いざ!新潟!~7/25予想~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。今週からいよいよ新潟開催も始まりますね。

そうだね。名物の直線競馬をはじめ魅力的なレースが揃っているよね。

そんな新潟開幕初日のおすすめ馬はどの馬でしょう?

うん。今日紹介するのは「おすすめ穴馬」が3頭だよ。

おすすめ穴馬

札幌9R 利尻特別 3クロスザルビコン

自信度☆☆

この馬のデビュー戦のラップは12.9-12.1-12.6-12.4-11.9-11.6-12.1-12.1-11.7-12.2。テンの5F目(残り1200m~1000m地点)でペースの上がり幅が一番大きく、いわば全体的に早仕掛けのレース。このレースを勝ち切ったクロスザルビコンは残り600m地点あたりから一気にペースが上がる加速力勝負より、持続力勝負に適性がありそうだと推測できる。

昇級してからの2戦はいずれもラスト3F目からそれぞれ1.0、0.9とペースが上がる加速力を必要とされるレースで決してクロスザルビコンに適性のあるレースとは言い難かった。

今回走る札幌芝2000mは1勝クラスに絞れば過去3年で18レース行われているんだけど、その内前2走のように「ラスト3Fに0.5以上の加速ラップがあるレース」はわずか2レースしかなく、上がり3Fに11.5を切るラップがあったレースも2レースのみ。「加速力」や「瞬間的なトップスピード」を問われるレースになることは考えづらく、「耐久力」や「持続的なスピード」が売りのこの馬にとっては絶好の舞台。

血統的にも小回り中距離の乱戦での強さには定評のあるステイゴールド系なので、条件替わりでのガラリ一変の期待値は相当に高い。

穴馬とおっしゃいますが単勝オッズ5倍前後ですが大丈夫ですか?

………マジで(´・ω・`)。

新潟11R 越後S 12ゲキリン

自信度☆☆

ゲキリンは去年5月に2勝クラスを勝ってから、3勝クラスではほぼ中団~後方のままでレースを終えているんだけど、前走はテンの3Fが12.2-10.7-11.3と決して緩い流れでない中を外枠から好位のポジションを取ることができた。最後は失速してしまったけど、ラスト1F、つまり1200m地点までは次のレースで3勝クラスを卒業することになるメイショウテンスイと先頭を争っていたし、後方の馬には1馬身以上の差をつけていた。着順に大きな変化はないがそれまでのレースより明らかに「負けの質」が良くなっている。

今回は前走より1F短くなる1200m戦。阪神や京都と比べると新潟の方が同じ1200mでもペースが上がりやすいのが気がかりだが、俺っちが集計を取り始めた2009年以降、3勝クラス新潟ダート1200m戦のテンの3Fラップの平均値は34.0、中央値は34.05だから、前走と同じくらいのペースでも好位から競馬できる可能性は十分にある。

芝の部分を多く走ることが出来る外目の枠も引くことが出来たし、前走に近いレースが出来れば距離が短くなる分ゴール前の粘りも増すはずで、前走だけ走ることが出来れば十分勝つチャンスも出てくるはずだ。

新潟12R 古馬1勝クラス 5ロードマドリード

自信度☆☆

新潟マイルの特徴はとにかく「上がりが速い」と言う事。

過去3年、夏に行われた古馬1勝クラスの新潟芝マイル戦は7戦あるんだけど、その内6レースがラスト3F目(600~400m地点)が11.4秒以内、ラスト2F目(400m~200m地点)が10.9以内。これは他場同クラスのマイル戦と比較しても群を抜いて速い。この速い上がりに対応できるスピードがないと上位に来るのは難しい。

ロードマドリードは2019年に5戦連続馬券圏内に来たことがあるんだけど、この時のレースの上がり3Fは古い方から順に34.3、35.3、33.8、34.0、34.4と基本的には速い上がりのレースに強さを見せている。

ここ2走は凡走が続いているが、これらのレースの上がり3Fはいずれもレースの上がり3F35.8。どちらも重馬場だし、上がり3Fに11秒台前半も出てこないどちらかと言えばパワーを要する馬場状態。

雨が予想されるとはいえ、夏の新潟の開幕週。上がりの速い高速決着が予想され、そのような馬場状態ならばこの馬のスピードが生きそう。ここ2走の凡走で人気が落ちるようなら絶好の狙い目と思う。