碇シンジになるな!やしろあずきになれ!!~朝日杯フューチュリティステークス予想~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。

日曜日はいよいよ若手の頂点を決める闘いだね。

若手……?まぁ、若手と言えば若手ですけど。

確かに若手に見えないヤツもいるけどね。

えっ、まぁそうですね(馬っぷりのことかな?)

錦鯉とか。

M1の話かい( `ー´)ノ。途中でそうなんじゃないかなと薄々勘づきましたけど!!

で、ちなみに館山さんは今年のM1誰が優勝すると思うんですか?

うーん。「爆笑オンエアバトル」とかやってた時代は普通の人よりは若手芸人に詳しいと自負していたけど、今はそうでもないからね(;^_^A。正直ネタをしっかりと見たことのないコンビもいるし予想するのは難しいかな。

個人的には元ハリガネロックのユウキロックさんが自身のyoutubeチャンネルで「今年は仕上がってる。優勝候補。」と太鼓判を押していたニューヨークと、昔からハリウッドザコシショウのyoutubeに出演していた「おっさん芸人」錦鯉に注目しているよ。

ふーん。

自分から聞いといて反応薄っ( ゚Д゚)。

さぁ、関係ない話は置いといて朝日杯フューチュリティステークスの予想行きますよ!

過去5年時計&ラップタイム

2019年:サリオス:1.33.0 12.2-10.5-11.1-11.6-11.8-11.8-11.6-12.4(良) 45.4-47.6

2018年:アドマイヤマーズ:1.33.9 12.7-10.9-11.7-12.4-11.8-11.3-11.2-11.9(良) 47.7-46.2

2017年:ダノンプレミアム:1.33.3 12.6-10.8-11.8-12.0-12.1-11.3-11.0-11.7(良) 47.2-46.1

2016年:サトノアレス:1.35.4 12.8-11.2-11.6-12.7-12.3-11.5-11.2-12.1(良) 48.3-47.1

2015年:リオンディーズ:1.34.4 12.5-10.8-11.4-12.6-12.7-11.9-10.8-11.7(良) 47.3-47.1

☆傾向

①阪神JFと比べると圧倒的に後傾ラップ。直線の最高速は必須の能力。

15年~19年の5年で4回前半4Fの方が後半4Fより速い前傾ラップがあった阪神ジュベナイルフィリーズと異なり、朝日杯フューチュリティステークスは過去5年で前傾ラップの年は1年のみ。後傾ラップの年は後半に0.5秒を超える加速ラップがあり、瞬間的にギアを上げられる加速力の高さ、加速してからの最高速度の高さは上位進出のためには必須要件。

②穴を狙うならダンチヒかノーザンテーストの血

朝日杯フューチュリティステークスが阪神開催に変わってから6年で単勝オッズが10倍以上つく馬は7頭馬券に絡んでいるがそのうち6頭は「ノーザンテーストかダンチヒどちらかの血を持つ馬」だった。

  • 2014年2着アルマワイオリ(単勝オッズ64.7倍)…ダンチヒ持ち
  • 2015年3着シャドウアプローチ(単勝オッズ91.6倍)…両方なし
  • 2016年1着サトノアレス(単勝オッズ14.2倍)…ダンチヒ持ち
  • 2016年2着モンドキャンノ(単勝オッズ15.8倍)…ノーザンテースト持ち
  • 2016年3着ボンセルヴィーソ(単勝オッズ72.7倍)…ノーザンテースト持ち
  • 2018年2着クリノガウディー(単勝オッズ77.4倍)…両方持ち
  • 2019年3着グランレイ(単勝オッズ229.3倍)…ノーザンテースト持ち

穴を狙うなら血統には注目すべき。

やっぱりNHKマイルカップまでは追いかけたい

本命はやはりデイリー杯の時に「NHKマイルカップまでは追いかけたい」と仰っていた8レッドベルオーブですか?

