遅いぞ!速人!!~12/19,20競馬振り返り~
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。
今日は12/19,20の競馬を振り返って気になった馬を紹介していくよ。
ずいぶん遅いですね。
まぁ、年末で忙しかったからね。
嘘つけ!不精しただけでしょう( `ー´)ノ。
まぁまぁ、ここで走った馬は連闘しない限り年明けしか走らないからいいんでねぇかい。
まぁそうかもしれないですけど……。
で、この週は全体的に見てどういう週だったんですか?
中山の芝が異様に時計がかかるようになっていたね。それこそ前の週とは雲泥の差。
だから時計や適性を見る際は十分にこの点を考慮すべきだと思うよ。
気になる馬紹介
土曜中山9R ひいらぎ賞 1着 シュネルマイスター
勝ち時計の1.35.8は縦の比較(例年のひいらぎ賞との比較)をすると相当遅い時計だが、横の比較(その開催中の同距離レースとの比較)だと翌日の古馬2勝クラスより速い時計なので馬場の影響が大きいのだろう。
残り1Fでの末脚は後続馬と次元が違うと言った感じで持っているポテンシャルは高そう。
ただし、2連勝は夏の北海道と時計のかかるようになった中山芝なので後半に加速するスピード重視のレースになった時は未知数な部分も残す。そういった意味では過信禁物な面も。
土曜阪神5R 2歳新馬 1着 エリザベスタワー
持論ではあるが豪快な差しきりには2パターンあると思っていて、ひとつは能力が抜けているパターン、もうひとつは展開に恵まれたパターン。今回のこの馬の差しきりは上がり2Fが11.2-11.4と速く、前の馬が止まっていたわけではないので前者のパターンのように見えた。
舌を出して遊びながら走ってこの内容なのだから、精神面が成長すればさらに楽しみは増える。あとは、前半のペースが上がった時に対応できるかどうか。
土曜阪神12R 古馬1勝クラス 1着 ポンペイワーム
この馬が勝ったレースのラップは12.1-10.9-11.8-12.0-12.2-12.3-13.0。前半2Fが23.0と1400m戦としては速く、その後もラスト1Fまで12秒後半が出ない淀みのない厳しいラップ。
それを4角楽な手ごたえから余裕をもって抜け出した勝ちっぷりは今後の視界を大きく開く内容と言える。
勝ちタイムの1.24.3は11月~12月に行われた阪神ダート1400m古馬2勝クラス4レースのうち3レースに勝っており、時計的にも昇級で十分通用すると感じさせる。
土曜阪神12R 古馬1勝クラス 11着 エヴァキュアン
ポンペイワームが勝ったレースでハナを切った馬。この馬としては終始強い馬に2番手からつつかれる競馬になったのが厳しかった。
ラスト1Fで大きく失速したが、残り200mまでは勝ったポンペイワームと3馬身程度の差の3番手。この時点の先頭の通過タイムが1.11.3なので大雑把に見積もるとこの馬の1200mの通過タイムは1.11.8くらい。このタイムは最後の坂を走らなくて済むとは言え、阪神ダート1200mの2勝クラスで十分勝ち負けできる時計。
逃げの手に出ると1400mでも長い印象だが、テンの2F23.0で逃げられる馬なら1200mでもそれほど変わらないペースで逃げることが出来る。距離短縮で狙いたい馬。
日曜阪神6R 2歳新馬 1着 エルカスティージョ
この馬の勝ったレースのラップは12.8-11.2-11.3-11.7-11.9-11.5-11.8と11秒台が6F続くラップ。勝ち時計はそこまで目を見張るものではないが、スピードの耐久力は優秀。1400m~前傾ラップの1600mで活躍を期待したい馬。