【競馬予想】11連休を勝ち取った勝者が送る有馬記念予想【有馬記念】
こんちわ~す、館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。
今日も今日とて競馬予想。
今回は1年の集大成とも言えるレース、有馬記念を予想していきます。
どうですか速人さん?自信はありますか?
俺っちは土曜日から年末年始11連休を勝ち取った人生の勝者だからね。ウマ娘でタマモクロスも引けたし、有馬記念も当然当たるだろうね😉。
ただ単に休み取れて、レアガチャ当てたくらいで調子乗り過ぎでしょ( `ー´)ノ。
まぁ、それくらいの意気込みで言ってくれるのは有難いですが……。では、早速過去の傾向を確認していきましょう。
過去5年勝ち時計&ラップタイム
傾向①残り5Fで一気にペースが上がる耐久力比べ。
過去5年のラップを見ると、スタート~残り1600m地点まではそれなりに流れて、残り1600m~1000mは緩んで、残り1000mから再び流れ出すと言うイメージ。残り1000mからのペースアップは「ジワジワ」じゃなくて一気に速くなってそこからペースは上がらない感じだから、持続力と言うより耐久力が問われるんじゃないかなぁと言う気がしているよ。
傾向②暮れの中山らしい時計のかかるパワー勝負
過去5年のラスト5Fの各ハロンタイムそれぞれの平均をとると、11.82-12.04-12.22-11.84-12.38。大レースにしては、11秒台が2Fしかなくそれほど速くない。間違いなくスピードよりパワーが優先されるレース。アーモンドアイが大敗した2019年のレースはそれを象徴しているように思えるよ。
傾向③種牡馬→相性の悪いミスタープロスペクター系
キングカメハメハ、エルコンドルパサーなど数多くの名馬を輩出しているミスタープロスペクター系。しかし、こと有馬記念に関しては決して相性が良いとは言い難い。
過去65回行われた有馬記念でミスタープロスペクター系の勝利は0。近年台頭してきた血統とは言え、数を考えれば勝ち馬を出してもおかしくないくらいの出走馬はいる。これで勝ち馬がいないのは明確に「苦手」と捉えていいと思う。
過去10年を見ても【0/4/2/28】と2着は4回あるものの複勝回収率は66%と高いとは言えない。「消し」とは言わないまでも、軸で迷ったとき、切るかどうか迷ったときは消極的な判断をすべきかなとは思う。
今年の該当馬は2パンサラッサ、8ユーキャンスマイル、15ルーラーシップ、16タイトルホルダーの4頭。
スピード、持続力、耐久力、パワーすべてに秀でた2強の対決に期待!
では早速速人さんの本命を伺いましょう。
今年は
7クロノジェネシス
10エフフォーリア
固めだけれど、この2頭を軸にしたい。
この2頭はいずれも傾向①、②で述べた耐久力とパワーをいずれも満たしていると思う。
7クロノジェネシスは言わずと知れたグランプリ3連覇ホース。全部でG1を4勝しているけどそのうち3勝はラスト5Fが
秋華賞:12.7-12.5-12.0-12.3-12.1
’20宝塚記念:12.4-12.4-11.9-12.1-12.3
有馬記念:11.8-12.3-12.1-11.9-12.6
といずれも耐久力・パワー勝負を制している。
中山芝2500mならここ数年でもトップレベルの馬。
10エフフォーリアはナリタブライアン、マヤノトップガン、グラスワンダー、シンボリクリスエス、ゴールドアクターと多くの有馬記念勝ち馬を輩出しているロベルトの後継馬。有馬記念と好相性の血統で初の2500mでも心配はない。
10エフフォーリア自身も皐月賞でラスト5F、11.4-11.9-12.1-12.3-12.6、と言う耐久力・パワー勝負で3馬身差の快勝をおさめているしこの条件は苦にしないと思う。
何より2頭とも個人的にも思い入れの強い馬。
7クロノジェネシスは去年の宝塚記念、有馬記念、今年の宝塚記念と全て◎を打った馬だし、10エフフォーリアは百日草特別を勝った時から「クラシックを狙う大物候補」として高く評価していた馬。思い入れも強い2頭。個人的にはこの2頭で決まってくれたら何よりだね。
菊花賞の勝ち方が鮮やか”過ぎる”タイトルホルダーは買わない
菊花賞を5馬身差で快勝した16タイトルホルダーはいかがでしょうか?
