ファイナルファンタジー7リメイクレビュー、と言うより感想

こんちわ~す。館山速人で~す。(´ぅω・`)ネムイ

アシスタントの大澄晴香です。どうしたんですか?館山さん。眠そうな顔して、って言うか「ネムイ」って言っちゃってますし。

いやぁ、ここんと「自粛自粛」で外出もできないから久しぶりにゲームをやったんだよ。4月10日に発売された「ファイナルファンタジー7リメイク」を。

これがあまりに面白くてさぁ~。ついつい夜更かししてやっちゃったんだよね。

いい大人なんですから睡眠時間はちゃんと確保してください。

心配には及ばないよ。なぜなら今日、見事エンディングを見ることが出来たからね。ヽ(^o^)丿

………、そうですか。

だから今回のブログでは、この「ファイナルファンタジー7リメイク」の面白さを4つの要素に絞って紹介していくよ。

※一部ネタバレを含む箇所があります。ご了承ください。<(_ _)>

◆豊富なイベントとミニゲーム

今回のファイナルファンタジー7リメイクはミッドガル脱出まで。原作で言うとストーリーの1/4~1/5程度。9000円する値段も相まって「ボリューム不足なのでは」と言う不安はぬぐい切れない印象です。

俺っちも買う前はそう思っていたよ。だけど実際にやってみると、原作のイベントが十分に肉付けされているし、クラウドの「なんでも屋」としての側面を強調したクエストイベントも随所に散りばめられている。ミニゲーム的な要素も豊富でボリューム的には大満足な作品だったよ。

俺っちが特に面白いと思ったミニゲームは「クラッシュボックス」。

このゲームはクラウドを操作してフィールドにある「箱」をぶっ壊して得点を競うゲームなんだけど、このゲーム、特に後半は「どの順番でフィールドを進むのか」「得点(固さ)の違う箱をどの技で壊していくのか」をきちんと考えていく必要がある。

だから、実際のゲーム攻略の参考になるからやりがいも出てくる。高得点を出せば景品ももらえるしね。

◆感情移入できるキャラクター

この「原作のイベントが十分に肉付け」されたことの副産物として、原作ではモブに過ぎなかったアバランチのメンバー、ビッグス、ウェッジ、ジェシーの個性がちゃんと描かれていて、よりストーリーに感情移入しやすくなったと思うよ。

特にジェシーはティファ派、エアリス派の「二大ヒロイン論争」に新しく“ジェシー派”という勢力を産むんじゃないかって言うくらい魅力的なキャラクターに仕上がっているよ。

なるほどぉ~。でもその3人のメンバーは途中のイベントで………。

皆まで言うな。でもこの3人以外にも「スラムの住人の日常」が細かく描かれているからこそ、その“イベント”がよりクラウドたち主人公に近い“位置”で心を打つことが出来るようになったと思うんだ。それこそ「単純なゲームの一イベント」で終わらないくらいに。これはもちろん美しくリアリティのある映像美によるところも大きいと思うけれどね。

◆俺っちみたいなゲーム下手でも爽快感を味わえるアクションバトル

ファイナルファンタジー7リメイクは原作のようなコマンド入力バトルではなく、「戦国無双」のようなアクションバトルと言う事ですが、そう言ったゲームが苦手な人でも楽しめるのでしょうか?

正直それは人それぞれだから何とも言えない部分はあるんだけれど、体験版の段階では3Dの操作に四苦八苦していた、普段アクション系のゲームはほとんどやらないような俺っちでもクリアできたし、そこは心配しなくて良いんじゃないかなと思う。

操作に慣れてしまえば畳みかける連続技、カッコいい必殺技を使って敵をなぎ倒していく爽快感は格別のものがあると思うよ。だから、普通のRPGでは飽きてしまいがちな雑魚戦も楽しめるようになっていて、エンカウントが全然苦じゃない。むしろ「早く戦闘したい」って思わせてくれるくらいだよ。

それにさっき「モブの個性がちゃんと描かれている」という趣旨のことを言ったけど、これはプレイアブルキャラクターについても同様で、クラウド、バレット、ティファ、エアリスはそれぞれ全く違った戦い方をして、それを掴めればみんなしっかり「強い」んだよ。RPGにありがちな「使うメンバーが固定されてしまう」「ほぼ戦力外のパーティーメンバーがいる」ってことはそうそうない。どのメンバーもクリアするまでに1回は「コイツがいて良かった」って思える場面が絶対にあるんだよね。

館山さんのおススメキャラは誰ですか?

