10/17,18気になった馬紹介

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。今日は久しぶりに先週土日の競馬で館山さんが注目した馬を紹介していただきます。

いやぁ~、最近おろそかになっていた振り返りだけど、これをしっかりやっておかないとオイシイ馬券を取り逃してしまうかもしれないからね。

では早速気になった馬を紹介していただきましょう!

土曜東京8R 古馬2勝クラス 6着リーヴル

狙いどころ良馬場の芝長距離戦

リーヴルはこのレースが新馬戦13着以来の芝戦。単騎で逃げていたけれど残り1200mあたりからエリスライトに絡まれ、いったん落ち着いてと思った4角手前のタイミングでブラックマジック、ヴァンクールシチーに外から被せられる競馬。早めにペースを上げざるを得ない厳しい展開ながら6着は着順の印象以上に頑張っていると言っていい。

実際、この馬に絡んできたエリスライトはシンガリ負け、ヴァンクールシチーはブービーに負けていますし、ラップを見てもスタートからのハロンタイムが13.3-11.6-12.5-13.1-12.7-12.7-11.9-12.4-12.6-11.8-12.0-12.4と残り1200m地点から一気にペースが上がる展開になっていることからもそれは推察できる。

それにこの日の東京競馬場は重馬場。芝のレースは良馬場の時よりは間違いなくスタミナを要する馬場だったし早めにペースが上がったことによる負荷は相当なもの。またノヴェリスト産駒は10月18日の開催終了時点での「芝・重、不良」の勝率が2%を切っていることからも重馬場は大の苦手と言える条件でこの馬にとってはディスアドバンテージが揃っていたレース。

もし、次走良馬場の長丁場で走れるようなら逃げ切れるだけのスタミナは持っている馬だと思うし狙ってみても面白い。

日曜東京3R 2歳未勝利 1着 フェイマスダンディ

狙いどころ時計の速いダート

フェイマスダンディが勝ったレースの上がり3Fは12.6-12.3-12.1とゴールに近づくにつれハロンタイムが速くなっていくダートとしては珍しいラップ構成。ゴールが近づくにつれてスピードがアップしていると言う事はそれだけ逃げ馬の脚が余っていると言える。そのレースを4角10番手の位置取りから完全に勝ちパターンに入ったエコロドラグーンを差し切ったのはこの馬のポテンシャルの高さを示すものと言えるだろう。

デビューから2戦は比較的脚抜きの良いダートを走っているのでパワー質のダートに不安は残すけれど、時計の出やすいダートであればオープン級のポテンシャルを持っているのではないだろうか。

日曜東京5R 2歳新馬 1着 ヴァイスメテオール

狙いどころパワー型の馬場、切れ味必要な馬場どちらでも。

4回東京開催が始まってから2週間、週末は雨に見舞われパンパンの良馬場で行われたレースは0。そのせいもあって上がりのかかるレースが多く「上がり3F内に11秒台前半のハロンタイムが2F以上ある」と言うレースはこのレース以外なかった(ちなみに2019年の同時期の東京開催開幕2週間を調べると23レース中12レースがこの条件に当てはまった)。いくらスローとはいえこの馬場状態で速い上がりを使えるのはポテンシャルの証。

ヴァイスメテオールの母シャトーブランシュは重馬場のローズSで2着の経験がありパワー型馬場への適性は遺伝かも?

いずれにしても重馬場でもしっかり走れるパワーと速い上がりで結果が残せる切れ味の両方を見せた新馬戦と言え、今後が非常に楽しみになるレースだと思う。

新潟12R 妙高特別 6着 イッシン

新潟12R 妙高特別 9着 サザンレインボー

新潟12R 妙高特別 11着 グランマリアージュ

新潟12R 妙高特別 12着 プリモダルク

狙いどころ単騎逃げが見込める1200mのレース

この4頭は2勝クラスでもすんなり先手がとれるスピードを持った馬。今回のレースではそれゆえにハナ争いが熾烈になり過ぎた。ペース自体は11.9-10.7-11.3-12.4-11.9-12.3とこのクラスにしてはそこまで極端に速くないけどここまで競り合ってしまうとさすがにそこでの消耗は激しく、直線で脚が残ってなかった。実際上位2頭はこの逃げ馬の直後につけた馬、3着~5着は後方で脚を溜めていた馬と明らかに先行馬には厳しい流れだった。

4頭とも下のクラスで強い勝ち方をしてきたり、既にこのクラスで馬券圏内に入ったりしたことがある馬で間違いなくこのクラスでも通用する馬達なので単騎逃げが見込める状況ならいつでも巻き返しが可能。この4頭に関して言うならば、このクラスでも行く気になればそうそうついてこれる馬もいないと思うのでこのメンバーでかち合う事がなければ単騎逃げの状況を作ることはそれほど難しいことではないと思う。

特にこの中で最も着順が良いイッシンと向こう正面でグランマリアージュとぶつかってひるんだことで位置取りを悪くしてしまったサザンレインボーは特に注意が必要だと思う。

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