モーリス産駒は成功するのか⁉~POG指名馬紹介その6~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。今日は久しぶりのPOG指名馬紹介です。今日紹介していただくのはどの馬でしょうか?

今日は

セブンサミット

を紹介するよ。

指名理由

セブンサミットを指名された理由は何でしょう?

まず馬体の良さは目についたよね。これはモーリス産駒全般の傾向だと思うんだけど、とにかくデカくて迫力がある馬が多いんだよ。この馬もご多分に漏れず黒光りする雄大な馬体で「馬っぷり」は間違いなく良い。

ちらりと話が出ましたが今年の2歳が初年度産駒となるモーリス産駒はどのような評価をされていますか?勝ち上がる馬がなかなかでなくて早くも「モーリスは失敗種牡馬なのでは?」と言う意見もありましたが。

さすがに現時点で「失敗種牡馬」の烙印を押すのは時期尚早過ぎるでしょ。ただ気になる点はあるんだよねぇ。

と言いますと。

俺っちのイメージするロベルト系種牡馬って「馬体の良さ」とか「血統の良さ」が結果に結びつかないというか、「えっ!この馬体で走っちゃうの⁉」とか「この母系聞いたことないぞ⁉」みたいな馬が走っちゃうイメージなんだよね。

前者で特に印象的なのがシルクジャスティス。明らかなぼて腹体形で「ビール飲み過ぎたおっちゃん」を連想させるような馬体だった。にも関わらず有馬記念勝っちゃったからね。

馬体が見映えしなくても走るってことですか?

そういう事。まぁこれはイコール「馬体が良いと走らない」ってことではないし、どちらかと言えばこれはロベルト系と言うよりブライアンズタイム系の特徴かなと言う気もするからそこまで気にすることはないかもしれないんだけどね。

となるとより大きな懸念は後者と言う事ですね。

そういうことになるね。モーリスの父スクリーンヒーローはモーリス(母父カーネギー)をはじめ、ゴールドアクター(母父キョウワアリシバ)、グァンチャーレ(母父ディアブロ)と言う風に主流とは言えない血統から活躍馬を出している。だからこの血統は母系の良さを生かすというより自身の良さを全面に押し出すタイプのように見えるし、あんまり母系が良血過ぎると不安になってくるんだよね(;^_^A。

セブンサミットの母シンハライトは父ディープインパクトのオークス馬ですから流行ど真ん中の良血馬ですもんね。

シンハライトの兄弟にはマーメイドSを勝ったリラヴァティをはじめ重賞、リステッド級競走を勝った馬が3頭いるからね。今を時めく良血馬と言えるね。裏を返せばこの馬が活躍すればモーリスはコンスタントに活躍馬を送り出せる種牡馬になれるんじゃないかと言う気はするよ。

デビューは決まっているんですか?

まだ決まっていないっぽいよ。モーリス自身が奥手だったからデビューは遅くなるかもしれないね。