3連戦の初戦は取りたい~11/21おすすめ馬紹介~
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。土曜日は3日間開催の初日ですね。資金管理が難しいのではないでしょうか?
いや俺っちはその感覚薄いんだよねぇ~。と言うのも毎週1開催12レースでいくら使うか決めてこれに「開催している場数」をかけた数をその日の予算にしてるんだよね。だからトータルでは「3場の2日間開催」と「2場の(もしくは3場でも各競馬場1日休みがある)3日間開催」も資金は変わらないんだよ。だから俺っちはそれほど影響はないかな(;^_^A。
とは言え、プロ野球の3連戦でも「初戦が大事」と言われてるから、3日間開催の初日はしっかりと当てていきたいね(`・ω・´)b。
それでは早速予想に入っていきましょうか!
おすすめ馬紹介
自信度 ☆☆☆
東京1R 2歳未勝利 8サトノムスタング
☚この馬のここがスゴイ…新馬戦の走破時計は本来なら楽に新馬勝ちできるレベル。未勝利なら確勝級と言っていい。
この馬は以前の「気になる馬紹介」でも取り上げられた馬ですね。
そう。この馬の新馬戦の勝ちタイム1.18.2は過去10年の東京ダート1300mの2歳新馬では過去10年で2位の好タイム。サトノムスタングの走破時計1.18.7でも3位タイの好タイムで良馬場限定だと4位に0.9秒の大差をつけての単独3位。普通の新馬戦なら楽勝できるレベル。
このタイムで走れる馬ならばさすがに未勝利戦なら確勝級だと思う。
東京2R 2歳未勝利 13スズノナデシコ
☚この馬のここがスゴイ…前走の走破時計1.25.4は良馬場としてはかなり優秀。引き続き同条件であれば高確率で勝利をつかむ!
この馬も1Rのサトノムスタングと同様タイムが非常に優秀で前走未勝利戦の勝ちタイム(勝ち馬:プロバーティオ)1.24.7は過去10年の東京ダート1400mの未勝利戦(良馬場限定)で最速。2着のこの馬の走破時計1.25.4も同じく良馬場限定ならプロバーティオを除けばトップに立てる数字で本来なら楽勝していてもおかしくないレベルの時計。
レースぶりもテンのスピードを生かして先手を奪うと、直線では勝ち馬にこそ水を開けられたが3着以下は寄せ付けないレースぶり。
中山のようにパワーを要求されるダートなら不安も出てくるが、同じ東京ダート1400mなら高い確率で勝つことが出来ると思う。
自信度 ☆☆
阪神1R 2歳未勝利 2ヤマニンビオローネ
☚この馬のここがスゴイ…☆☆☆で紹介したサトノムスタングと同じレースでタイム差なしの3着。阪神のダートをこなせれば勝機は大きい。
ヤマニンビオローネの新馬戦は先ほど紹介したサトノムスタングと同じレースでタイム差なしの3着。それを考えると☆☆☆でも良さそうなんですが、どうして☆☆なんでしょう?
東京競馬場のダートは上がりが速くてスピードが要求されるレースが多いからね。実際この馬の新馬戦もそういう「スピード比べ」のレースだった。ただ、舞台が阪神競馬場となればある程度「パワー」も要求される。競馬場が変わるのであればサトノムスタングほど「盤石」とまでは言えないと思う。
ただ、持っているポテンシャルは未勝利だと圧倒的だと思うし、普通に走ってくれれば多少パワー馬場を苦にしたとしても勝ち切れるだけの馬だと思う。
阪神7R 古馬1勝クラス 9ストリクトコード
☚この馬のここがスゴイ…前走は荒れた京都の芝ながら優秀な持続力ラップ。高速馬場になる今回はメイショウサンガを逆転可能。
ストリクトコードの走った前走古馬1勝クラスの条件戦はレベルの高いレースだと思ってるんだ。
その根拠は?
