今週はロングスパート型の2歳馬に注目~12/5,6振り返り~
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。今日は12/5,6の競馬を振り返って気になる馬を探していきます。
前振り考えるの面倒くさいから早速本題行くよ。
馬場状態
中京…芝は比較的時計が出やすい馬場で好タイムでもそれを額面通りに受け取るのは危険かも。
気になる馬紹介
土曜中山4R 2歳未勝利 1着 ピースマッチング
勝ちタイムの1.54.1は2歳戦の中山ダート1800mとしてはかなり優秀で、稍重と良の差はあれど、翌日に行われた2勝クラスの特別競走より速いタイム。
内容も残り200mで後続を9馬身突き放す強いもので、パワー型で直線に坂のある中山コースで最後加速ラップを刻んでいるのも好印象。
東京ダートのようなスピードが問われる舞台だと不安の方が大きいが、中山のダート1800mなら昇級でも即勝ち負けのレベルだろう。
土曜中山9R 葉牡丹賞 1着 ノースブリッジ
スローの逃げ切りだがペースを上げるタイミングは残り1000mと早く持続力に優れていそうな馬。
父がマイル王モーリス、母がローレルゲレイロの妹と言う血統構成だが、イメージとしては同牝系のディープボンドに近く長距離適性が高そうで、青葉賞やセントライト記念に向く第二のジェネラーレウーノ。
土曜中山12R 古馬2勝クラス 1着 カラテ
レースの時計やラップ自体は平凡。ただこれまでこの馬は極端に上がりのかかる荒れ馬場でしか結果を残せていなかったのに、ここにきて稍重とはいえ11.8-11.4-11.9とそれなりに速い上がりのレースで勝ち切ったのは良い意味での変化の兆しを感じ取れる。
元々大型の馬とは言え中2週で16キロの馬体重増で出走してきたこと、牝系がステイゴールドやショウナンパンドラなど成長力のある名馬を送り出しているロイヤルサッシュ系統と言うことを考えるとここにきてグンと馬が良くなっているのかもしれない。桃鉄で言えばサイコロが何個も振れてカード駅に止まると良いカードしか当たらない状態。
今の力なら上のクラスでも極端な高速馬場にならない限り通用すると思う。
土曜阪神1R 2歳未勝利 5着 マイネルグスタフ
2歳のダート1400m戦で前半3F34.5はハイペース。そのペースを3角先頭から残り200mまで先頭で粘ったレースぶりは価値が高い内容。
中山と新潟以外の1200mなら1400mと前半のペースはさほど変わらないし、次走1200mに出走してきたら積極的に買いたい。
土曜中京8R 古馬1勝クラス 3着 イプシランテ
このレースも理屈としては土曜阪神1Rと同じ。この馬もテンの3F34.2のハイペースで残り200mまで先頭。こちらの場合テンの4F目も12.0と速い。
1400mでもペースが緩めば有力だが、こちらもより買いたいのは1200m戦。「買いたい度合い」ではこちらの方が大きく、1200mに出てくれば自信度☆☆☆の本命にしたいレベル。
土曜中京8R 古馬1勝クラス 10着 ルクスムンディー
この馬もイプシランテと同じくハイペースで先行しラスト200mまで2番手と踏ん張っていた。
こちらも1200mに距離短縮で狙いたい馬だが、「買いたい度合い」としてはそれほど大きくなく複系馬券の軸か押さえまでと言う印象。
日曜中山9R 舞浜特別 5着 アルークフライ
ゴール前200mで差し馬がドッと押し寄せるような差し馬有利な展開。この馬は4角まくりで早め先頭からしぶとい競馬を見せ内容的には濃いレースをしている。
展開で負けたイメージで力量的にはこのクラス上位のものを持っている。得意の中山ダート1800mならじきに出番が回ってくる可能性が高い。
日曜阪神7R 2歳未勝利 1着 レヴェッツァ
向こう正面からスーゼル(6着)が仕掛けてことによって早めからペースが上がるロングスパート戦に。それに動じることなくラスト1Fまでしっかり脚を使えたこの馬の持続力は見るべきものがあった。
時計の2.01.1も優秀で、来年の京都新聞杯あたりで楽しみな存在。
日曜中京1R 2歳未勝利 1着 レンツシュピッツェ
勝ちタイムの1.54.9はこの時期の2歳未勝利戦としては優秀な部類。それをラスト2F加速ラップで差し切った点は評価できる。
追手の反応が鋭いと言うタイプではなさそうでこの距離が合っているイメージ。
オープンでバリバリやると言うよりは、1勝クラスなら昇級でも買えるかなくらいのイメージ。
日曜中京6R 古馬1勝クラス 1着 ルモンド
勝ちタイムの1.52.5は前日の2勝クラスのレースより1秒以上速い優秀なもの(とは言え、その2勝クラスのタイムが同時期の2勝クラスの中ではかなり遅い部類に入ると言うのもあるが)。
このタイムだけ走れば上のクラスでも勝ち負けするのは十分可能なレベル。