【競馬予想】上がり4Fの速さは名馬の証明【札幌2歳S】
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。
今日も今日とて競馬予想。
このブログでは札幌2歳Sの予想をしていきます。
個人的には2戦目を待ちに待った馬が出走するので、ここはドカンと大勝負をかけたいところだね。
過去5年勝ち時計&ラップタイム
札幌2歳Sの傾向はまず緩急の少ないレースと言う事。よって、最高速や加速力はあまり問われない。
過去5年全体を見るとやや後傾の傾向が見られるものの、過去3年に絞るとゴールが近づくにつれてラップがかかる前がかりの消耗戦の様相を呈している。
ただ、競馬を覚えさせるために折り合いを覚えさせたい、あるいは競馬が辛いものではないと教えたい新馬戦で「消耗戦」はかなりレアケースな上、仮に後半が遅いラップのレースでも、適性じゃなく「単純にレベルが低かっただけ」と言う可能性も考慮しないといけないので実績で判断するのは難しい。
血統面はゴールドシップ産駒がデビューしてから2年で3頭の連対馬を出しており、相性の良さが目立つ。
ただ、その陰に隠れてこの2年「母父キングカメハメハ」の馬が連覇していることも見逃してはいけない要素。
ただ、今年に関してはそういった「適性」とか「傾向」を超越した能力を感じさせる馬がいるからその馬を狙いたい。
その馬と言うのはTwitterでも仰っていた……
そう
9ジオグリフ
の頭は鉄板だと思う。
この馬を推す理由はずばり上がり4Fの数字。
東京の芝1800m戦で上がり4F45.3。これは今年のクラシックでエフフォーリアを推す時に散々言ったことだけど、東京芝(1600m以上)の2歳戦で上がり4F45秒台で勝った馬は出世する確率がえげつなく高い。
過去10年でこの条件に該当する馬は今回出走するジオグリフを除いて8頭いるんだけどそのうち7頭が重賞勝ち馬、5頭がG1勝ち馬でそのうち3頭はG1を3勝以上している名馬。後の活躍度と相関関係が強いデータと言えると思うよ。
そこまで相関関係が強いのには何か理由があるんでしょうか?
まず単純に4Fで良い時計を出そうと思ったら末脚を維持できる持続力が必要になるし、ラスト600mが直線の東京コースでこの数字を出そうと思ったら高い最高速も必要になる。直線には一説には高低差200mと言われる坂もあるからパワーも必要、となると総合力が高い次元にないと出ない数字と言えるんじゃないかなと思う。
ジオグリフは過去の名馬たちと比べてもダントツに速い45.3の上がりで勝利。いくらスローとはいえ並のポテンシャルで出せる数字ではない。将来名馬になることは約束されたようなものだと思う。
さらに言えば、ジオグリフの母父はこのレース2連覇中のキングカメハメハ。血統的な裏付けもバッチリだね。
そういえば速人さん。
某大手競馬サイトに「函館の芝1800m戦で上がり4F47秒台で勝った馬は買い」みたいな書き込みがありましたが、あれはどうなんですか?
今回は1リューベックが該当しますが……。
それに関してはあまりアテにならないデータだと思う。
過去10年函館芝1800mの新馬戦で上がり4F48秒を切って勝った馬は11頭。そのうち後に重賞を勝ったのは、ウィクトーリア、ダーリントンホール、ソダシ、ゴールドシップ、トリオンフの5頭。悪くない成績だけど、先ほどの東京芝のデータに比べると見劣りする。
中には2017年のクリノクーニング(札幌2歳Sは2番人気6着)や2018年のアフランシール(札幌2歳Sは3番人気5着)とこのレースで人気を裏切っている馬もいる。
別にマイナスにとる必要はないけど、そこまでプラスに考える必要はにないんじゃないかな。
印
◎9ジオグリフ
△1リューベック
△2トップキャスト
△3ダークエクリプス
△7アスクワイルドモア
推奨買い目
単勝:9 1万円
3連単(1着固定): 9→1,2,3,7 各100円
単勝1万円とは思い切りましたね。
それくらい今回は自信がある。
不安があるとしたら「父 ドレフォン」くらいだね。