予想外のハイペース(´;ω;`)~アーリントンカップ回顧~
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。今日のブログはアーリントンカップの回顧です。
時計&ラップタイム
勝ちタイム:1.34.3 ラップタイム:12.4-10.8-10.9-11.6-11.9-11.7-12.1-12.9 前半4F-後半4F:45.7-48.6
荒れ馬場+ハイペースで消耗戦の様相
このアーリントンカップは参ったよ。本命のノルカソルカがもっと楽に逃げられると思ったんだけど、蓋を開けてみればまさかの前半4F45秒台!展開予想がまるで的外れだったってことだね。
そのハイペースの要因になったのは何でしょうか?
うーん。最内枠でテンのダッシュもそんなに速くないからハナに立つまで押していかなきゃいけなくなったことと、道中プリンスリターンにつ疲れ気味になったのが厳しかったと思う。
そう言う意味ではこのペースをスンナリ先行できたうえに3着まで粘ったプリンスリターンはテンのダッシュ力と耐久性を見せてくれたと思うし、高いスプリント能力を示したレースだったと思うよ。
勝ったタイセイビジョンのレースぶりはいかがでしたか?
実力は認めるけど、今回のレースに関しては展開に恵まれた面もあっただろうね。
NHKマイルカップに向けてはどうですか?
1400mまでなら速い上がりを使えているけど、1600mの朝日杯と今回のアーリントンカップは上がりがかかる展開だった。NHKマイルカップはハイペースの耐性も問われるけどある程度速い上がりも使えた方が良いレースだから、「ピッタリ」っていう感じはしないなぁ~。
2着のギルデッドミラーについてはいかがでしょう?
この馬もハイペースを早めに前を捕らえに行く競馬で内容は濃いけど、だからこそ前走のレースぶりも踏まえて1400m向きっていう気はする。マイル、特にワンターンのマイル戦ならもう少し切れ味が欲しいかな。
まとめ
1着 タイセイビジョン
◆今回のレースに関しては展開に助けられた面もあり。
◆マイル戦の2度の好走はいずれも上がりがかかる展開だったので、春の東京マイルを走るにはややパワーに寄り過ぎている気はする。
2着 ギルデッドミラー
◆ハイペースをある程度自分で動いての着順なので内容的には濃い。
◆その分適性がマイルよりスプリントに寄っているイメージも強まった。ベストは1400mか?
3着 プリンスリターン
◆ハイペースを逃げ馬をつつきながら3着まで粘ったレースぶりはかなり濃い。
◆本質的には1400m以下に適性がありそう。将来はスプリンターとして有望。