菊花賞の秘密兵器~8/22おすすめ馬紹介~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。今日は久しぶりのおすすめ馬紹介ブログです。今日は何頭紹介していただけるのでしょうか?

今日は「自信の◎」が3頭、「おすすめ穴馬」が1頭だよ。

自信の◎

新潟8R 古馬1勝クラス 5ワールドイズマイン

自信度…☆☆

メンバー屈指のダッシュ力で先手を取れれば馬券圏内は確実!

今週は久しぶりに競馬のことを改めて勉強しようと思って田端到さんが書いた「だから血統はやめられん!」と言う本を買って読んでみたんだ。

その中に「新潟ダート1200mの特徴」について書かれた箇所があるんだけど、逃げ馬の勝率が25.3%、複勝率が51.9%と圧倒的に逃げ馬が有利と言う事なんだ。つまり「買うなら基本的には逃げ馬」ということ。まぁ、これはダート競馬の鉄則でもあるんだけど。

そうなると「じゃあどの馬が逃げるんだ」って話になりますね。

そこで注目したいのが「新潟ダート1200mは芝スタート」と言う点。芝スタートの結果何が起こるかと言うと「テンの1F目から速くなる」と言う事(下記図参照)。他のコースならテンの1Fって12.3とか12.4くらいになるんだけど、このコースは12.0、12.1とか速い時は12秒を切ってくることもある。つまり、このコースで逃げるためには「テンの1Fから11秒台が出せる」くらいのダッシュ力がないと行けない。

過去5年夏に行われた1勝クラスダート1200m戦のラップデータ。これを見て見るとテンの1Fから12秒を切るくらいの脚力が必要と分かる。

土曜新潟8Rのメンバーの中で「1勝クラスのテンの1Fが11秒台になったレース」で先行した実績がある馬はヒロノトウリョウとワールドイズマインの2頭のみ。先行した上で馬券圏内に入ったのはワールドイズマインのみ。この馬は新潟ダートで【1/2/1/0】と安定した成績を保っている。適性と言う意味ではこのメンバーで群を抜いており、馬券圏内は外さないと思っているよ。

札幌11R 札幌日刊スポーツ杯 8ビーマイオーシャン

自信度…☆☆☆

超絶ロングスパートが可能な持続力で長距離界に殴り込みをかける超新星

ビーマイオーシャンは前走でも「菊花賞の超新星」として紹介されていましたね。

そうだね。前走は俺っちが思ったより着差がつかなかったから「こんなものなのかな」と思ったけど、ラップを見て驚愕した。

前走のラップが13.8-12.3-12.2-12.2-12.1-12.0-12.4-12.3-12.1-11.9-12.0-12.0-12.4と最初の1F以外ずっと11.9~12.4のラップを一度も落とさずに続けるラップだった。これは相当なタフさがなければできない芸当。ステイヤーとしての資質は相当なもの。

そんな淀みないラップだからタイムも当然良くて過去10年1勝クラスの芝2600m最速タイ。2勝クラスでも4位に入る好時計だしクラスの壁なんてあってないようなもの。ここはあっさり通過して、菊花賞に駒を進めてほしい1頭だよ。

小倉11R 佐世保S 5ジュランビル

自信度…☆☆

先週のレース回顧でも触れたけど、今の小倉の芝はかなりの高速馬場。先週行われた芝1200m戦8レースのうち「残り1000m地点から残り200m地点までの4F間のハロン毎ラップ」が全て11.5を切る高速ラップで構成された4レースあった(下記図参照)。2歳戦を除くとすべてのレースがこの条件を満たしており、高速馬場での実績は今の小倉の芝を勝ち切るのに必須な条件と言える。

先週行われた小倉芝1200m戦のラップタイム表。黄色で塗られた部分がハロンラップ11.5を切る部分なのだが、黄色の多さが際立っている。

もう一つ、小倉の芝1200m戦には特徴があってそれはスタート直後がやや下り坂になっているせいか「テンの1Fから11秒台が出てくる」と言う事。これが高速化している一因でもあるだろうし、逆を言えばこのテンの1Fから11秒台が出るような競馬に対応できるダッシュ力がないと小倉1200mを乗り切るのは難しいと言う事になる。

「中の4F全て11.5を切るラップ」「テンの1F11秒台のラップ」この両方を満たすレースで好走経験があるのがジュランビル。

この馬は去年の由布院特別で11.9-10.8-11.1-11.3-11.3-11.6のラップを先行して勝利しているし、その2走後には高速馬場になった秋の阪神開催で3勝クラス2着がある典型的な高速馬場巧者。

その後は5連敗しているが、去年の秋から冬にかけての京都は馬場が良くなかったし、福島の最終週となれば馬場は当然荒れている。京都開催で3着と馬券に絡んだ後はダートでの敗戦。全て馬場を理由に出来る負け方。今回得意の高速馬場になれば巻き返す確率はかなり高い。個人的にはカレンモエとの2強かなと思っているよ。

おすすめ穴馬

小倉12R 古馬2勝クラス 14ファビュラスギフト

自信度…☆☆

小倉ダート1000mはスタート地点こそダートなんだけど新潟ダート1200mと同じで「テンの1F目からしっかりとした脚を使う必要があるコース」で過去10年で4レース行われた2勝クラス小倉ダート1000mのレースは全てのレースで最初の1Fが12.1、2F目は11秒を切っており、このスタートダッシュに対応できるかがこのコースをこなす上で重要になってくる。

そこ行くとこのファビュラスギフトは「ダッシュ力」に関しては疑いようがない。

1勝クラスを勝った時のテンの2Fが12.0-10.5を逃げ切り。2勝クラスに上がってからダートを走った2戦も掲示板にすら載れなかったとはいえテンの2Fがそれぞれ12.1-10.4、12.1-10.7を2番手から競馬できているし、今回は大外枠を引いて包まれず先手を取るのは可能だろう。減量騎手による斤量の恩恵も生かしやすく、一発あっても不思議ではない。イッシンとの1点買いで攻めるのもありか。

と言う事で今日はここまで。最後になかなかアフィリエイト収入が増えないので宣伝をば。

競馬雑誌サラブレに連載している「金満血統王国」の王様としてもおなじみ田端到氏の新刊「だから血統はやめられん!」を読んだんですが、さすが王様!わかりやすくて面白いです!

各コースごとにコースの特徴と狙うべき種牡馬が具体的に挙げられているので初心者の方でもとっつきやすいと思いますし、中級者の方で改めて勉強しなおすのにもちょうどよい教材だと思います(`・ω・´)b。

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