【競馬予想】セリフォスって馬名が覚えられず、いっつも伝説のソルジャー1stさんが頭をよぎるんだが【朝日杯FS】

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。
今日も今日とて競馬予想。
今回のブログでは朝日杯フューチュリティステークスの予想をしていきます。
今年の朝日杯のメンバーを見ていかがでしょうか?

なかなかレベルが高いんじゃないかなぁと思う。
12月28日のホープフルSが(キラーアビリティを除いて)小粒なメンバー構成になったと感じてるから、来年のクラシックはイクイノックスとこの朝日杯の上位馬が主役になっていくんじゃないかなぁと思う。

なかなか高い評価ですね。
では早速傾向分析に入っていきましょう。

過去5年勝ち時計&ラップタイム

傾向①阪神JFに似た上がり重視の傾向。近2年は少し変化も⁉

先週行われた阪神ジュベナイルフィリーズと同じ条件。やはりと言うべきか、阪神ジュベナイルフィリーズと似た”ペースの緩まない”加速力型のレース。
ただし、近2年は前傾ラップの耐久力型レースになっており今後傾向が代わっていく可能性も考慮しなくてはいけない。

傾向②阪神ジュベナイルフィリーズと比較するとやや短距離志向⁉

阪神ジュベナイルフィリーズと違うのはやや短距離志向の強い馬でも来ると言う点。
2016年~2020年の両レースの馬券圏内に入った馬を見ると、阪神ジュベナイルフィリーズが15頭中13頭にマイルでの勝利経験があった(例外は2頭ともダイワメジャー産駒)のに対し、朝日杯フューチュリティステークスは15頭中9頭まで少なくなる。
短距離組が多く馬券に絡むと言う事はハイペース耐性のある馬が強いと考えられるので、加速力も重要だが、牝馬に比べるとやや耐久力に重きを置いた方が良いのかもしれない。

傾向③ロードカナロア産駒に馬券的妙味

ここ5年(2016年1月以降)の阪神芝1600mの種牡馬成績を見ると、勝利数トップは61勝でディープインパクト。2位のロードカナロアに40勝差をつける圧倒的な数字で、勝率も12.4%と悪くないが単勝回収率は53%と決して高くない。
率で言うとロードカナロアの単勝回収率が190%と馬券的妙味はどちらかと言えばこちら。(ここまで先週のコピペ)
今年の該当馬は5ヴィアドロローサ7ダノンスコーピオンの2頭。

今年はハイレベルの3強ムード

先ほど「今年の朝日杯はレベルが高い」と仰いましたが具体的にどの馬が強そうとかありますか?

まぁぶっちゃけレベルが高いと言ったけど、「全体のレベルが高い」と言うより「上位3頭のレベルが高い」と言う方が正しいかな。今年はその3強で決まりだと思う。

では、1頭ずつ紹介をお願いします。

まずは13ジオグリフ
この馬は俺っちが口酸っぱく言ってる「東京芝1600m以上の2歳戦で上がり4F45秒台で勝った馬は出世する」と言う条件に該当する馬。

この表も幾度となく見ましたね。

今年はこれに該当する馬が4頭出ていて、そのうち1頭が13ジオグリフ。それぞれの勝ち馬の前半800mと後半800mのラップを見てみるとこんな感じ。

  • ジオグリフ 2歳新馬 50.9-45.3
  • モカフラワー 2歳新馬 49.9-45.8
  • イクイノックス 東スポ杯2歳S 48.6-45.9
  • サリエラ 2歳新馬 49.6-45.5

こう見ると、ジオグリフの記録した上がり4F45.3と言う記録は過去の名馬と比べても抜きんでた数字と言うことが分かると思う。
前走で力のいる馬場、淀みのない流れにも対応しているし、間違いなく来年のクラシックで主役をはれるレベルの1頭だよ。

続いて4セリフォス
3連勝でこの大舞台に挑むダイワメジャー産駒。
前々走新潟2歳Sは上がり3F32.8、前走は上がり3F33.4と言う、パワーで勝負するタイプが多いダイワメジャー産駒らしからぬ切れ味を見せている。

”切れ味”だけだと耐久力が不安になるけど、この馬の場合は過去3戦全て前半800m通過タイムは48秒台で、2歳戦にありがちな”極端なスローペースからの3F上がり勝負”と言うわけではないし、ダイワメジャー産駒だから血統的には耐久力やパワーの裏付けはある。

13ジオグリフが喉に不安があると言う噂があることを考えると「連軸」としての信頼性はこちらの方が高いかもしれない。

最後に7ダノンスコーピオン。この馬は前走おぎ………、萩ステークスの勝ち方が圧巻だった。
前半はスローだったけど、外からキラーアビリティが行く気を見せたことで残り800mからペースが速くなる上がり4Fの持続力・加速力両方を問われるレースになった。
そんな中7ダノンスコーピオンとキラーアビリティの2頭は残り200mから後続を一気に5馬身突き放す競馬で一騎打ちを演じた。俺っちの経験上阪神芝のレースで残り200mから後続を突き放すことができる馬は相当強いと思ってる。アグネスタキオンの新馬戦やディープインパクトの新馬戦が良い例だね。
ラップタイムを見てもラスト4Fが45.5。単に加速力に持続力もないと出ないレベルの時計だからこの2頭は相当レベルが高いと思っている。

なるほど。先ほどホープフルステークスの話が出た時もキラーアビリティの話出てましたもんね。

そうそう。ぶっちゃけスタート800m通過タイムが49秒以上かかる極端なスローペースしか経験したことがないから、3頭の中では信頼性と言う面ではやや落ちると思うけど、この2頭をあっさり負かしてもおかしくないほどの素質は秘めていると思うよ。

この3頭には2000年のラジオたんぱ杯3歳ステークスでアグネスタキオン、ジャングルポケット、クロフネが激突した時みたいに、後に「伝説のレース」と呼ばれるような闘いを期待したいね。ハードルは高いけどそれだけの素質を3頭ともが持っていると思う。

◎13ジオグリフ

〇4セリフォス

▲7ダノンスコーピオン

推奨買い目

単勝:13 3000円

馬連:4-13 2500円

ワイド:7-13 1900円

3連複:4-7-13 1200円