今回の16タイトルホルダーに関しては、明確な意思をもって買わないと言える馬。
理由は前走の菊花賞にある。
菊花賞は、タイトルホルダーはもちろん、鞍上の横山武史騎手の騎乗も絶賛されましたね。
そうそう。その絶賛された理由は、絶妙なペースコントロールによって、タイトルホルダーの能力を最大限に生かすだけでなく、他の馬の能力を最小限に押さえ込む競馬が出来たからなんじゃないかと思う。
要するに5馬身差と言う着差はタイトルホルダーの実力と他の馬の実力差ではなく、タイトルホルダーが最大限に実力を発揮し、かつ、他の馬の実力を最小限に押さえ込んだ時の実力差と見るのが妥当。
今回のレースは、前回のレースもあるから16タイトルホルダーに対する他馬の警戒も高まるし、この馬が最大限の力を発揮するレースをすること、他の馬の力を最小限に押さえ込むことはかなり難しくなる。騎手も替わるしね。
もっと言えば、「押さえ込むべき他馬の実力」も菊花賞のメンバーより格段に上がっているという問題もある。
メンバーを見ても、今回は福島記念で「令和のツインターボ」とも称される逃げ切りを決めた2パンサラッサと言う遮二無二行く可能性がある逃げ馬もいる。少なくとも前走のような「単騎逃げ」の展開になることは望み薄。
イメージとしては1998年の有馬記念で1番人気に支持されながら4着に敗れたセイウンスカイのイメージ。あの馬も菊花賞は5馬身差の逃げ切りだったけど、だからと言って「2着スペシャルウィークとの実力差が5馬身ある」とは今になっては誰も思わないよね。
その状況で「5馬身差勝ち」を評価されて人気するであろう今回は人気とのバランスが悪すぎると判断する。
それにデータ上も、過去に1頭の勝ち馬もいないミスタープロスペクター系、過去10年1頭の連対馬もいない8枠とマイナス要素が多すぎる。
「パワー型ならG1級」と言い続けてきた馬と1998年の有馬記念をイメージして浮上してきた馬を穴馬に指名
では、7クロノジェネシスと10エフフォーリアの他に気になる馬はいますか?
3モズベッロと14アサマノイタズラの2頭が気になる。
3モズベッロはもうずーーーーーーっと言ってるけど「パワー型馬場ならG1級」の馬。実際に重馬場で行われた今年の大阪杯はコントレイル、グランアレグリアに先着して2着に入っている。
それ以降に走った4戦は全て「ラスト5Fに11秒台が4F以上出てくるレース」言わば「スピード重視」のレースで適性外のレースだっただけに度外視は可能。
鞍上は過去10年で有馬記念を3勝している「お祭り男」池添謙一騎手と言うのも頼もしいね。
14アサマノイタズラは過去4回馬券になっているコースは全て中山芝と言うコース巧者。また、スプリングS2着時、及びセントライト記念勝利時のラスト5Fのハロンタイムは
スプリングS:12.3-12.5-12.4-12.1-12.5
セントライト記念:12.2-12.0-11.5-11.7-12.2
とどちらも有馬記念で求められる耐久力とパワーを満たすようなラップ構成。耐久力とパワーならこの有馬記念でも十分馬券圏内に来るだけのものはあると思う。
それに、今年の有馬記念は14アサマノイタズラに展開的に向きそうな面もある。
16タイトルホルダーを切る時の例えに出した1998年有馬記念はセイウンスカイを早めに捕らえに行ったことで2着に後方で脚を溜めていた追い込みのメジロブライトが入っている。
今回も有力馬がタイトルホルダーを早めに捕まえに行く展開だと最後まで脚を溜めるであろう追い込みの14アサマノイタズラ有利な展開になる可能性は高い。
一発穴をあける可能性は十分にあると思うよ。
印
◎7クロノジェネシス
◎10エフフォーリア
☆3モズベッロ
☆14アサマノイタズラ
△4メロディーレーン
(△1ペルシアンナイト)
推奨買い目
単勝:3,14
馬連:7-10
ワイド(フォーメーション):3,14-3,7,10
3連複(フォーメーション):7,10-3,7,10,14-1,3,4,7,10,14
1ペルシアンナイトのところについては、レース直前まで悩みたいと思っているよ。