京葉線の東京駅は東京駅と呼んではいけないと思う~武蔵野S予想~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。土曜日の東京メインはチャンピオンズカップの前哨戦武蔵野Sです。

武蔵野って言うとあんまり良いイメージと言うか、モヤッと感が半端ないんだよね。

なんでなんですか?

このレースの元?になっているであろうJR武蔵野線は東京競馬場の最寄り駅である府中本町駅を始点として東京駅まで(正確には西船橋駅まで武蔵野線で以降は京葉線)伸びている路線(表現としては逆か)。

だから遠征して東京競馬場に来た人が帰るために東京駅に戻ろうとしたときに「武蔵野線 東京駅行き」って言う表示を見て「あっ、これに乗ればいいねや」ってなもんでこれに乗ってしまう可能性がある。

でもその路線「府中本町発、埼玉・千葉経由、東京行き」だからメチャクチャ大回りで2時間近く時間がかかってしまう。しかも終着駅は京葉線の東京駅だから、そこから新幹線のホームまでゲチャゲチャ歩かされる。あれ絶対東京競馬場の直線より長いよ。これを俺っちは「JR武蔵野線の罠」「東京競馬場の初見殺し」と呼んでいるよ。

だからこの場合の最適解は「西国分寺駅で中央線に乗り換える」だよ!覚えておいて!!

館山さんもその罠にかかったんですか?

俺っちは割と路線図見るの好きだからその罠に気付いて最適解の行動をとることが出来たよ!みんなもこの罠に引っかからないように気を付けてね😉。

さぁ、館山さんの鉄道豆知識も終わったところで武蔵野Sの予想に入っていきたいと思います。

過去5年時計&ラップタイム

2019年:ワンダーリーデル:1.34.6 12.1-11.0-11.6-11.8-12.1-12.1-11.6-12.3(良) 46.5-48.1

2018年:サンライズノヴァ:1.34.7 12.3-10.9-11.6-11.9-11.9-11.8-12.1-12.2(稍重) 46.7-48.0

2017年:インカンテーション:1.35.5 12.3-11.2-11.6-12.2-12.7-12.0-11.6-11.9(良) 47.3-48.2

2016年:タガノトネール:1.33.8 12.2-10.7-11.6-12.1-11.7-11.7-11.6-12.2(重) 46.6-47.2

2015年:ノンコノユメ:1.34.7 12.0-11.0-11.4-11.7-12.1-12.1-11.9-12.5(稍重) 46.1-48.6

☆傾向

①ダートしては珍しい速い上がりのレース

過去5年のレース全てのレースで上がり3Fに11秒台がありダートとしては上がりの速いスピード勝負になりやすい。既に上がり3Fに11秒台があるレースで実績があるようなスピードのある馬はもちろん、2019年2着のタイムフライヤーのように芝実績馬も警戒する必要がある。

②ペースに緩みはなく中距離志向の強い馬は苦戦

過去5年で中盤に12秒台後半のラップがあったのは2017年のみ。緩みのないラップになることが多くある程度短距離的な耐久力が必要で、中距離に見られるような緩い流れの後半勝負でしか結果を出していない馬は厳しい。目安として6F以上12.5を切るラップが続くレースでの好走経験が欲しい。

③ボールドルーラー系の血を持つ馬が好成績

過去5年の連対馬10頭の内、8頭は血統表の3代前までにボールドルーラー直系の馬が含まれていた。例外の2頭はどちらもゴールドアリュール産駒でこのいずれかの血統の馬を狙いたい。

条件当てはめ

①…ラスト3F内に11秒台があるレースでの勝利orオープン2着経験の有無
②…6F以上12.4以内のハロンタイムが続くレースでの勝利orオープン2着経験の有無
①+②…①と②を同時に満たすレースでの勝利orオープン2着経験の有無
③…3代以内にボールドルーラ直系の馬がいるか否か。△は父ゴールドアリュール
④…芝重賞での勝利経験の有無

骨っぽい相手だが、それでも狙ってみたい穴馬2頭

ここは今年のフェブラリーS完勝の2モズアスコット、北海道で連勝を飾った去年の2着馬11タイムフライヤー、去年のマイルチャンピオンシップ南部杯の勝ち馬6サンライズノヴァといった実力馬が揃いましたね。

そうだね。そこに8ワンダーリーデルを入れた4頭は同舞台のフェブラリーステークスで掲示板に載った馬たち。適性もバッチリでそう簡単に牙城を崩せるイメージは沸かないよ。

と言う事は荒れる要素は少ない?

今あげた4頭の内なんだかんだ言って2頭は馬券内に入ってくる気はする。ただ、過去の傾向を見ると面白そうな穴馬が2頭浮かび上がってきたから、今回はその2頭を中心に馬券を組み立てたいな。

ずばり、その2頭とは?

まず1頭目が、

16レピアーウィット

この馬はオープンに上がってから馬券圏内に入った3レースのうち2レースは中山ダート1800mだからパワー型と思われる方もいるかもしれないけど、過去5勝のうち3勝は東京であげていて決してパワー一辺倒の馬じゃない。

薫風S(3勝クラス)を勝った時のラップは12.4-11.3-11.8-12.4-12.5-12.3-11.6-12.4と中盤少し緩み過ぎかなと言う気もするけど終いに速い脚を使えるし、短い距離での実績もあるので淀みない流れにも対応できる。

オープンで6戦して3戦馬券になっているし、決してポテンシャルで大きく引けを取っているとは思えない。にもかかわらず、人気面では上位に水をあけられている。実に馬券的に「おいしい」馬だと思う。

もう1頭は

7エアスピネル

この馬は「芝で重賞を勝ったことがある東京ダート初挑戦の馬」と言う意味で去年のタイムフライヤーと重なるところがある。

元々は芝で重賞の常連だった馬で上がりの速い競馬が合うのは間違いないし、マイルチャンピオンシップで2着があるようにG1級の厳しい流れでも対応できる。

前走は案外だったが、1年の休み明けと初ダートと言う本来不利なはずの条件が重なったはずのプロキオンSで2着に来たようにダートでも見劣りはしないはず。前走の負けで人気を落とすようなら狙ってみても面白い。

16レピアーウィット

7エアスピネル

2モズアスコット

11タイムフライヤー

8ワンダーリーデル

推奨買い目

買い目はあくまでもnetkeiba様「俺プロ」用になっています。参考にされる際は金額の増減、点数の絞り込みをされることをお勧めします