競馬予想~函館2歳S~

競馬予想~函館2歳S~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。

ところで、晴香ちゃんは選挙行くのかい?

えっ、えぇまぁ、どうでしょう…。

ちゃんと行かなきゃダメだよ。選挙に投票に行って、馬券も当てて、社会も自分も「景気OK」という風にしていかないと。

そっ、そうですね。では、その競馬の話題に参りましょう。日曜日の函館メインは世代最初の重賞函館2歳Sです。

Twitterでは、「2歳重賞は難しい」という声が予想屋さんからも聞こえてきますが、館山さんはいかがでしょう?

実は俺っちは結構2歳戦は得意と自負してるんだよね♪。

なるほど、でもそれで「難しい」と言っていた予想屋さんが当てて、館山さんが外すとクソダサいですけどね。

毎回言ってる気がするけど、晴香ちゃんはホントーに口が悪いね。

ラップ&レースの傾向

では館山さん、まずはラップとレースの傾向について教えてください。

うん、まずは函館2歳Sの特徴として俺っちが気になるの所があるんだけど、それを分かってもらうためにこのデータ(函館競馬場で開催された過去9年分)を見てほしいんだ。

A.初勝利時3角及び4角通過順位がともに①だった馬

  • 14年1着アクティブミノル 通過順位①①(2着との着差0.8)
  • 14年2着タケデンタイガー 通過順位①①(2着との着差0.4)
  • 13年1着クリスマス 通過順位①①(2着との着差1.1)
  • 13年2着プラチナティアラ 通過順位①①(2着との着差0.8)
  • 10年1着マジカルポケット 通過順位①①(2着との着差0.4)

B.初勝利時3角及び4角通過順位のいずれかに①または②が入っている馬

  • 18年1着アスターペガサス 通過順位②②(2着との差0.4)
  • 18年2着ラブミーファイン 通過順位②①(2着との差0.2)
  • 16年2着モンドキャンノ 通過順位②③(2着との差0.2)
  • 15年2着メジャータイフーン 通過順位③②(2着との着差0.7)
  • 11年1着ファインチョイス 通過順位②②(2着との着差0.5)
  • 10年2着マイネショコラーデ 通過順位②②(2着との着差0.4)

C.その他

  • 17年1着カシアス 通過順位③③(2着との差0.6)
  • 17年2着ウインジェルベーラ 通過順位③③(2着との差0.1)
  • 16年1着レヴァンテライオン 通過順位③③(2着との差0.0)
  • 15年1着ブランボヌール 通過順位④③(2着との着差0.0)
  • 12年1着ストークアンドレイ 通過順位③③(2着との着差0.2)
  • 12年2着コスモシルバード 通過順位⑤⑤(2着との着差0.0)
  • 11年2着アイムユアーズ 通過順位③③(2着との着差0.3)

デビュー戦を逃げ切って勝った馬はおしなべて着差をつけて勝っていますね。

そうだね。このことから、函館2歳Sはスタートからのダッシュ力だけで押し切ってしまうのは難しくて、逃げた馬でもきちんと直線で再加速できる馬が有利なのではないか?ということが示唆されるんじゃないかと思うんだ。

なるほど、ではそういった馬を見分けるポイントはどこにあるでしょうか?

ちょっと待って。その前に大前提としてこのレースは「前走で函館芝1200mを使ってきた馬」が圧倒的に強いんだ。だからこれからいう条件については、まず函館1200mでその条件をクリアしてる馬を優先的に探してほしい。

それを念頭において上で以下の2つの条件を満たしている馬が理想だと思うよ。

①後半3Fのどこかで直前の1Fのラップよりラップタイムが上がっている(例12.0-11.8等)箇所がある。

②上がり3Fが35秒を切っている。

①の条件については、毎年該当馬が多いからデータとしては有用とは言えないけれど、このレースで連対した馬にはほとんど当てはまっている条件だよ。

②の条件については、ここ10年毎年この条件に当てはまる馬が連対しているけど、それほど母数が多くないから、データとしても有用だと思うよ。

今年への当てはめ

では、館山さん今年の本命馬はどの馬になりますか?

晴香ちゃん、実は冒頭のトークで若干ヒントを出していたんだけど、気づいた?

えっ、全く気づきませんでした。

俺っちが選挙の話をした時「景気OK」って言ったよね。

はい。

「景気OK」すなわち、「ケーキOK」ってことだよね。

……はい。

「ケーキOK」の対義語は「パフェ無理」になるよね。

…………。

ということで、本命は

6パフェムリ

だよ。

…………、「ケーキOK」の対義語は「パフェ無理」の時点でちょっと意味わからなかったんですが、超絶くだらないですね。

何を言う!俺っち渾身のギャグに対して!

まぁ、自分でそう思うのは構いませんが……。とりあえず解説をお願いします。

まず、さっきのABCのデータを見てみるとAに当てはまる馬は0.4差、Bに当てはまる馬は0.2差、それぞれ差をつけてないと苦しいということになる。

パフェムリは新馬戦の勝ち方で言うとBに当てはまるけど、0.5差をつけて勝っているので問題なし。この条件を満たして、且つ、①の条件を満たしているのはこの馬だけ、②は満たしていないけど、上がりの35.1は各馬の初勝利時の上がり3Fの中では2番目に速いタイムで函館芝1200mのレースで初勝利をあげた馬の中では最速。

前走で見せた追ってからの反応の良さ、加速性能はいかにも2歳戦に向きそうで、かなり自信のある◎だよ。

珍しいですね。館山さんが明確に「自信がある」とおっしゃるのは。では、対抗以降の印はどうなりますか?

実は函館芝1200mで初勝利をあげ、且つ、ABCの条件に引っかからずに、①②の条件を満たす馬は1頭もいなかったんだ。だから、「函館1200mを勝った」ことを重視するか、「①②のどちらかを満たす」ことを重視するかで迷うけど、前者だと1ビアンフェ、3レッドヴェイパー、7メイショウナパワン、8プリンスリターン、9マンバー、11スマートカーリー、14イーサンティラノの7頭だよ。

ちょっと多すぎませんか?

ただ、この内さっきの「Aで勝った馬は0.4差、Bで勝った馬は0.2差それぞれつけてないと苦しい」というデータでふるいにかけると、残るのは9マンバーただ1頭になる。

一気に絞れましたね。では後者の条件はいかがでしょうか?

うん、これも同じように「Aで勝った馬は0.4差、Bで勝った馬は0.2差それぞれつけてないと苦しい」ということから、この条件をこなして且つ①、②のいずれかに当てはまる馬を探すことにするよ。

すると①に当てはまるのが、5タイセイビジョンと15ブルーパピヨン、

②に当てはまるのが、15ブルーパピヨンだよ。

まとめ

では、印をまとめて頂きましょう。

OK。

◎6パフェムリ

〇15ブルーパピヨン

▲5タイセイビジョン

△9マンバー

✕3レッドヴェイパー

ちょっと待ってください!なんで急にレッドヴェイパーが出てくるんですか⁉

いやぁ、さすがに新馬で2着、3着だった馬がその後あっさり勝ってることを考えるとね…、とりあえず押さえておこうかと…。

ほんっとに館山さんって軸がブレブレですね。じゃあ、買い目をお願いします。

馬連が◎から〇、▲、△への流しで3点。

3連複が◎から〇、▲、△、✕への1頭軸流しで6点。

3連単がフォーメーションで◎→〇、▲、△→〇、▲、△、×で9点だよ。

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