これが競馬の恐ろしさ~思い出のエリザベス女王杯~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。

今日は久しぶりの「思い出のG1」シリーズだよ!

今週末はエリザベス女王杯ですからね!

正直エリザベス女王杯は思い出深いレースがたくさんあるから、どのレースを取り上げるか迷ったんだよねぇ~。

で、結局どのレースにしたんですか?

クィーンスプマンテとテイエムプリキュアの歴史的「行った行った」で決まった2009年のエリザベス女王杯を取り上げたいと思うよ。

記録を見ただけでレース内容がなんとなくわかってしまう稀有なレース

館山さんはこのレースどこで見られてたんですか?

実は俺っちこのレースリアルタイムで見てないんだよね。ちょうどその日に資格試験があってレースの時刻は必死に試験を解いていたころだね。試験会場は大阪だったから馬券は試験前にウインズ梅田で買ってた。

どの馬を買ってらっしゃったんですか?

エリザベス女王杯は、確かブロードストリートから流してたと思う。それとその日の8レース、当時アグネスタキオン産駒期待の2歳馬だったダノンパッションの単勝を買ってから試験会場に向かった記憶がある。

で試験が終わったのがちょうど4時ごろで、その試験会場で当時毎日放送「ちちんぷいぷい」に出演されていた石田英司さんを見かけて「うわっ!石田さんや!すげー!!」とかテンション上がりながら帰路について、最寄りの駅に到着してから携帯で結果を確認したんだ。

8レースのダノンパッションが3馬身差の圧勝をしてることに「よしよし」とほくそ笑みながら続いてエリザベス女王杯の結果を確認すると、

1着:クィーンスプマンテ 上がり3F 36.8

2着:テイエムプリキュア 上がり3F 36.9

3着:ブエナビスタ 上がり3F 32.9

って書いてあって。

普通、タイムとか上がり3Fの時計だけ見てもレースの展開ってそうそうわかるもんじゃないんだけど、この時ばかりはそれ見ただけで「あっ……(察し)。」ってなった。

要するにラスト600mだけで言うと4秒ブエナビスタが速いのにそれで届いてないわけですからね。

で帰ってから録画したレースを確認すると思い描いた通り「2頭が大逃げしてそれに誰もついていかず結局その2頭が逃げ切る」と言う展開。2頭ともその年のレースで似たような大逃げを決めていたとはいえ、その前の京都大賞典では2頭が潰しあって惨敗していたから、よもやこんな結果になるなんて思ってもみなかったなぁ~。

レースの評価はどうだったんですか?

こういう大逃げが決まるレースは世間的には「凡戦」って言われ方をすることも多いんだけど、個人的には「敵の虚を突き伏兵馬が一発かます」って凄くカッコいいことだと思ってるからこういうレースはテンションが上がるんだよねぇ~。

それに勝ったクィーンスプマンテはダイワスカーレットやウオッカと同世代。改めてこの世代のレベルの高さを示してくれたという嬉しさもあったし、そういう意味でも思い出深いレースだよ。

馬場鉄志アナウンサーに一言物申す!

このレースでは関西テレビ馬場鉄志アナウンサーの「これが競馬の恐ろしさ」と言う実況が話題になりましたね。

そうなんだけど、この時の馬場鉄志アナウンサーの実況には一つ言いたいことがあって。

録画したのがちょうど関西テレビだったから馬場鉄志アナウンサーの実況でこのレースを見てたんだけど、3コーナー付近、この時点で前2頭が大きく差をつけて逃げていて、テレビから感じ取る競馬場の雰囲気も「あれ?これ届かなくない?」って感じだったんだ。でも馬場鉄志アナウンサーはそこでも「前2頭は後続をちぎっているが、問題は3番手だ」って言ってるんだよね。

まぁ、それ自体は良いんだけど、レースが終わってから「逃げた2頭を舐めたわけではありませんが」って言っててその瞬間俺っちはテレビに向かって

 

嘘つけ( `ー´)ノ!絶対舐めてたやろ!!

 

ってツッコんだよね。

まぁでも傍から見てるアナウンサーでさえ「逃げ残るか否か」の判断を誤ってしまうくらいだから、乗ってる騎手も仕掛けが遅れて当然なのかなと思ってしまったよ(;^_^A。

※以下の動画はJRA公式の動画なので実況はラジオNIKKEIの方です。馬場鉄志アナウンサーではありませんので悪しからずm(__)m。