新コーナー、始動!~4/18おススメ馬紹介~
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。今日も日曜日の競馬から館山さんおススメの馬を紹介して頂きます。
タイトルが気になったんですが、”新企画”と言うのは?
うん。今回から「自信の◎」「おススメ穴馬」「寵愛枠」に加えて「今日の一騎打ち」と言うのを入れていきたいと思うよ。
「今日の一騎打ち」ですか?
そう、その日行われるレースの中から「推したい馬」が2頭いて、もう馬連ならその1点で大丈夫って言う場合にこの「今日の一騎打ち」でそれを紹介したいと思う。
まぁ、端的に言うと「強力にプッシュしたい馬が2頭いる」レースだと思ってくれればいいよ。良い例が先週の桜花賞デアリングタクトとレシステンシアみたいな感じかな。
なるほど。ではそれを踏まえて今日のおススメの内訳を教えてください。
OK。「自信の◎」が1頭、「おススメ穴馬」が1頭、「今日の一騎打ち」が2レースだよ。
自信の◎
自信度
☆☆☆…「ここは確勝級!」頭で狙おう!
☆☆…「2着は外さない!」連軸として信頼!
☆…「さすがに3着は固いでしょ!」3連系の軸で!
中山8R 隅田川特別 4ゲバラ
自信度…☆☆☆
ゲバラは長期休養明けとなった前走が圧巻の内容。
煽り気味にスタートして前半は最後方からの競馬を余儀なくされたんだけど、向こう正面で外目を一気に上がっていって3コーナーでは先頭。直線に入っても余裕の手応えで直線5馬身ちぎって見せた。
道中の走りからは「こんなちんたらしたペースで走ってられるか!」っていう馬の声が聞こえてきそうなくらいの手応えだったし、新馬戦で前半4F47秒台の競馬をしていることからもペースが上がることは問題ない。
前走の勝ちっぷりは同じように「4歳初戦を中山コース圧勝」で飾ったモーリスを彷彿とさせるほどのインパクトを感じるレース。早逝してしまったために多く血が残っていない母父ナリタトップロードの血を繋ぐためにもここも勝って名馬への階段を登っていってほしい馬だよ。
おススメ穴馬
自信度
☆☆☆…「えっ!なんでこんな人気ないの?」と小躍りするくらい。軸で買い。単系馬券の頭固定も視野に入る。
☆☆…「よし。この人気なら買えるぞ。」と小さくガッツポーズするくらい。頭固定はやや不安だけど、連軸なら検討出来る。
☆…「この人気ならワンチャン行けんじゃね。」とニヤリとするくらい。軸には頼りないがヒモで買っても損はないくらい。
阪神5R 3クリノイコライザー
自信度…☆☆
クリノイコライザーはここ3走は全て逃げの手を打ってるんだけど、前走はともかく3走前は前半4Fを12.6-11.8-12.2-12.2、2走前は前半4.5Fを6.9-10.8-11.2-12.0-12.1とダート中距離戦としては緩みないペースで逃げている。
このペースなら3歳1勝クラスなら短距離でもスムーズに先手を取れる数字で距離短縮はこの馬のスピードを生かせる絶好の条件。正直「いつ距離短縮で使ってくれるのか」と手ぐすね引いて待っていた馬。
ここで好走してしまえば次からは人気になることも想定されるので、馬券的にはこのワンチャンスでしっかりと仕留めておきたい。
今日の一騎打ち
自信度
☆☆☆…馬連一点にドカンと張っても大丈夫!!
☆☆…張る金額は控えめにしたいけど馬連1点で問題なし!!
☆…ワイドか3連複2頭軸なら有望!!
中山6R 3歳1勝クラス
4キタノオクトパス
9ダノンファスト
自信度…☆☆☆
キタノオクトパスは前走1勝クラスの時のラップタイムが優秀。12.6-11.6-12.8-13.8-12.9-12.7-12.6-12.3-12.3と13秒台が1Fしかない上にラスト2Fは12秒台前半でかつ減速もしていない。
ラップの優秀さならダノンファストも引けを取っておらず、未勝利戦の時のラスト2Fが13.0-12.1とダートとしてはなかなか見ない0.9の加速ラップを刻んでいる。
ともに中山ダート1800mとしては出色のラップタイムでどちらも1勝クラスで停滞するような馬じゃない。
初ダートの馬やキタノオクトパスが5馬身ちぎり捨てた馬がそれなりに上位人気になるこのレースにおいてはこの2頭の実力が抜けているように見える。ここは馬連1点で大丈夫だと思う。
中山12R 春興ステークス
3フォルコメン
11ニシノカツナリ
自信度…☆☆☆
この2頭はタイプは違うけれどどちらの馬も間違いなく重賞級の力を持っていると思う。
フォルコメンは淀みない流れを前々で競馬してきっちり抜け出す「耐久力」タイプ。派手さはないけど安定して結果を残すことが出来る(現にデビューからここまで一度も掲示板を外したことがない)し、小回りの中山コースの適性も高い。
ここ2走はいずれも前半4F46秒台のレースを勝っているし昇級でペースが上がったとしても問題なく対処できそう。前走重馬場で勝っているので力のいる馬場になってもむしろ歓迎の口だろう。
ニシノカツナリはフォルコメンと比べると「切れ味」に寄ったタイプ。とは言え「東京の高速馬場しか走れません」というような”ヤワ”な馬ではなく、前半のペースが速くても末脚の切れ味は鈍らないし、荒れ馬場をこなすパワーもある。
現に前々走は前半4Fが45秒台のハイペースで、前走は稍重で上がりに11秒台前半が出ないパワー重視の馬場でそれぞれ勝利をおさめている。
オーナーの西山茂行氏がTwitterで(セイウンコウセイやニシノデイジーがいるにもかかわらず)この馬を「エース」と表現されていたことからも期待度の高さを感じさせる。
3勝クラスだしさすがに一筋縄ではいかないメンバーが揃っているが、それでも能力ならこの2頭が上位だと思う。
個人的にはヴィクトリアマイルでウオッカを向こうに回して本命にしたニシノマナムスメの子ニシノカツナリに頑張ってほしいけどね。(;^_^A