後光差す明日へ~11/28おすすめ馬紹介~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。土曜競馬のおすすめ馬紹介のコーナーです。

本編とは全く関係ないんだけど明日は阪神6Rの新馬戦に出てくる

4クチバシニチェリー

って馬名が気になるんだよね。

由来には「曲名」とありますが……。

晴香ちゃん「EGO-WRAPPIN’」知らないの⁉俺っちの世代のイケてる人たちとそれに感化されてイキってる俺っちみたいなやつがよく聴いてた。

なんやろ。「これがわかったらセンスある」って思われる曲ってあるやん。それがこの「EGO-WRAPPIN’」ってイメージ。この「くちばしにチェリー」が発売された当時は俺っちまだ学生で、この曲がオープニングとして使われていた「私立探偵 濱マイク」とともに「大人のカッコよさってこんなんなんやろなぁ~」ってよくわかりもしないのに思っていた記憶がある。

この「くちばしにチェリー」って曲は今聞いても新しい感じがしてやっぱりカッコいいなと思う。だからその曲を馬名につけた馬主さんにはなんだか親近感が湧くんだよね。ちょっと応援したい一頭。

まぁ、この馬に関しては「個人の思い入れ」が強いから、馬券的に人にはお勧めできないけどね。馬名と馬の能力なんてそんなに関係ないだろうし。

では、当てになるかどうかはわかりませんが館山さんの客観的な推薦馬をご紹介していきましょう。

おすすめ馬紹介

自信度…☆☆☆

東京9R カトレア賞 9フェイマスダンディ

☚この馬のここがスゴイ…前走は12.6-12.3-12.1の加速ラップを差し切る圧巻のレース。スピードを生かせる東京ダートなら昇級戦でも上位争い必至。

東京9R カトレア賞 1レモンポップ

☚この馬のここがスゴイ…前走の勝ちタイム1.18.2は東京ダート1300mの新馬戦歴代2位のタイム。メンバーレベルも高くダート短距離なら更なる飛躍を目指せる器。

東京9Rは推奨馬が2頭いるんですね。

そう。2頭とも初勝利時に「気になる馬紹介」のブログで触れた馬。

フェイマスダンディは前走今回のレースと同じ東京マイル戦で12.6-12.3-12.1の加速ラップを差し切り。完全に勝ちパターンに入ったエコロドラグーンを力でねじ伏せる末脚の力強さは圧巻だった。

上がり3F36.3も上がり2位と比較しても0.9秒上回っており、末脚のスピードはこのクラスに入っても確かなもの。引き続きそのスピードを生かせる東京が舞台であれば、存分にその能力を発揮できる。

一方のレモンポップは前走ダート1300mのレースを1.18.2のタイムで勝利。このタイムはダート1300mの2歳新馬戦で歴代2位の好記録。また、このレース2着だったサトノムスタングは2戦目先週の未勝利戦を圧勝。メンバーレベルも高かったと言える。

問題は300mの距離延長だが、前走のラスト3Fのラップ12.1-11.6-12.0を見ると直線でしっかり加速するレースが出来ており、一本調子の短距離馬と言うイメージではない。距離が延びてもこの馬の持てるポテンシャルを存分に発揮できるだろう。

阪神9R 江坂特別 1ビーマイオーシャン

☚この馬のここがスゴイ…長距離で成績が良いエピファネイア産駒らしい持続力の持ち主。ここはしっかり勝って来年の長距離重賞戦線に殴り込みだ!

ビーマイオーシャンは館山さんが「菊花賞の秘密兵器」とずっと推し続けていた馬ですね。

うん。残念ながら菊花賞への出走は叶わなかったけどそれでもこの馬への高い評価は変わらない。とにかく函館の未勝利戦、この距離で歴代2位となる好タイムを自分から動いてねじ伏せる競馬で勝ち切ったレースは「本物」にしかできないものだった。

正直開催前半のような高速馬場だったらキレ負けする恐れもあったけど、先週あたりから徐々に馬場が悪くなってきており「やや速い時計が出る」くらいの状態で抑えられそう。それならばこの馬の持続力で他馬を抑え込むことは可能だと思う。ここを勝って来年の天皇賞春路線に乗ってほしい期待の3歳馬だよ。

東京11R キャピタルS 5ピースワンパラディ

☚この馬のここがスゴイ…末脚の破壊力は現役でも屈指。未完の大器の逆襲は府中から始まる!

ピースワンパラディも館山さんがずっと追いかけている馬の1頭ですよね。

この馬との付き合いは古いよ。フローラルウォーク賞依頼ずっと本命にしているから。

そこまで館山さんを引き付けるこの馬の魅力を改めて教えてください。

どんなペースでもしっかりと末脚を使ってくれるところかな。フローラルウォーク賞は上がり4F45秒台で、これは瞬間最大風速的な一瞬の脚だけでななく、ある程度持続性能もなければ出ない数字。だからペースの遅い条件戦だけでなく上のクラスでもやれると思ったんだけど、オープンに入ってからはどうにも煮え切らない競馬が続いている。

潜在能力はG1でも好勝負出来るだけのものを持っていると思うから、オープン特別のここをしっかりと勝って勝ち癖をつけてほしいね。

自信度…☆☆

阪神8R 古馬2勝クラス 13オースミムテキ

☚この馬のここがスゴイ…1勝クラスではあまたの快速馬に混じってコンスタントに先行して好走。ダッシュ力はこのメンバーに入っても間違いなく上位。

この馬は2走前の1勝クラス2着の時のテンの2Fが22.5、前走1勝クラス1着の時のテンの2Fが22.9。どちらも芝スタートの阪神1200mとしては速いラップ。この2走をどちらも2番手からしっかりと馬券圏内に入っているスピードはこのクラスに入っても引けを取るものではない。

前走負かした相手にはコパノマーキュリー、オヌシナニモノと既に2勝クラスを勝ち上がった馬も2頭おり、このレースで前目につけていたサイクロトロン、レディオマジックも1勝クラスを勝ち上がっている。メンバーレバルの高さは折り紙付きのレースと言えるだろう。

このレースは他にも11タガノハイライト15ダノンボヌールなど快速馬が揃っているが、前半2F22秒台後半までのペースなら1勝クラスのレースぶりから粘りこめる公算が高い。ここは昇級戦でも十分狙える馬だと思う。

自信度…☆

阪神1R 2歳未勝利 10フランスゴデイナ

☚この馬のここがスゴイ…前走は時計・メンバーともにハイレベル。ただし、阪神ダート1800mと言う条件は不安。

フランスゴデイナは前走時「気になる馬紹介」でも紹介されていた馬ですよね。

この馬の前走は勝ちタイム1.18.2が好タイムだったし、この馬の走破タイム1.19.4も本来なら新馬戦で十分勝てるレベルの時計。時計的には未勝利クラスでは上位と言える。

メンバーも2着のサトノムスタングは次走7馬身差の圧勝。この馬を含む上位3頭に水を開けられたとはいえ、フランスゴデイナ自身も5着以下を7馬身ちぎっており下位の馬とは差があるイメージ。

気になるのは阪神ダート1800mと言う条件。前走を見る限りスピードを生かす馬のように見えるし、持続力勝負になりやすいこの条件が合うかは微妙の印象。ただ、このクラスなら能力で馬券圏内の3着は確保してくれると思うが、どうか。