必要なのは切れかパワーか⁉~サウジアラビアロイヤルカップ予想~

※お断り:今回の予想は「サウジアラビアロイヤルカップ」と言う事もあり全編アラビア語で書くことに挑戦いたします。

مرحبًا. أنا (هايان تيتياما)

مساعدي هو هاروكا أوسومي.

السباق الرئيسي في مضمار سباق طوكيو يوم السبت هو كأس الملك السعودي.

ما هو الحصان الفائز في السنوات الثلاث الأخيرة من هذا السباق؟

ساريوس (توضيح)

جراند أليجريا

دانون بريميوم

والثلاثة يفوزون بسباق كبير أعتقد أننا يمكن أن نتطلع إلى الحصان الفائز هذا العام في المستقبل.

あーーー、ギブアップ!「エキサイト翻訳」を使ってそれっぽく訳してはみたけれど、やっぱり面倒くさいからやめだやめだ!

実は結構ちゃんとしたこと喋ってたんですけどね。気になる方は「エキサイト翻訳」のサイトで訳してみてください。

過去5年時計&ラップタイム

2019年:サリオス:1.32.7 12.3-10.8-12.0-12.1-12.0-11.2-10.8-11.5(良) 47.2-45.5

2018年:グランアレグリア:1.34.0 13.1-11.8-11.9-11.5-11.6-11.3-11.1-11.7(良) 48.3-45.7

2017年:ダノンプレミアム:1.33.0 12.3-10.6-11.4-11.8-12.2-11.5-11.5-11.7(稍重) 46.1-46.9

2016年:ブレスジャーニー:1.34.5 12.3-10.9-11.8-12.7-12.4-11.7-11.1-11.6(稍重) 47.7-46.8

2015年:ブライブスマッシュ:1.34.2 12.2-10.8-11.7-12.3-12.3-11.4-11.4-12.1(良) 47.0-47.2

☆傾向

①残り600m地点から一気にペースが上がる加速力勝負。残り600m~400m、400m~200mのハロンタイムの平均は11秒前半で最高速が高い馬が有利。それを象徴するかのように重賞昇格後の6年で馬券圏内に入った18頭中最速上がりで勝利経験のある馬が15頭、上がり順位単独2位で勝利経験のある馬が2頭。速い上がりが使えない馬は厳しい。

②血統的にはサンデーサイレンス系キングマンボ系が優位で重賞昇格後の6年で馬券圏内に入った18頭の内サンデーサイレンス系が13頭、キングマンボ系が3頭と圧倒的。

U型ワンターンコースで既に実績がある馬が優勢。これも重賞昇格後の6年で馬券圏内に入った18頭中16頭が該当。残り2頭は札幌1500mのおにぎり型コースでの勝利実績がある馬でO型でコーナーを4回以上回るコースでしか勝利したことがなかった馬が馬券圏内に入ったことはなかった。

グラフを見やすくしてみました

あれ?今回からグラフに色がついていますね。

そうそう。今までのグラフだと緩急はわかりやすかったけど、どれくらいのスピードで走っているのかわかりにくかったから、ハロンタイムがそれぞれ11.4以下は黄色、11.5~11.9はオレンジ、12.0~12.4は白、12.5~12.9は水色、13.0以上は青で色分けしてみたよ。個人的には前よりスピードに寄ったレースなのかパワーに寄ったレースなのか一目見てわかりやすくなったんじゃないかと思う。

凄いですね。どうやったんですか?

実はメチャクチャパワープレイなんだけどね。一言で説明するのは面倒くさい難しいからもし気になる方がいらっしゃればコメントに質問頂ければ参考にしたサイトを紹介しますので是非ご連絡を。

良馬場は難しそうだけど……、過去の傾向からピックされるあの馬とは⁉

過去の傾向を洗い出すのは良いと思うんですが、東京競馬場付近の天気は週中からずっと雨で、かつ週末には台風も接近してきています。稍重が2回あるとはいえ過去の傾向は当てはまらないのでは?

そうなんだよ。かと言って難しいのは東京競馬場は水はけがいいから雨が降ってもそこまで極端に馬場が悪くならない可能性があるんだよね。さすがにここまで降れば時計はかかるだろうけど、その「度合い」は当日のレースを見て判断するしかなさそうだね。

と言う事は前日の段階で予想は難しいと言う事でしょうか。

いや、とりあえず「馬場がそこまで悪くないパターン」と「馬場がそれなりに悪くなったパターン」の2パターン予想を考えてみたよ。

その、馬場がそこまで悪くないパターン」と「馬場がそれなりに悪くなったパターン」の基準はどこですか?

