競馬予想~プロキオンS~

競馬予想~プロキオンS~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。館山さん、明日の中京メインはダートの短距離重賞プロキオンSですね。

うダート短距離というカテゴリーは中央ではG1がないから、平場のレース数が多いわりに日の目を見ないイメージがあるんだけど、今回も出走するマテラスカイがドバイのG1で2着に来るくらいだから、決してレベルは低くないからね。今後もっとスポットが当たっていいカテゴリーだから、重要度は増していくだろうね。

コース&レースの傾向

では、まずコースの傾向について教えてください。

うん。まず、基本的にダート1400mは「スタートダッシュの持続力」が大事だと考えているよ。

スタートダッシュの持続力ですか?

そう。具体的にはスタート、もしくはスタートして2F目からどれだけ12秒台前半のラップを維持できるかが重要で、最低5Fは持続して欲しい。ただ、ここは重賞だから6Fに上乗せされると思うけどね。

現に、中京が改装されてから7回行われたこのレースで、最後の1F以外に12秒台後半のラップを刻んだことは一度としてないんだよ。

なるほど、12秒台前半で以下に走り続けられるかが重要ということですね。

それも重要だけど、重賞になってくるとその中に11秒台がどれだけ含まれているかも重要だよ。

実際にベストウォーリアが勝った2015年以外のレースでは、11秒台のラップが合計で4F以上出ていて、かつ、スタートから2F目~4F目までが11秒台というラップだったよ。

さらに言えば、最低限のスタートダッシュのスピードも重要で、ベストウォーリアが勝った2014年と2015年以外はスタートから2F目、3F目がそれぞれ11秒台になっているよ。

要するに、「ベストは1400mだけど、1200mを走れる素養も必要」というイメージかな。

なるほど、つまり、

◆6F以上12秒台前半が続くラップがある

◆そのうち4F以上は11秒台である

◆スタートから2F目から4F目は11秒台で、かつ、2F目、3F目が11秒台前半である

という3つの条件全てをクリアしたレースで好走したことがある馬を狙えばいいということですね。

そうだけど、そのレースは過去2年以内のレースであることが望ましいかな。それより前だとさすがにデータとして古すぎる気がするし…。もちろん言うまでもなく、この条件はダートのレースに絞ったものだよ。

今年への当てはめ

では、今年のメンバーではどうでしょう。

うん。条件に当てはまるのは、

4ヴェンジェンス

5サンライズノヴァ

9マテラスカイ

の3頭だよ。

その中で本命はどれでしょう?

ずばり、

4ヴェンジェンス

だよ。

3頭の中からヴェンジェンスを選ばれた理由は何でしょうか?

まず、マテラスカイだと人気し過ぎて面白くないというのがひとつ。(笑)

あと、これはTwitterでも呟いたんだけど、ここ4年「母の母がダンチヒ系」という馬が立て続けに連対していて、これに当てはまるのが3頭の中ではヴェンジェンスだけだったというのも大きいかな。正直、これに関しては「母の母」限定なのがややオカルトチックにも見えるけどね。

今回は、館山さんの大好きなアグネスタキオンの孫アルクトスも人気になっていますが…?

う~ん。悪くはないけど、この馬の場合1600m寄りというか、このレースのイメージとは若干違うんだよね。

ベストウォーリアが勝った時のように、上がりで一度ラップが上がるようなスパート力を問われるレースだといいんだけど、今回はマテラスカイが1200mに近いペースで逃げるだろうから、一本調子ともいえるラップを刻むレースになると思う。そうなるとこの馬向きのレースにはならないんじゃないかなと思うよ。

まとめ

では、最後にまとめをお願いします。

OK。印は、

◎4ヴェンジェンス

〇9マテラスカイ

▲5サンライズノヴァ

△8ウインムート

×7アディラート

買い目は馬連◎から〇、▲の2点と3連複フォーメーション◎ー〇、▲ー〇、▲、△、×の5点だね。

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