大輪が花開くとき~8/1回顧~
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。早速8月1日に行われたJRAのレース回顧です。
推奨馬振り返り
↓↓↓この日の予想はこちらから↓↓↓
新潟9R 麒麟山特別 2着 3サルサレイア
このレースはサルサレイアについてはバッチリの予想でしたね。
助詞でヒモを外したことをばらすんじゃないよ。
「ラスト2F目で一気に加速する」と言う展開の読みも、「頭では不安」と言う読みも合ってたんですけどね。
予想としては完璧だね。
当たっていない以上完璧ではないですけどね。それにしてもこの馬は勝ちきれませんねぇ~。
う~ん。決定的な最高速に欠けるのかもしれないね。俺っちのイメージは1800mなら安心して買えるけど、東京1600mとかになって上がり3Fに11秒台とかが出てくると飛ぶ可能性はあるように思う。
新潟10R 月岡温泉特別 1着 3サトノウィザード
サトノウィザードについては圧巻の差し切りでしたね。
ちょっと力が違うって勝ち方だったね。ラスト3Fを見ても11.2-11.2-11.1。後方から前の馬が止まっているわけではないのにあっさり差し切って、あまつさえ3馬身ぶっちぎってしまったわけだからね。
これで館山さんがずっと言っていた「この馬はG1級」と言う評価も現実的なものになってきたのではないでしょうか?
客観的にはそこまで言うのは言い過ぎなんだろうけど、この馬に関してはその評価は間違いじゃないと思う。次走以降は確実に人気になってしまうだろうけど、それでも追い続けたいと思えるだけのポテンシャルの持ち主だよ。
収支報告
該当馬2【1/1/0/0】 単勝回収率130% 複勝回収率125%
今後の注目馬
新潟1R 2歳未勝利 2着 12バクシン
過去10年において、夏開催の新潟ダート1200m戦でテンの3Fが34秒を切ったのはこのレースだけ。裏を返せばこのレースで先手を取れる馬は同条件ならほぼ確実に先手が取れる算段。
2着のバクシンは外枠を利したとはいえすんなり先手を取れていたし、基礎スピードは高そう。1200m以下のダート戦なら次戦は確勝級だろう。
新潟2R 2歳未勝利 1着 9フォティノース
過去10年の夏開催新潟芝1600mで行われた2歳未勝利戦で1.34.5を切る勝ち時計で勝った馬は4頭。そのうち3頭(ビービーバーレル、ケイデンスコール、マルターズディオサ)は重賞勝ち馬で、時計の良さがそのまま将来性に直結しやすいコースともいえる。
フォティノースは追ってからフラッとする感じもありまだまだ幼さは残るものの勝ちタイムの1.34.1は高速馬場とはいえ過去の重賞勝ち馬と比肩するもの。2着のキャロライナリーパともどもちょい注目。
札幌5R 2歳新馬 1着 3オパールムーン
このレースの勝ちタイムは1.29.4。馬場がは札幌としてはかなり時計が出やすい状態になっていることも影響しているだろうが、札幌芝1500mの2歳新馬戦で勝ち時計が1分30秒を切ったのは10年ぶり。10年前に1分30秒を切ったのはアドマイヤセプター(1.29.3)とグランプリボス(1.29.5)の2頭でいずれもオープンまで出世しグランプリボスはG1ウイナーとなった。このコースも勝ちタイムの良さと将来性が比例するコースの可能性が高い。
レースぶり自体は道中引っかかっていたように子供っぽいところも見せていたし、距離が伸びて良いかは微妙なところだがマイルまでならそれなりにやれそうなイメージ。
その他気になったこと
札幌中距離でキズナ産駒躍進
札幌開催3日間で行われた札幌の芝中距離戦(定義:コーナーを4回回るコース=芝1800m、芝2000m)が10レース行われたがその中でキズナ産駒が3勝。
その3勝は
7月26日3歳未勝利:12.4-11.0-12.2-13.2-13.0-12.2-11.9-12.0-11.7-12.1
7月26日2歳新馬:13.2-12.1-13.3-13.3-13.2-12.6-11.4-11.0-11.2
8月1日古馬1勝クラス:12.9-11.9-12.2-12.1-12.0-11.7-11.7-11.5-11.6
とペースはまちまちなのでシンプルに札幌競馬場との相性が良いのだろう。
どのレースも比較的スピードの持続力を問われるレースだったと思うし、キズナ産駒の主要4場の成績を見ると中山での成績が1番良いので小回りでスピードの持続力を生かすレースがキズナ産駒には合っているのかもしれないよ。
新潟芝コースはキングマンボ系の天下
新潟芝コースはキングマンボ系の天下になっているという印象がある。距離別でみると、
芝1000m:3レース中3勝(全勝)
芝1400m:4レース中1勝
芝1600m:5レース中2勝2着3回(全レースで連対)
芝1800m:5レース中3勝2着1回
芝2000m以上ではそれほど結果は残せていないがそれ未満のレースでは無双状態になっている。特に芝1000m、芝1600m、芝1800mと基礎スピード、最高速問わず瞬間的な加速力が問われやすい距離で好成績を残しており、改めて加速力の高い血統だと認識させられるね。