【競馬予想】ガチのマジで「クラシック前哨戦」【共同通信杯】

こんちわ~す、館山速人でーす。

アシスタントの大澄晴香です。
今日も今日とて競馬予想。
このブログでは日曜日の東京メイン共同通信杯を予想していきます。

今週末の東京は雪も心配されていますがどうなんでしょうね?

土曜日から共同通信杯の馬券売ってるんだから大丈夫なんじゃないの。
知らんけど。

それに「共同通信杯」と「雪」って相性が良いと言うか、ある意味「吉兆」でもあるんだよね。

どういう事でしょう?

ウマ娘にも登場するエルコンドルパサーとナリタブライアンっているじゃない。
この2頭はともに共同通信杯を勝っているんだけど、前者は雪で芝からダートに条件変更されたし、後者は雪で月曜日に順延した。
共同通信杯が雪で影響を受けた時は必ず歴史的な名馬が登場している。

ジンクス的なことですね。

まぁ、そうだね。
それに今年の共同通信杯は三冠馬ナリタブライアンが勝った1994年と「雪(が降りそう)」「(当初の)開催日が2月13日」「同日に行われる京都記念が阪神開催」と共通点が多い。
もしかしたらとんでもない大物が潜んでいる可能性もあると思うよ。

実際、メンバーを見てそんな大物が良そうな雰囲気はありそうですか?

ぶっちゃけ今年のメンバーはかなりレベルの高いメンバーなんじゃないかなと思ってる。
それこそエフフォーリアシャフリヤールが出てた去年と比べても勝るとも劣らないくらいに。

そんなにですか?それは楽しみですね。
では早速予想に入っていきましょう。

過去5年勝ち時計&ラップタイム

傾向①ラップ⇒とにかく後傾、とにかく加速力と最高速

過去5年の共同通信杯を見るとペースの速さが前半の800m>後半の800mと言う流れになったことは一度もなく、全ての年で後傾ラップを記録しています。
だからと言って極端に前残りのレースが多いかと言うとそうでもなく、スローな流れでも一気にギアを上げることのできる加速力、トップスピードの高さが重要になってくる印象です。

傾向②前走⇒意外と良くない朝日杯組、意外と来れる新馬戦からの2戦目

過去10年の共同通信杯の前走別成績を見ると、前走朝日杯フューチュリティステークス組は【0/3/0/3】と未勝利。2着には3度入っていますし、複勝回収率も100%を超えていますので、一概にネガティブデータとは言えないのですが、勝利がないと言う点はやはり気になります。

一方でイメージより好走していると言えそうなのが「前走新馬戦」組。過去10年で9頭出走して【1/2/2/4】と複勝率は50%を超えています。
前述のとおりこのレースはスローペースからの上がり勝負と言うレースが多く、新馬戦と比べて極端に速いペースにならずペース慣れが必要ないことがその要因なのではないかと考えられます。

また、「スローペースになりやすい」と言う事が影響してか、距離延長組より距離短縮組の方が成績が良いことも特徴のひとつです。前走が1600m、1800m、2000mだった馬ごとに成績を見るとこのようになります。

参考資料 TARGET frontier JV Ver6.00 Rev005

このように前走1600m組は1800m組、2000m組に比べて勝率、複勝率、単勝回収率、複勝回収率すべてで見劣っています。
狙いは距離短縮組、もしくは同距離の馬と言えるでしょう。

傾向③騎手⇒なんだかんだ言ってルメール健在。戸崎圭太にも注目

過去5年(2017.1.28~2022.2.5)の東京芝1800mの騎手成績を見ると、やはりここでも好成績を残しているのがルメール騎手。
勝率29.3%、連対率49.7%、複勝率63.7%といずれもべらぼうに高い数値を記録しています。
ただ、もうみんな「ルメールから買えば当たるじゃん」って言う意識があるせいか、回収率を見ると単勝が75%、複勝が93%と100%を超えていない、つまり元は取れない計算になります。

回収率ベースで見ると注目すべきは戸崎圭太騎手。
戸崎騎手は勝率18.5%、連対率31.5%、複勝率45.1%とルメール騎手ほどではないにしても高水準の数字を叩き出していますし、回収率は単勝103%、複勝99%といずれもルメール騎手を上回っています。

当てたいならルメール騎手、儲けたいなら戸崎騎手を狙うのが正解なのではないでしょうか?

まとめ

以上の傾向を下のようにまとめてみました。
傾向①ラップ
以下に当てはまるレースで勝利経験⇒〇
・上がり3F中に11秒台前半のラップが2F以上ある
・自身の上がり3Fが33秒台
傾向②前走
前走新馬戦⇒〇
傾向②’前走
前走1800mor2000m⇒〇
傾向③騎手
ルメール騎手or戸崎圭太騎手騎乗馬⇒〇

これを表にまとめると次のようになります。

今年のメンバーはズバリ”5強”

さて、早速予想の方をお願いします。

今年のメンバーはポテンシャルの高い馬が多く、5強だと個人的には思ってる。ぶっちゃけ傾向を長ったらしく説明したけど、今年は適性を能力で凌駕出来る馬が揃っていると思うよ。

ではその5頭を順に紹介してください。

まずは朝日杯でも本命にした5ジオグリフ
この馬はデビュー戦のラップがとにかくすさまじい。

昨日のブログでも紹介したけど、「東京芝1600m以上の2歳戦で上がり4F45秒台のレースを勝った馬」と言うのは出世する確率がえげつなく高い

参考資料 TARGET frontier JV Ver6.00 Rev005

上がその条件を満たした馬の一覧。グランアレグリア、コントレイル、クロノジェネシス、エフフォーリアなど錚々たる顔ぶれがそろっているのが分かる。

これだけのメンバーが揃っているにもかかわらず5ジオグリフの新馬戦で記録された上がり4F45.3と言うのはこの中で最速。
メンバーを見ても、2着のアサヒは東スポ杯2着、3着のアスクビクターモアは既に2勝目を挙げており、4着のカメハメハタイムも既に勝ち上がっている。メンバーのレベルもかなり高い。
このことからも5ジオグリフが過去のどんな名馬にも劣らない素質をこの馬は持っていると言えると思う。

一説にはノド鳴りと言う情報もありますが……。

そこは不安要素のひとつだけど、あまり気にし過ぎても仕方ないしね。

5ジオグリフの新馬戦で2着に敗れた2アサヒはどうでしょう?