4回京都開催は芝が基本的に荒れていて時計のかかるレースが多かった。それを象徴するのが芝2000m以上を超える中・長距離戦で「12.5を切るハロンタイムが6F以上続くレース」が15戦中2戦しかなかった。
そのうちの1戦がこの馬が走ったレースだったと言う事ですね。
そういう事。実はこの「12.5を切るハロンタイムが6F以上続くレース」と言うのは俺っちが長距離適性を見極めるための一つの指標にしているから、2400mのこのレースでこれを満たすレースで好走しているのも個人的には好感が持てる。
ですが、今回は前走で同じレースを走ってこの馬に先着している2メイショウサンガも出走しますが……。
今の阪神は極端な高速馬場でそれに対応できる力は好走するうえで必須条件。それを考えると父ワークフォースで未勝利勝ちの時稍重馬場だったメイショウサンガよりディープインパクト産駒で未勝利勝ちの時ラスト3Fに11秒台前半があるレースで勝っているストリクトコードの方が今の阪神の馬場には合っていると思った。切れ味勝負での逆転を狙ってみた形だよ。
阪神12R 古馬1勝クラス 16シンシティ
☚この馬のここがスゴイ…前走未勝利勝ちの時計は古馬3勝クラスと比べても見劣らない。今回は休み明けが不安だが、将来的にはオープンまで出世できる器。
この馬は未勝利勝ちの内容がとにかく優秀。
勝ちタイムの1.11.9は同日の3歳1勝クラスのレース(この時の勝ち馬は後の昇竜S2着馬アウトウッズ)よりも速いタイムだったし、古馬3勝クラスの橿原Sでも5着に相当する時計。これを3歳春の時点で出せているのだからポテンシャルの高さがうかがえる。
レースぶりを見てもスタートからスピードの違いでスムーズに先手を取る競馬が出来ていた(ちなみに3歳未勝利戦で2番手追走した馬は2勝クラスでもハナを切ることが出来るほどテンのスピードに長けたアサカディオネ)し、直線では余裕をもって抜け出しており勝ちっぷりも良かった。
ただ、引っかかるのは今回9か月ぶりと言う休み明けのわりに結構人気してしまっているところ。単勝10倍つくなら小躍りして買っていたけれど、2倍前後の1番人気ならやや不安は出てくる。
おや、自信ないんですか?
今回のレースに関してはね。それでも最低☆☆はあげたくなるほどレベルの高い馬だし、将来的にはオープンで走っている馬だと思う。
自信度 ☆
阪神10R 瀬戸内海特別 6アンジュミニョン
☚この馬のここがスゴイ…ここ2走「高速馬場の芝1400m」で安定して好走。今回のメンバーであれば時計の速い馬場への適性は群を抜いている。
本当は自信度☆は出来るだけ穴っぽい馬を紹介したいなと思ったんだけど、土曜日には該当馬がいなかったから今回はこのアンジュミニョンにする。
その理由は?
まずこの馬自身の高速馬場への適性が高いと言う事。阪神芝1400mのレースは基本的にゴール勝ち近づくにつれてハロンタイムが遅くなっていく耐久力勝負になりやすいコースで、今の高速馬場も合わせて考えると想定されるハロンタイムの推移は
12.5-11.0-11.3-11.3-11.5-11.8-12.0
のような前傾ラップの時計決着と言うイメージ。
アンジュミニョンはここ2走比較的時計の出やすかった中京の芝1400mで
2着 ラップタイム:12.4-11.3-11.1-11.3-11.4-11.3-12.0
3着 ラップタイム:12.3-10.4-10.7-11.5-12.0-11.7-11.9
と今回のイメージに近いラップタイムで好走している。
また、相対的に見てもアンジュミニョン以外に人気が予想されるカワキタアジン、トウケイミラはいずれも未勝利、1勝クラスを稍重で勝ってきた馬で時計勝負にはやや不安を残すタイプ。時計決着ならこのメンバーでは適性面で群を抜いていると思う。