うーん。難しいけどトータルするとティファかなぁ~。まぁ、これは「可愛い」って言う単純な要素もあるんだけど。(笑)

と言う事で、俺っちが感じた各キャラの「使用感」を下にまとめてみました。エアリスだけ途中で強化できるイベントを気付かずにすっ飛ばしてしまったのでエアリスに対する評価は相対的に低くなってるかもしれません。(;^_^A

また、全ての技を使いこなせているわけではないので、本当はもっと強い技をとかあるかもしれません。

クラウド

攻守も物理も魔法もできる万能型。

固有技も範囲攻撃が出来るラピッドチェイン、多少距離のある相手でも一気に間合いを詰められるバーストスラッシュ、アビリティゲージを2個使うものの高威力のインフィニットエンドと豊富で使い勝手が良い。

ティファ

近接攻撃主体。

スピードが速くATBゲージも溜まりやすいのが利点。俺っちがティファを操作する時は基本当てたら回避のヒットアンドアウェー戦法で距離を取りつつ、間合いを一気に詰められる固有技オーバードライブでドカンとHEAT状態を狙うという戦法。手数も多いのでバースト状態を作りやすいのもありがたい。

バレット

銃による遠距離攻撃主体。とは言え途中で近距離戦用の武器も手に入る。

バレットの最大の魅力は(装備する武器のよっては)一発の攻撃が重いこと。近距離用の武器を装備することで可能になる「とっしん」はそれだけで瞬殺できる雑魚敵もいるほどの高威力。固有技のアンガーマックスは遠距離の敵には絶大な威力を発揮する。

スピードが遅いので動き回る敵にはやや相性が悪い。

空飛ぶ敵には本当に頼りになる兄貴です。

エアリス

遠距離魔法攻撃主体。

魔力が高いので魔法攻撃もできるし、ヒーラーとしても心強い。

FF7リメイクにははっきりとした「弱点」となる属性がある敵も多いのでそういった敵にはエアリスの魔法が効果的。MPを敵から吸収する固有技もあるので、エアリスがパーティー内にいるときは、魔法はエアリスにお任せで良いくらい。

近接攻撃力には欠けるので出来る限り距離を取って戦いたい。なので狭い空間での戦闘はあんまり向かない気がする。

◆FF7リメイクは「耳」にも心地良い

ファイナルファンタジーシリーズの魅力の一つとして「音楽のカッコよさ」もあげられるんだけど、この作品もBGMの素晴らしさは健在。特に五番魔晄炉のボス“エアバスター”戦で流れるアレンジ版「更に戦う者達」はずっと戦いが終わってほしくなくなるくらいにカッコよくて痺れたよ。

リメイク版には原作になかったボイスが導入されてるんですよね。

当然それも魅力の一つだよね。エアバスター戦前にあるプレジデント神羅とバレットの絶対に交わらない議論の応酬はボイスがあるからこそボス戦の盛り上がりにつながったと思うし、ティファ、エアリスの可愛さもボイスのおかげで倍増している。

どこのシーンかは内緒だけど櫻井孝宏さん演じるクラウドの「感想はいらない他に方法がなかった」と言うセリフの言い回しは「さすがプロだな」と感心しつつもつい笑ってしまったよ。

それにしても館山さんが競馬のこと以外でこれだけ熱く語るのも珍しいですね。

それくらいこのゲームにはどっぷりとハマってしまったからね。

このゴールデンウィークはコロナの影響で旅行や外出に行けなくなった人も多いと思うんだけど、是非おススメしたいゲームだね。このゲームやるだけでゴールデンウィークを丸々使っていいくらい遊びごたえのあるゲームだよ。