赤裸々告白!!俺っちがカープファンになった理由

赤裸々告白!!俺っちがカープファンになった理由

こんちわ~す。館山速人で~す。

今日は2回目の野球ブログなので、大澄晴香ちゃんはお休みです。

本当は、金、土は競馬のブログしか書かないつもりだったんですが、ちょうどカープが3点先制されてむしゃくしゃしたので、ブログを書いて発散することにしました。

今日のテーマは「俺っちがカープファンになった理由」というテーマで書いていきたいと思います。

あっ、「俺っち」という一人称についてですが、これはTwitterでの一人称を決めかねている時、たまたま見たテレビで「空気階段」という芸人さんがやっているネタ「クローゼット」の中で「浮気した男が一人称を『俺っち』になる呪いをかけられる」というのが面白かったので、その「てい」で書いてます。念のため。

白状します。実は俺っち…

えっと、これは皆様に謝っておいた方が良いかもしれないことなんですが…、

実は俺っち、これまで「生粋のカープファン」みたいなツラしてましたが、

昔はタイガースファンでした!!!

謹んでお詫び申し上げます。ごめんなさい。<(_ _)>

で、なんでそんな俺っちがカープファンになったかということをお話していきたいんですが、それにはまず「なぜタイガースファンをやめたか」というのを話した方がスムーズに進むので、そちらから話していきたいと思います。

タイガースに感じた閉塞感。そして…

元々、俺っちは親の影響で産まれた時からタイガースファン。

90年代の暗黒時代も、2003年歓喜の優勝も、2005年のVも、2008年のV逸の時も、ずっとタイガースを応援していました。

ただ、この辺りから俺っちの心境にも少しずつ変化が生じてきます。

2003年、2005年の優勝時は金本選手、下柳選手、ムーア選手など移籍組の選手や外国人選手の他にも赤星選手、今岡選手、浜中選手、藤本選手など魅力的な生え抜き選手もたくさん在籍していました。

しかし、2008年に優勝を逃した時と前後して、段々と魅力的な生え抜き選手は引退や移籍などで数が減っていき、チームの主力選手をほぼ移籍組が占めるようになりました。ひどい時は「スタメンに生え抜きが鳥谷しかいない」という状況。

もちろん、プロスポーツの最重要といっていい使命は「勝つこと」です。勝つために選手を集めることは悪いことではありません。

しかし、当時のタイガースはその「勝つこと」も満足に出来ていませんでした。

確かに、その当時、タイガースは毎年Aクラス争いはしていましたし、優勝争いに絡むこともありましたが、「優勝」するには何かが決定的に足りない。そんな状況でした。

野球自体も、赤星選手が引退してからは、FAやメジャー帰りの選手を集め大駒を揃え、その選手が衰えてきた影響で、「ただ打つだけ」の面白みのない野球で、正直に言いますと魅力に乏しいものとなっていました。

新しい選手も愛着のある選手もおらず、「勝率」は高いが「優勝」は出来ない、野球そのものもマンネリ気味…。それでも、その時はまだ俺っちはタイガースを応援していました。

急激に醒めた某OBのある一言

そんなあるとき、確かあれは松山の阪神対広島戦で「ツーラン振り逃げ」があった年だったと記憶しています。

その年のタイガースは、先ほど述べた懸念材料が一気に顕在化し、オールスター前に大失速した年でした。

関西では、そんな状況でも、いや、そういう状況だからこそなのかもしれないけれど「阪神特番」というのがあり、阪神のOBやら芸人さんやらスポーツ新聞の記者さんやらが今のタイガースについて語る。という番組があるんですが、その番組の中である芸人さんがこのようなことを言いました。

「今の阪神見てると、広島とかに浮気してしまいそうですわ。」

当時のカープは、ルーキーだった野村投手が活躍し、堂林選手がスタメンで我慢して使われ、菊池選手が徐々に試合に出始めたころで、いかにも「これから強くなっていきそう感」が漂っていました。

正直、当時の俺っちも似たような気持ちになっているところだったので、これに対してOBの方がなんて答えるのだろうと興味をもって見ていました。

で、そのOBの答えが大まかにいうとこんな感じでした。

「何言ってるんですか。そんなこと言わんと応援しなはれ。」

これ聞いて、何というか、心底醒めたんですよね。

あぁ、タイガースっていうのは、こういう閉塞感漂う状況でも殿様気質というか、チームが勝てなくても、生え抜きの選手がほとんど活躍しなくても、野球の「型」がどれだけマンネリになろうとも、「阪神のユニフォームを着た選手が野球をしている」という事実さえあれば、ファンは応援してくれるだろう。という驕りを感じた。大げさに言えばそんな感じだった気がします。

そのOBにそんなつもりは毛頭なかったのかもしれませんが、俺っちは「あっ、ファンを舐めてるな」と思ったんですよね。球団幹部の発言でもなんでもない、いちOBの意見なんですけどね。(;・∀・)

そのことがあってからは、(今まで応援してきたという)「情」でタイガースを見ることはあっても、「愛」はほぼ無くなった気がします。

カープを応援するようになった理由

ここまでの話だと、「俺っちがタイガースに醒めた理由」にしかなってないので、ここからはカープの話。

なんで、俺っちがカープの応援をするようになったかというと、まず、学生時代好きやった女の子がカープファンだったという、とてつもなく不純な動機がスタートです。(笑) ほんま、カープファンの方々、申し訳ございません。<(_ _)>

ただ、それはあくまで「カープの事が気になり始めた」きっかけで、本格的にカープを応援するようになったのは、その後しばらく経ってからでした。(ちなみにその女の子とはお付き合いすらしていません(´;ω;`))

先ほど「タイガースにないもの」の話をしてきましたが、カープはその「タイガースにないもの」をたくさん持っていたんですよね。

まず、生え抜き選手が多いということ。

これはカープのチームカラーとして当然なんですが、中でも、堂林選手や今村投手、野村投手など「甲子園で活躍した選手」が多かったことから、自然と愛着を持つことが出来ました。自分と同世代か、やや下の世代だと比較的しっかり甲子園見てますしね。

さらに、当時のカープは「強い」とは言い難かったですが、若手選手に魅力的な選手が多く、「これから強くなっていく」というワクワク感にあふれていました。

そして、これが一番決定的だったのですが、当時のカープの野球には「躍動感」がありました。

あれは、それこそ「ツーラン振り逃げ」があった翌日か翌々日の試合だったと思う。

カープの選手が確かサードゴロを打ったんだけど、一塁に悪送球になって出塁したんですよ。だけど、その時、確かライトがマートンだったと思うんだけどカバーがすげぇちんたらしてたんですよ。で、そのバッターランナーがその隙をついて一気に三塁まで行っちゃったんですよ。

で、そのバッターランナーこそが誰あろう菊池涼介選手でした。

俺っちはこういう、「隙あらば次の塁へ進む」というアグレッシブな野球が大好きで、その走塁を見ただけで彼のとりこになりましたね。

それ以降は、菊池選手に注目しているうちに、走塁だけでなくその守備にもとりこになり、また、その走塁意識が選手全員が宿っているところに憧れて段々とカープファンになっていったのでした。

最後に

今、カープは苦しい戦いが続いています。なので、こういう時は是非初心に返ってほしいかなと思います。

カープの野球の魅力は貪欲に一つ先の塁を狙う走塁になると思っています。

それが、最近少し薄らいできている気がするので、是非そこを意識してやっていってくれたら新参のファンとしては嬉しいなと思います。(^-^)

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