【競馬予想】別路線組を軸にする【オークス】
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。
今日も今日とて競馬予想。
今回のブログはオークスの予想です。
それにしても館山さん。
今週ブログの執筆ペース遅くないですか?
仕方ないでしょ!疲れてるんだから!!
週に2回も帰りの電車止まるなんてあり得るかね(# ゚Д゚)。
それは災難でしたね。
水曜日なんて、
帰りの電車止まる
→復旧のめどが立たない
→代替の手段で帰ろうとする
→その代替の電車も止まる
って言う最悪のパターンだったからね(# ゚Д゚)。
普段の行いが悪いんじゃないですかね。
やかましわ( `ー´)ノ。
ともかく、俺っちから言いたいのは
「逝くときはくれぐれも安らかに逝こう」
って言う事。
自ら死を選ぶなんてあってはならないことだけど、
その中でも「電車にダイブ」だけはくれぐれも止めとけよ!
マジで!!
遺族の賠償金が半端ないって聞きますしね。
遺体の損傷も激しいらしいし、決して楽な死に方ではないと思うよ……。
てか、この雰囲気から予想はじめるんですか?
たまには俺っちの愚痴&心の声も聞いておくれよ。
過去5年時計&ラップタイム
2020年:デアリングタクト:2.24.4 12.3-11.1-12.0-12.3-12.1-12.7-13.0-12.6-12.1-11.2–11.2-11.8(良) 72.5-71.9(47.7-50.4-46.3)
2019年:ラヴズオンリーユー:2.22.8 12.5-10.9-11.7-11.9-12.1-12.2-12.3-12.2-11.7-11.4-11.6-12.3(良) 71.3-71.5(47.0-48.8-47.0)
2018年:アーモンドアイ:2.23.8 12.6-11.1-12.0-11.9-12.0-12.2-12.4-12.3-12.4-12.2-11.1-11.6(良) 71.8-72.0(47.6-48.9-47.3)
2017年:ソウルスターリング:2.24.1 12.7-11.6-12.8-12.6-12.0-12.3-12.3-12.1-11.6-11.3–11.2-11.6 74-69.9(49.7-48.7-45.7)
2016年:シンハライト:2.25.0 12.3-10.7-12.1-12.3-12.4-12.5-12.9-12.6-12.7-11.4-11.5-11.6(良) 72.3-72.7(47.4-50.4-47.2)
ソダシはあの桜花賞馬に似ている⁉
ではオークスの過去の傾向はどんな感じでしょうか?
うーん。去年は「近年ペースが緩まなくなっている」って話をしたんだけど、そうしたら中盤12.5を上回るラップが3F続く思いっきり緩んだレースになっちゃったからね(;´・ω・)。
傾向としては年によって変化が大きいと言えるのかもしれない。
ただ、そんなペースだった去年でもデゼルのような「スローの上がり勝負」でしか勝ったことの内容な馬は馬群に沈んだし、どちらにしても「12秒台後半が連続しないレース」もしくは「早め(大体残り1000m地点くらい)にペースが上がるレース」のどちらかで好走歴のある馬じゃないと厳しいと思う。
では、桜花賞を
12.1-10.8-11.2-11.1-11.6-11.2-11.2-11.9
と言う淀みないペースで押し切った11ソダシに死角はありませんね。
うーん。どうだろう。
この馬からは2001年の桜花賞馬テイエムオーシャンと同じ匂いがするんだよねぇ~。
テイエムオーシャンですか?
うん。豊かなスピードで好位から押し切る王道競馬が出来るところがそっくり。このスピードとレースセンスがあれば間違いなく2000mまでは対応できるんだけど……。
2400mになれば何かに差される可能性も十分にあると思うよ。単勝1.8倍の圧倒的人気ながら3着に敗れたテイエムオーシャンのように。
俺っちの考えだと一流の馬であれば2000mまでは「スピード」だけで押し切れるんだけど、それ以上の距離であればどこかで極端に脚を溜めるか、2400mでも耐えうる「スタミナ」がなければならないと思う。
ソダシに関しては、前者はそういうレースをした経験がないし、後者は血統的に疑問符がつく。今の競馬界でああいう「ハイペースで好位追走、早め先頭からの抜け出し」をして2400m勝てそうなのはトニービンかステイゴールドの血が入っている馬くらいだと思う。
じゃあ桜花賞組の中からの逆転があると?