このサウジアラビアロイヤルカップが行われるまでに芝1600m以上のレースが3レース行われるけど、そのレースの上がり3Fの中に「11秒台前半のハロンタイム」があるかないかで分けるべきだと俺っちは思う。あれば前者の予想、なければ後者の予想だね。

なるほど。その3レースには要注目ですね。では前者、つまり「上がり3Fの中に11秒台前半のハロンタイムが出てくるような馬場」での狙いからお伺いしてもよろしいでしょうか。

その場合は傾向①~③で挙げた基準をどれだけ満たすかで考えた方が良いと思う。それをまとめたのが下の表だよ。

これを見るとすべての条件を満たしたのはダディーズビビッドだけですね。

うん。と言う事で本命は

7ダディーズビビッド

去年のサリオス、一昨年のグランアレグリアと比べると大物感にはやや欠けるかなと思うけれど、デビューから2戦とも最速上がりを使っており、堅実な末脚はここでも引けを取らないと思う。

また、父キズナは不良・芝での勝率が10%を超えており決して荒れ馬場が苦手な血統ではなく、この馬も「切れ味特化型」ではなくパワーも秘めた馬だと思うし多少の重馬場は苦にしないと思う。その点も”推せる”ポイントだね。

印(良馬場バージョン)

◎7ダディーズビビッド

〇5インフィナイト

▲6セイウンダイモス

△2ジャンカズマ

△4スペシャルトーク

△8キングストンボーイ

重馬場なら猛プッシュしたい”巧者”とは⁉

では続いて「上がり3Fの中に11秒台前半のハロンタイムが出てこない馬場」の場合はどうなるでしょう?

うん。その場合は消耗戦を前提とした予想になってくるね。

2017年以降に行われた「東京芝1600m・不良」のレースは全部で16レースあるんだけど、その内12レースがラスト1F12.5以上かかっていて、その中にはラスト1F13秒以上かかっているレースが全体の半分である8レースもあった。

2017年以降に行われた東京芝1600m・不良のレースのハロンタイムをまとめた表。これを見るとラスト1Fで急激にハロンタイムが遅くなっている(ほとんどの馬の脚が上がっている)ことがわかる。

つまり、こういう馬場状態の下では「速く走れる切れ味」より「最後までバテないタフさ」が必要になってくる。

今回のメンバーでそのタフさを感じさせるのが

4スペシャルトーク

この馬は前走中山のマイル戦を勝っているんだけど、中山のマイル戦は京成杯AHの予想の時にも触れたように息が入りにくい日本有数のタフなコースだと思うんだ。

館山さんは「中山マイルはシャトルランみたいなもの」って仰ってましたね。

そうそう。この例えは自分でもよく出来てると思ったのに全然反響がなかったから悲しかったよ(笑)。

実際、この馬が勝った新馬戦のハロンタイムの推移を見ても12.5-11.4-11.7-11.8-11.8-11.7-12.4-12.5と道中淀みないペースで流れて後半ペースが落ちる典型的な消耗戦のラップ構成。この時は中山の馬場も相当荒れていたし、荒れ馬場に関する適性を既に示しているという点においても心強い。

また、この馬は血統的にも道悪への適性をうかがわせる馬で父のリーチザクラウンは勝ちタイムが2.33.7と言うとんでもない道悪で行われたダービーの2着馬だし、産駒には重馬場のシンザン記念を制したキョウヘイがいる。産駒全体の成績を見ても、芝の良馬場での勝率が5.6%、稍重での勝率が4.0%なのに対し、重馬場での勝率が11.1%と数値が跳ね上がっている。

このようにラップ的な視点からも血統的な視点からも重馬場への適性を強く感じさせる一頭で、荒れ馬場なら自信をもって推奨したい馬だよ。

最後に、もし当日の馬場状態が予想以上に悪く「芝レースの上がり3Fハロンタイムの中に12.5以上かかるラップが2F以上出てくる」ほどになれば、

10カガフラッシュ

も要注意だと思う。

印(重馬場バージョン)

◎4スペシャルトーク

〇2ジャンカズマ

▲7ダディーズビビッド

△5インフィナイト

△6セイウンダイモス

☆10カガフラッシュ