先週の競馬振り返り~マーメイドS~

競馬を愛する皆様。お元気ですか。館山速人です。

さて、昨日に引き続き、本日はマーメイドSの振り返りをやっていきたいと思います。

時計&ラップ

時計 2.00.3

LAP 12.2-10.9-12.2-12.2-12.3-12.4-12.1-11.8-11.4-12.8

エプソムCとは真反対の性質をもつ、息の入らない流れ。後方からレースを進めた馬が上位を独占するという結果となりました。

イメージとしてはブゼンキャンドルが勝った秋華賞のようなレースでしたね。

ある程度ラップの予想が当たっていたので、何とかサラスの単勝だけは的中することが出来ました。(^_^)v

それを踏まえて結果を見ますと、上位の馬は「淀みない流れで脚が使える持続型」の差し馬が台頭したと考えられます。イメージとしてはブゼンキャンドルが勝った秋華賞のようなレースでしたね。

これらの馬は切れ味勝負になると分が悪い印象があるので、小回りコースや2000m超のレース、荒れ馬場のレースで力を発揮するのではないかなぁと思います。

各馬総評

1着 3サラス

直線大外一気。

勝因としては、持続性能が高かったことでしょうか。

3角から追い出すものの、加速力がない分なかなか前との差を詰めることが出来なかったものの、持続力がある分最後まで垂れずにそのまま伸びきったというイメージです。

「最後までチョコぎっしり」のロッテ・トッポのような末脚でした。

今後の狙いどころとしては、加速力に欠けるので、スローの上がり勝負や、最後まで他の馬の末脚が衰えない東京のレースなんかでは割引が必要かもしれません。

ただ、持続力は相当高いので、距離が伸びて各馬が早めに仕掛けるような展開になった時や、加速力不足を坂の下りで加速することで補うことのできる京都なんかは合うんじゃないかなと思います。

まぁ、府中牝馬Sで凡走→エリザベス女王杯で激走という流れになってほしい俺っちの願望もありますが。(;・∀・)

2着 16レッドランディーニ

この馬は、サラスと比較すると、加速力はあるけど、持続性能は比較的劣るというイメージです。

その為、サラスより安定感はありますが、能力に「尖り」がない分、G1など大舞台で穴をあけるイメージは出来ないかなというのが本音です。(;・∀・)

何となく適正としては夏のクイーンSとかは合ってそうなイメージもしますが、メンバーとの兼ね合いもあるので、何とも言えない部分もあります。

4着 4センテリュオ

うーん。正直、この馬にはサラスより前でゴールすることを期待していたんですが、、、

サラスと同じような位置にいて、坂上がってから伸び負けているのは、自分の期待値を下回ったかなというところです。(;・∀・)

もちろん、サラスよりずっと内を通っているので、コーナーでのスピードのノリも悪かったでしょうし、馬場もサラスよりは悪いところを通っているというのもあると言えばあるのでしょうが。。。

何となく感じたのですが、ディープインパクトの子って平均点が高い分、「尖り」がない分、大一番でステイゴールド系やハーツクライに持っていかれることもあるように思います。

ディープインパクトはそつなく何でもこなせるけど、特定条件下ではステイゴールドやハーツクライの方が爆発力があるという気がします。(*´з`)

6着 モーヴサファイア

先ほど秋華賞の例を出しましたが、そこでのフサイチエアデールに当たるのが、この馬かなと思います。

ある程度前の位置にいながら、早め先頭に立つという競馬をしたなかではかなり頑張っている方ですし、中身の濃い6着かなという気はします。

ただですねぇ、この馬に関しては俺っちはイマイチ適性をつかみ切れていないんですよねぇ。(~_~;)

とりあえず、これで人気が落ちるようなら、次重賞でも買いたいなくらいの印象はあるんですが、「具体的にどこで狙えばいいか」と言われるとイマイチぴんと来ない。そんな感じです。(何の参考にもならねぇΣ(゚Д゚))

13着 フローレスマジック

秋華賞の例えを継続するなら、この馬はトゥザヴィクトリー的な負け方でした。

4角での手ごたえを見るとそんなにキツそうにも見えなかったのですが、直線バッタリ。

前半が思ったよりオーバーペースだったのだと思います。

この内容は悲観するような負けではなく、これで人気が落ちてクイーンCとかに出てきたらと思うとニヤケが止まりません。(^ω^)

次走がクイーンCなら全力で買いだと思います。

14着 カレンシリエージョ

重賞でも。と思っていましたが、現状重賞では少し厳しかったようですね。(;・∀・)

自己条件でもう少し力をつけてからの方がいい気がします。

最後に

このレース、形で言うと「みんなの意識が前がかりになったため、後方の馬が直線でガバッと差してくる」というものなんですが、こういうレース最近あんまり見なかったですよね。(;・∀・)

昔はそれこそ、ブゼンキャンドルが勝った秋華賞とか、カッツミーが勝ったラジオたんぱ賞とか、「小回り競馬で差しが決まる典型」として、そんなレースは結構あったんですがねぇ。(;・∀・)

こういうレースがたまにあると、馬券的妙味も広がってさらに面白くなると思うので、こういうレースまた見たいなぁ。ヽ(^o^)丿

ということで、今日のところはブゼンキャンドルが勝った秋華賞の映像を置いてお別れとさせていただきます。

お読みいただきありがとうございました。<(_ _)>

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