個人的にはそれもちょっと可能性は低いかなと思ってる。
よく競馬で見る光景として「桜花賞or皐月賞で差し届かなかった馬が距離と直線が伸びてオークスorダービーで人気する」って言うのがあるんだけど、そんなことはほとんど行らいしね。
理屈は簡単で桜花賞・皐月賞の方がペースが速いから。そこで差し届かなかった馬が、距離と直線が伸びてペースが緩みやすいオークス・ダービーで勝てる確率は決して高くない。人気とのバランスはすこぶる悪いと思う。
桜花賞組で狙うなら桜花賞の敗戦で人気を落としている馬。
これは絶対の理(ことわり)。
ぶっちゃけ、13ファインルージュとか7アカイトリノムスメを本命にするくらいならソダシ本命で良いと思う。
と言う事は別路線組から本命を選ぶ方向ですか?
そうだね。
テイエムオーシャンが3着に敗れた2001年のオークスも
1着レディパステル(前走:フローラS2着)
2着ローズバド(前走:フローラS3着)
と別路線組で決まっているし、そういう狙いも悪くないと思う。
と言う事でここからは別路線組のレースを検証していきます。
前哨戦チェック~フローラS~
フローラS組は
オークスの出走馬が
3パープルレディー
5クールキャット
6ウインアグライア
9ユーバーレーベン
17スライリー
の5頭。
勝ちタイムが1.59.4
ラップが12.5-11.4-11.3-12.1-12.9-12.8-12.6-11.3-11.0-11.5
です。
このレース単体で見ると、さっき述べた条件の「12秒台後半が連続しない」にも「早めにペースが上がるレース」にも該当しない。前哨戦と言う意味ではこのレースに繋がる可能性は低いかな。
勝ちタイムの1.59.4も同日未勝利戦の1.59.5と大差なくそれほど速くない。
ここから強いてあげるとすれば3着のユーバーレーベン。
スローペースを後ろから鋭く追い込んでるし、札幌2歳Sは緩みないペースで2着だからこの中では評価したい馬ではある。
あと、全く予想関係ないけど2着のスライリーはカープファンの俺っちとしては単勝を買っておきたい馬だね。
(なお、広島東洋カープのマスコットは「スライリー」ではなく「スラィリー」です。「ィ」が小さいのです。覚えておきましょう。)
前哨戦チェック~スイートピーS~
スイートピーS組は
オークスの出走馬が
4タガノパッション
ただ1頭。
勝ちタイムは1.46.2。
ラップタイムは12.6-10.9-11.2-11.8-11.8-12.0-11.9-12.2-11.8
です。
勝ちタイムの1.46.2は過去のスイートピーSで最速。
淀みない流れで好走している点も評価したい。
大逃げした馬がいたにもかかわらずラスト3F11.9-12.2-11.8とそれほどラップが落ちていないのも好印象。
ただ、この馬で気になるのは2勝とも上がり3Fに11秒台前半が出ていなくて最高スピードが未知数と言う点。
父キングカメハメハだしパワー型の可能性は十分あってスピード勝負に最後の直線で伸びあぐねる可能性も十分ある。
血統を見ると祖母のキャッチザゴールドはステイゴールドの全妹。コンスタントに活躍馬を送り続けている日本有数の名牝系ロイヤルサッシュの出身。この牝系は個人的に凄く好きな牝系でPOGで指名馬を選ぶ際も加点要素にするくらい。
ステイゴールドの他にもショウナンパンドラやバランスオブゲームなど多くの活躍馬を送り出しているし、G1でも通用する底力は秘めていると思うよ。
前哨戦チェック~忘れな草賞~
忘れな草賞は
オークスの出走馬が
18ステラリア
ただ1頭。
勝ちタイムが1.58.0
ラップタイムが12.4-10.9-12.0-11.9-12.1-12.0-11.8-11.3-11.5-12.1
です。
忘れな草賞の勝ちタイムが2分を切ったのは歴史上はじめて。と言うか多分3歳春時点での2000m勝ちタイム1.58.0は阪神競馬場では史上最速のはず。
ただ、今年の春の阪神開催に関しては時計の速さ=能力の高さと直結しないくらいには馬場が良かった。毎日杯なんて日本レコードタイのタイムが出たからね。
