荒れ馬場ならアーモンドアイを上回る逸材~有馬記念予想~
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。さて、いよいよ今年も有馬記念がやってきましたね。
有馬記念は競馬の中でも「国民的行事」と言えるレース。普段馬券を買わない人でもこのレースは買うと言う人も多いくらいだから、このブログも自ずと気合が入るよね。
そういう人のためにもここは「館山速人の予想は当たる」と言う間違った印象をつけるべく頑張ってください。
間違ったとはどういう意味じゃ( `ー´)ノ!
まぁ、俺っちの予想を信頼するかどうかは置いておいて、このレース、このブログを通じで少しでも競馬に興味を持ってくれたら幸いかな。
では、早速予想の方に入っていきましょう。
過去5年時計&ラップタイム
2019年:リスグラシュー:2.30.5 6.9-11.1-11.4–11.4-11.5-12.2-12.3-12.1-11.7-12.3-13.4–12.2-12.0(良) 6.9-69.9-73.7
2018年:ブラストワンピース:2.32.2 6.8-11.6-11.8-11.9-12.2-12.8-12.6-12.2-11.6-11.8-11.8-12.2-12.9(稍重) 6.8-72.9-73.5
2017年:キタサンブラック:2.33.6 6.8-11.6-11.9-12.2-12.3-13.3-13.2-12.8-12.2-12.1-11.7-11.2-12.3(良) 6.8-74.5-72.3
2016年:サトノダイヤモンド:2.32.6 6.8-11.3-12.0-11.9-12.1-13.4-12.8-12.9-11.8–11.7-12.1-11.7-12.1(良) 6.8-73.5-72.3
2015年:ゴールドアクター:2.33.0 7.0-11.7-12.2-12.5-12.7-12.8-12.6-12.6-12.0-11.9-11.5-11.3-12.2(良) 7.0-74.5-71.5
☆傾向
①長距離戦らしく早めにペースが上がるロングスパート戦
過去5年中4年でペースの上がり幅が一番大きいのが残り1000m地点。長距離戦らしいロングスパートのレースが多く、問われるのは瞬間的に速く走れるか測量ではなく長く良い脚を使える持続力。
②芝が荒れていることが多くスピード寄りもパワー優先
芝の状態が荒れやすい冬の中山と言う事もあってラスト3Fに11秒台前半が出てくるような速い上がりの決着になることはまずない。ここ5年勝ち馬の上がり3Fが34秒台前半になったことはなく切れ味よりもパワー優先のレース。
パワー型馬場ならジャパンカップ勢も凌駕するポテンシャル!
さて、暮れの大一番、有馬記念の館山さんの本命はどの馬でしょう。
もうこれは宝塚記念の時に宣言した通り、
9クロノジェネシス
以外あり得ない。
この馬が秋華賞、京都記念、宝塚記念と力のいる馬場で見せたパフォーマンスはどれも圧倒的で、上がり3F全てが12秒台になるようなペースか馬場なら「世紀の対決」と謳われたジャパンカップ上位3頭の3冠馬を凌駕する力を持っていると思う。そういう意味ではアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトの3頭が出てこなかったのは口惜しいと言える。
開幕週、開幕2週目の馬場なら他の馬につけ入る隙もあっただろうが、開幕3週目にして目に見えて時計がかかるようになった今の中山の馬場状態ならまず負けないと思う。はっきり言って単勝1倍台前半でもいいレベルの馬だと思うんだけど、前日の単勝オッズでは3倍以上ついている。リッチな年末年始を過ごしたい人は絶対に勝っておいた方が良いと思う。
穴馬はパワーが売りのあの2頭
相手はどのあたりになってくるでしょう。
固くいくなら
13フィエールマン
が妥当かな。去年のこのレースも4着だし、その内容も上がりのかかる前がかりの展開でアーモンドアイを負かしに行く積極的な競馬をしてのもの。直線勝負に賭けて着を拾う競馬をしたワールドプレミア(3着)に着順こそ劣るけど内容的には何倍も濃いレース。
本当は上がりの速い競馬の方が向いているのかもしれないけど、そのレースを見る限りパワー型の馬場でも決して見劣りはしない印象。
個人的にはコントレイルを除けば歴代ディープインパクト産駒の牡馬の中で最強だと思ってるからクロノジェネシスとの2頭軸でもいいくらい。ただ、この馬のベストはあくまでキレイな馬場。クロノジェネシスより信頼度は落ちるだろうし、特にパワーに特化した馬にとってつけ入る隙は十二分にあると思う。
では、そのパワーに特化した穴馬を教えてください。
気になる馬は2頭いて1頭は
11モズベッロ
だね。
今年一年館山さんがずっとプッシュされてきた馬ですね。
だからこそ宝塚記念は取りたかったけどね。ワイドにしておけば良かったのに……。
閑話休題。話を戻そう。この馬の売りは何と言ってもパワー。切れ味では一級戦にはかなり見劣るけど、馬場が荒れたりペースが速くなって上がりのかかる競馬になるとその真価を発揮する。宝塚記念3着が好例だね。
本来ならクロノジェネシスとの2頭軸にしてもいいくらい能力を勝ってるんだけど………、今回は大怪我からの休み明け。脚の故障ではないとはいえ、一時は年内の出走を絶望視されるほどの容態だったから急仕上げ感は否めない。
要するに、能力的には今の馬場なら一級戦の馬相手でも遜色なく戦えるけど、状態面に不安が残るので押さえまでと言う事ですね。
そういう事。でもう1頭の穴馬は
3クレッシェンドラヴ
この馬も切れ味勝負では分が悪いけどパワー勝負の乱戦になれば面白い。
クレッシェンドラヴは過去7勝をあげているけどその際の自身の上がり3Fは最速で34.3。7戦平均だと35.4と比較的上がりのかかるレースを得意としている。
過去5年の有馬記念の勝ち馬の上がり3Fを見ると、34秒台後半が2頭、35秒台前半が1頭、35秒台後半が2頭とこの馬の末脚でも十分に対応できる範囲。
「福島限定の馬」と思っていると痛い目に合うかもしれないよ。
印
◎9クロノジェネシス
△111モズベッロ
△23クレッシェンドラヴ
△313フィエールマン
△42ブラストワンピース