競馬初心者のためのウマ娘講座~第3話「出会い」~

こんちわ~す。館山速人で~す。

今回はアニメ「ウマ娘 プリティーダービーSeason2」に含まれた競馬ファンが「萌える」ポイントを紹介していく「競馬初心者のためのウマ娘講座」の第3回。

第3話「出会い」について紹介していきます。

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第3回「出会い」より

マチカネタンホイザ

第3話よりカノープスに入ったウマ娘。

モデルとなった馬はトウカイテイオーやナイスネイチャ、ツインターボの1歳年下でミホノブルボン、ライスシャワーと同期。

神社のガラガラ(←もっと言い方あるやろ)が落ちてきて鼻血が出ると言う描写がありますが、史実でも1994年のジャパンカップで鼻出血により競走除外になっているのでそこが元ネタでしょうか。

また、その無念を晴らすべく挑んだ次走の有馬記念では蕁麻疹により出走取消。「枠順確定後にアクシデントによって出走できない」と言う事例は非常に珍しく、もしかしたらこれからこの馬には「不運属性」がつくかもしれません。

余談ですが、1996年に発売されたプレイステーションソフト「ギャロップレーサー」では、扱いやすい気性で初心者でも比較的レースがしやすい追い込み脚質に設定されていたことで実馬の能力以上に活躍してくれます。俺っちはこの馬で世界最高峰のレースのひとつ(かつ、確かこのゲームのエンディングの条件でもあった気がする)凱旋門賞を制覇しました(`・ω・´)b。

さらに余談ですが、マチカネタンホイザの厩舎でのあだ名は「ハナモゲラ」だったそうです(;^ω^)。

URA賞

元ネタはJRA(日本中央競馬会)が前年度活躍した馬を表彰するために設けられたJRA賞。

1991年のJRA賞は年度代表馬・最優秀4歳牡馬(当時)をトウカイテイオーが、最優秀5歳以上牡馬(当時)をメジロマックイーンがそれぞれ受賞しています。

1992年のローテーション

実際の競馬でも1992年はメジロマックイーンが阪神大賞典をトウカイテイオーは大阪杯をステップに天皇賞春に挑んでいます。

現在大阪杯は最も格の高いG1と呼ばれるレースに昇格しましたが、当時はG2で同じG2の阪神大賞典、日経賞とともに天皇賞春に向けての最重要ステップレースでした。

あと大逃げする~🎵

はい、出ました。ツインターボの代名詞ともいえる言葉「大逃げ」。ツインターボの大逃げは今後のストーリーのスパイスとなってくると思うので、よく覚えておいてください。

また、遅くとも来週中にはツインターボに焦点を絞った紹介ブログも書いてみたいと思います。個人的にはこのツインターボは競馬にはまるきっかけになった馬とも言えるのでそちらもよろしくお願いします<(_ _)>。

1991年の有馬記念

「なんとびっくり!マックイーンはまさかまさかの2着」と言う実況がありますが、史実の有馬記念でメジロマックイーンは単勝14番人気、オッズにして137.9倍の超穴馬ダイユウサクに敗れており、その時の実況が「なんとびっくり!ダイユウサク」でした。

ちなみに他のウマ娘の成績は、ナイスネイチャは3着(←ここ重要)、ダイタクヘリオスが5着、メジロライアンが12着で、ツインターボが前半は懸命に逃げるも最後はバテて(←ここも重要)14着でした。

大事なことなのでもう1度言います。

ナイスネイチャは3着!

ツインターボは前半は懸命に逃げるも最後はバテて14着でした!

去年の秋の天皇賞も雨

史実における秋の天皇賞も実際雨が降っており、レースはメジロマックイーンが圧勝……したのですが、第1コーナーで他の馬の進路を妨害したと判定され、18着に降着(進路妨害により被害馬の後ろの着順まで下がること)になっています。

補足すると秋の天皇賞が開催される東京芝2000mはスタート直後にコーナーがあったため、外枠から良いポジションを取ろうとするとどうしてもスタート直後から勢いをつけて内に切れ込む必要があり、そこで発生した進路妨害でした。

スペシャルウィークの頭の上に乗ったケーキ

この年の阪神大賞典が行われた3月15日はスペシャルウィークとメジロマックイーンの主戦騎手である武豊騎手の誕生日。それを意識した演出と思われます。

ちなみに俺っちはTwitterでこれに対するつぶやきを見るまでケーキが乗っていたことさえ気づきませんでした。みなさんよく見てますね(;´∀`)。

ゴールドシップの隣のおじさん

Twitterではこの人物のモデルがゴールドシップを現役時代に担当していた今浪厩務員なのではという説が上がっています。

ちなみに俺っちはTwitterでこれに対するつぶやきを見るまでおじさんが立っていることさえ(以下略)。

大阪杯に向けてコースの下見

阪神大賞典と大阪杯はともに兵庫県宝塚市にある阪神競馬場で行われます。

阪神競馬場は阪急ホテル(だったかな( ̄▽ ̄;))のカレーが出店を出していたりグルメが豊富。コロナ禍がおさまったら是非一度足を運んでみてください(`・ω・´)b。

1992年の阪神大賞典

ウマ娘ではメジロマックイーンの圧勝で幕を閉じますが、実際のレースも2着馬に5馬身、そこから3着馬まではさらに9馬身と圧倒的な差をつけてメジロマックイーンが勝利をおさめています。

ちなみに2着のカニアクラシオンのモデルはこのレース2着のカミノクレッセと言う馬。こちらも史実馬の実績的に今後のストーリー展開に絡んでくる(Season1で言えばキンイロリョテイ的なポジション)可能性もあるので是非覚えてあげてください。

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