実際、勝ち馬がそれくらいのタイムで走ったなら後続はもっと差がついても良さそうなものなのに、7着馬までが0.5差、みなクロフネの毎日杯の勝ちタイムを上回る好タイム。
時計的な価値は一旦ないものと考えても良いと思う。
ただし、ペース的な話をすると前半から11秒台後半~12秒台前半が続く淀みのない流れで好走できている点は、オークスの2400m追いう距離を乗り切るスタミナを感じさせるし、十分評価して良いと思う。
初勝利から4戦連続で上がり最速を使っているのも好印象。
断っておくと俺っちは上がり最速=切れがあると言う事にならないと思っている。それはシヴァージを見ていれば明らか。それでも「何かしらに秀でた能力がある」と言う証左にはなるとは思う。
まとめると「十分チャンスがある馬」と言えると思う。
ついに誕生⁉○○の血を持つG1馬
では、3つの前哨戦をチェックしてもらったところで館山さんの本命を教えてください。
18ステラリア
にするよ。
根拠は前哨戦チェックのところでも述べた点なんだけど、
もう1点血統についても補足しておきたい。
実はオークスの勝ち馬は2013年から8年連続で
「キングマンボを経由しないSpecialの血を持っている馬」が勝っている。
Specialと言えばヨーロッパで数々の名種牡馬を送り出した名繁殖牝馬ですね。
そう。具体的にはヌレイエフの母で、サドラーズウェルズ、フェアリーキング、ジェイドロバリーの祖母に当たる。
大体このあたりの血統を持つ馬がオークスでは大活躍している。
「キングマンボを経由しない」と言う条件を付けたのはなぜですか?
それだと単純に分母が急激に増えちゃうから。絞りやすくするためって言う運用上の理由。
キングカメハメハのおかげでキングマンボ系は日本で隆盛を誇る血統のひとつだからね。
逆に言えばそんな流行の最先端の血を経由して以内にも8年連続で勝ち馬を出しているのがこの血の凄いところだと思う。
具体的には
2013年メイショウマンボ(母母父がジェイドロバリー)
2014年ヌーヴォレコルト(母父父がヌレイエフ)
2015年ミッキークイーン(母父父父がヌレイエフ)
2016年シンハライト(母父父父がサドラーズウェルズ)
2017年ソウルスターリング(父父父がサドラーズウェルズ)
2018年アーモンドアイ(母母父がヌレイエフ)
2019年ラヴズオンリーユー(母母母父がヌレイエフ)
2020年デアリングタクト(父母母父がサドラーズウェルズ)
ステラリアは母父父父がサドラーズウェルズだからこの条件を満たす。
ステラリアの母父は……Motivatorですか。
そう。それも俺っちの心をくすぐるところ。
と言うのもMotivatorの父はあのモンジュー。
1999年の凱旋門賞でエルコンドルパサーを破りジャパンカップに来日したあのモンジューだよ!
「ウマ娘 プリティーダービー」の第1期に登場した「ブロワイエ」のモデルと言われる馬ですね。
戦績的にはまず間違いなくそうだろうね。
そのジャパンカップでモンジューは4着に敗れている。
その後モンジューはヨーロッパで種牡馬入り。
凱旋門賞馬のハリケーンランや、Motivator、オーソライズド、キャメロットとエプソムダービー馬を3頭も送り出す名種牡馬となった。
でも、日本では日本特有の軽い芝に合わないのか、はたまたモンジューの血を持つ馬が高すぎて日本人には買えないのか、理由はともかく日本で「モンジューの血を引く強い馬」はお目にかかれないでいた。
そこに出てきたステラリア。
「モンジューの子孫が20年以上の時を経て東京芝2400mでジャパンカップのリベンジを果たす」と言うストーリーはちょっと見てみたい気がするな。
印
◎18ステラリア
〇4タガノパッション
▲11ソダシ
△1ククナ
△9ユーバーレーベン
☆17スライリー
推奨買い目
単勝 18(400円) 4(200円) 17(100円)
ワイド 18,4,11BOX(各200円)
3連複フォーメーション 18,4,11-18,4,11-18,4,11,1,9(各100円)