この馬も”5強”のうちの1頭に入っているよ。
この馬は先述の「東京芝1600m以上の2歳戦で上がり4F45秒台のレース」で2度2着に来ておりこちらも実力は疑いようがない。

4戦して1勝しかしてないけれど、新馬戦はジオグリフの2着で3着のアスクビクターモアから4着までは着差が5馬身。
2戦目はそのアスクビクターモアに敗れはしたもののまたもや3着を5馬身ちぎっている。
3戦目は直線半ばまで前が開かないレースながらも、前が開いてからは余裕の抜け出しで初勝利。
4戦目はイクイノックスに敗れた2着になったものの、3着テンダンスと4着ダンテスヴュー(きさらぎ賞2着馬)との差は3馬身。

強い勝ち馬にやられてはいるけれど、この馬自身は後続にしっかり差をつける強い競馬をしている。ぶっちゃけ走るレースに恵まれれば今の時期に3勝くらいしててもおかしくない馬。
今回も「よりによってここ選ぶかぁー」ってのが本音だけど、安定感ならもしかしたら5ジオグリフよりもあるかもしれない。
いずれにしても、今回のレースだけでなく将来的にも期待できる馬だと思うよ。

あとは、朝日杯で5ジオグリフに先着している11ダノンスコーピオンも忘れちゃいけない。

この馬は2戦目の荻ステークス萩ステークスでホープフルステークスの勝ち馬キラーアビリティを破っている。
このレースは、道中ややかかり気味に力んで走っていたようにも見えたけど、それでも先に仕掛けたキラーアビリティを外から交わし去ってしまうんだから相当に強い内容。
ラップ的にもラスト4Fが
11.8-11.3-10.6-11.8
といずれも11秒台で11.4を切るラップが2Fある、持続力・最高速ともに優れた優秀なラップ構成。
あと、これは俺っちの主観でしかないんだけど、阪神の芝でラスト1Fだけで後続をちぎれる馬と言うのは相当に能力が高いと思う。ディープインパクトやアグネスタキオンもそんな感じだったし。

このレースも2着のキラーアビリティから3着のクラウンドマジックまでは5馬身開いてますもんね。

そう、だからこの馬も相当な大物になる可能性を秘めていると思うよ。

ここまで述べた3頭が”5強”の中でも上位。
この3頭の内少なくとも2頭は馬券に絡んでくると思うよ。

なるほど。では残り2頭はどの馬でしょう。

まず1頭は10ダノンベルーガ
この馬は新馬戦の勝ちっぷりがとにかく衝撃的だった。

ハーツクライ産駒らしく4コーナーから徐々にエンジンをかけ始めて、即座に反応はしなかったんだけど、ギアが上がった残り300mからの伸びはラスト3F 11.2-11.2-11.5 と言う数字以上に推進力を感じさせる走りだったし、「あぁ、これはとんでもない馬になる可能性もあるな」と期待を抱かせるには十分な内容だった。

「新馬戦だけ凄くてあとからっきし」と言う馬を何頭も見てきてるから、上位3頭ほど安心して買える馬ではないと思うし、だからこそ上位3頭とは差を多少付けたんだけれど、このレースの内容次第ではクラシックの勢力図を一変させかねないくらいの破壊力も持っている馬だと思うよ。

もう1頭、「東京で目立つ差しきりを挙げた」と言う意味では6アケルナルスターもかなり見どころがある馬だと思う。

この馬が未勝利を勝ったレースのラップは
12.9-11.5-12.4-12.7-12.7-12.6-12.6-11.3-11.6-11.7
と言う典型的上がり3Fの加速力・最高速比べ。
この馬以外に掲示板に載った4頭の4角順位は②、①、③、⑥とほぼほぼ前にいた馬で決着したレースだった。

このレースを6アケルナルスターは4角4番手から上がり3F33.5の末脚を使って差し切り。ゴールでは2馬身の差をつける圧巻の勝ちっぷりだった。
ちなみにこのレースの上がり3F第2位は2着モネータドーロなどが記録した34.8。いかにアケルナルスターの末脚が群を抜いていたか分かる。

G1のホープフルステークスでも最速上がりを記録したように末脚のキレはこのメンバーに入っても十分に通用するものがあるし、スローで加速力依存のレースになることが見込めるなら十分に勝つチャンスもあると思う。

ここまでに挙げた5頭は、日本ダービーで1着~5着を独占してもおかしくないくらいのメンバーだと思う。馬券を抜きにしてもワクワクするレースになることは間違いないと思うよ。

◎2アサヒ

◎5ジオグリフ

◎11ダノンスコーピオン

△6アケルナルスター

△10ダノンベルーガ

推奨買い目

3連複(フォーメーション):2,5,11-2,5,11-2,5,6,10,11 各1400円

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