そうだね。改めてこの馬の良さを言わせてもらうと「前傾ラップでも後傾ラップでも好タイムで勝っていること」があげられるよね。

赤…レッドベルオーブ2勝目(デイリー杯2歳S)
黒…レッドベルオーブ初勝利(2歳未勝利)

これはデイリー杯の振り返りの時も使ったグラフなんだけど、1勝目は前半4F45.3と言う2歳戦としては異例ともいえる前傾ラップで先行して押し切り。2勝目は上がり4F45.8という速い上がりの勝負を差し切り勝ちと全く異質の展開を両方とも勝ち切ってしまうと言う離れ業をやってのけた。これは相当なポテンシャルを秘めていると感じたね。

ホープフルSがG1に昇格してから有力馬が2つのレースに分散するようになって(と言ってもラジオたんぱ杯だった時代から割とそういう傾向にはあったが)、こちらのレースにそれほど大物が出て来なくなっているけど、今年のメンバーを見渡して「現状間違いなくクラシックやNHKマイルカップで通用する」と言うレベルの馬はいないと思う。この面子なら能力で押し切ってほしいね。

なにか不安要素はありますか?

個人的にこの馬は前走のような差す競馬でなくて、例えばミッキーアイルのような「スピードを生かして先行し押し切る」競馬が合っているような気がするんだよね。前走はクラシックで距離が延びた時のことを見据えて敢えて控える競馬をさせたんだろうけど、個人的にはこの馬は純粋なマイラーだと思うからNHKマイルカップ路線に専念させてほしいんだよね(あんまり部外者が口を挟むことじゃないけど)。

だから、今回も(私的には本来合わない競馬だと思っている)差す競馬をした場合、差し損ねる可能性は結構あると思うんだよね。ぶっちゃけそれが一番怖い。

だから、陣営には碇シンジくんみたく「逃げちゃダメだ!」という精神ではなくて、三角コーンでおなじみやしろあずき先生のように「逃げてもOK」くらいの気持ちで挑んでほしいな(個人的には「逃げんかい!おんどりゃー!!」くらいの気持ちでいるけれど)。

あっ、タイトルってそういう意味だったんですね。

相手は「速い上がりで勝利経験のある馬」で穴狙い

対抗はどの馬でしょう?人気順ですと、7ステラヴェローチェ5ドゥラモンドあたりでしょうか?

うーん。その2頭に関しては正直そこまで高い評価は出来ないかな。

それはまたどうして?

この2頭っていずれも2勝しているけれど、どのレースも上がり3Fに11秒台が1Fしかなくて、11秒台前半もないいわゆる「パワー型」のレースで結果を出してきた馬なんだよね。

血統的にもステラヴェローチェは荒れ馬場に滅法強いことで知られるクロノジェネシスを輩出したバゴ産駒でドゥラモンドは兄弟馬を見てもキレッキレと言うタイプの馬は見当たらない。

一方で朝日杯の傾向を見てみるとラスト400m~200mの区間は去年以外11秒台前半で明らかに切れ味を問われるレース。そうなるとやや分が悪いんじゃないかなぁ。

でも例年と違って今年は11月からの阪神開催です。馬場が荒れていることも考えられるのでは?

あっ!そうか!!言われてみればそうだね。

忘れとったんかい( `ー´)ノ。

とは言え、土曜日に行われた2歳未勝利戦(芝1800m)の上がり3Fが11.7-11.0-11.8、2歳新馬戦(芝1600m)の上がり3Fが11.8-11.2-11.4だからそこまで馬場は荒れていない印象。少なくとも「パワー型」のレースにはならないと思うよ。

だから相手には「自身の上がり3F33秒台」で勝利経験がある

11バスラットレオン

9テーオーダヴィンチ

の2頭に注目したい。この2頭は前者はダンチヒ、後者はノーザンテーストの血統持ちで血統的な穴馬要素も満たしているしね。

◎8レッドベルオーブ

〇11バスラットレオン

▲9テーオーダヴィンチ

△13ホウオウアマゾン

×12グレナディアガーズ

×214モントライゼ

推奨買い目