この馬も速い上がりを使うレースより持続力を生かすレースの方が合ってそう。

◆天皇賞(秋)→ジャパンカップで負けて人気急落して有馬記念出走とかならねぇかなぁ。(海外遠征するっぽいけど。)

2着 キセキ

◆持続力型でこのレースをして負けたのであれば、G1を勝つにはブレイクスルーが必要かなという気はする。

◆特に不得手とする条件はなさそうなので、複系の馬券を買うなら軸としては買いやすいと思う。

3着 スワーヴリチャード

◆今後G1を勝つには、キセキより大きな「ブレイクスルー」が必要に見える。

◆デムーロ騎手と手があっていないわけではないが、頭で狙うなら乗り替わり(特に短期免許の外国人騎手)になった時がオススメ。(逃げるとか思い切った競馬しそうだから。)

4着 アルアイン

◆2000mを超えるとキセキには敵わない印象。

◆東京2000mだと切れ負けするイメージもある。

◆ベストは小回り2000mで皐月賞馬にありがちな「能力はあるのに適性に合う条件がG1になくて不遇な馬」という感じ。ex.ジェニュイン、キャプテントゥーレ、ロゴタイプ、なんとなくエポカドーロもそうなりそう。(今は大阪杯がG1なのが救いですが。)

◆ワンチャンあるならマイルという気はする。京都マイルなら瞬発力の無さを下り坂でスパートすることで補える感じはするので、狙いとしてはそこかな。

5着 レイデオロ

◆今回の敗因は上がりのかかる展開と馬場か。(正直、それでもアルアインはきっちり差しておいてほしかったが。。。)

◆速い上がりの出る天皇賞(秋)とジャパンカップでの巻き返しは必至。

◆有馬記念だと危ないかも。人気なら消すのも一手だが。。。俺っちにはその勇気はなさそう。(笑)

8着 クリンチャー

◆三浦皇成の消極的な騎乗がただただ残念。

◆東京の速い上がりに対応するのは難しいと思う。秋にチャンスがありそうなのは有馬記念。

◆もしこれでこの馬が種牡馬になれなかったら、三浦皇成を恨んでしまいそう。(~_~;)

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