やってもいないダビスタを批評する~12/26おすすめ馬紹介~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。先週は「ニンテンドーswitchチャレンジ」と題して予想していきましたが、結果は見事玉砕。今週改めて「ニンテンドーswitchチャレンジ」継続と言う事になるでしょうか?

いや、どうかな。正直ここ1週間でニンテンドーswitchへの意欲は薄れてきてるんだよね。

それはまたどうして?

ニンテンドーswitchが欲しいと思ったきっかけは「AMONG US」「桃太郎電鉄」「ダービースタリオン」の3タイトルが遊べるからなんだけど、「AMONG US」はパソコンでも遊べるし(かつ操作性はパソコンの方が良さそう)、桃太郎電鉄は通信プレーを使って友達とワイワイやるのが楽しそうでぼっちの俺っちにはあまり向いてないかなとも思ったりした。

じゃあダビスタはどうなんです?

うーん。レビューとか見てると「クソゲー」の声も聞かれるし、youtubeとかでプレー動画を見ているとその意見に頷ける箇所がいくつか見られるんだよね。

そうなんですね。どういったところですか?エアプの意見が参考になるかわかりませんけど!

まず、レースの挙動。よくTwitterで見られるのが「4コーナーで前の位置取りを獲らないと勝てない」と言う意見。これは俺っちもyoutubeのプレー動画を見て感じたことで、何と言うか「馬群を割る動き」が直線的なんだよね。差そうとするとき斜めに走らず、前の馬の後ろにつけてから横移動してさらに前進するみたいな。

だから、前が詰まって負けることが非常に多い気がする。これは10年以上前の「ウイニングポスト」でも見られたことなんだけど、新作が出た時に解消された部分。ライバルゲームが10年以上前にぶつかった課題でストレスが溜まるってのはやっぱり頂けないかな。

でもエアプなんでしょう。

うん、エアプだよ。あと、前半戦の立ち回りが難し過ぎる気がする。初期資金が2000万円なんだけど、直近にデビューできる馬がいないからすぐに種付けして順調に仔馬が育ったとしてもそこからその馬がデビューする3年間は維持費だけがかかる状態。維持費がパッと見10万+10万×牧場にいる馬の数みたいだから、これが3年間続くとどんなに種付け料の安い種牡馬をつけても資金繰りは苦しい。

即戦力となる2歳馬のセリがスタート1か月後の5月に行われるんだけど、これ全体的に価格が高く設定されているから運転資金を考えると実際に買える価格帯の馬は2頭言えば良い方で実際に買うとなるとそのうちの1頭買うのが限界。もしその馬が全然活躍しなかったら破産まっしぐらって感じ。それなら「2歳馬のセリ」と「当歳、1歳馬のセリ」を分けて2歳馬のセリは比較的安価で馬が買えるようにすれば良かったのにと思う。

「牧場経営の厳しさがわかっていい」と言う人もいるかもしれないけど、あくまでこれはゲームなんだし導入部分はもう少しスムーズに進められても良い気はする。と言うかリアルを追求するなら「直近の運転資金がわずかしかなくて2歳馬もいないのに牧場を開業するな!」って話になるしね。

そんだけ言っていてもエアプなんでしょ?

あぁ、そうだよ。あと、俺っちが見た配信者さんの動画では、既存の馬でない限り小さい「ツ」や「ユ」の文字をしっかり発音してるところがあったりして実況に違和感を感じたんだよね。

例えば「チャッターリップス」と言う馬名だとすると「チヤツターリツプス」に聞こえるみたいな感じ。愛着ある馬につけた馬名がそんな風に聞こえたらせっかく付けた音声実況の魅力も半減するし、馬名が制限されるのは良い気しないよね。まぁ、これに関してはその名前がたまたまそうだった可能性もあるんだけど……。

まるでやったような口ぶりですけど結局はエアプなんでしょ。

うるさいなぁ、そうだよ!だけど配信者さんの動画を見る限り課題も多いのかなと言う印象は受けた。だから今週はムリに「ニンテンドウswitchチャレンジ」はしないことにするよ。むしろ今は「AMONG US」用にボイスチャットが出来るマイクが欲しい。

では、今週は「ボイスチャット用マイクチャレンジ」と言う事で。

そういう事にしようかな。

おすすめ馬紹介

自信度…☆☆☆

該当馬なし

自信度…☆☆

阪神6R 2歳1勝クラス 5グレイイングリーン

☚この馬のここがスゴイ…この馬のデビュー戦は過去10年の阪神芝1400mの2歳新馬戦で最速タイム。前後半どちらにも速い脚を使えており今回の面子ならポテンシャルは最上位!

グレイイングリーンのデビュー戦の勝ちタイム1.21.2は過去10年の阪神芝1400mの2歳新馬最速タイム。それだけなら「高速馬場の影響」とも考えられるが、ラップを見ても12.5-10.9-11.3-11.8-11.4-11.3-12.0と前後半ともに11秒台前半(10秒台含む)の持続がある。

これは「前半のペースが速くても後半しっかり脚を使える」ことの証明で、上のクラスでも十分に戦えることを示唆するもの。

今回のメンバーを見渡しても、時計面でグレイイングリーンに匹敵するような魅力を感じる馬はいないし、先週もレコードが出るような高速馬場が維持されている芝なら引き続き能力を出し切れる舞台。ここは単勝で勝負したい。

中山8R 古馬2勝クラス 15ノーベルプライズ

☚この馬のここがスゴイ…前走は10か月ぶりのレースで得意とは言えない上がりの速い競馬で6着。ベストの舞台である中山ダート1200mなら更なる上昇が見込める。

ノーベルプライズの前走は10か月半ぶりの休み明け。11.8-11.8-12.6と言う上がりの速いレースを出走馬中上位の上がり3Fの末脚を使って6着。内容としては悪くない。

1勝クラスでは中山ダート1200mで3走連続好走。それらのレースのテンの2Fはそれぞれ22.5、21.9、22.6と言うハイペースでこれらのレースで結果を残してきたことからこの馬の得意とするレースは東京のような上がりの速いレースではなく、ゴールが近づくにつれてハロンタイムがかかっていくようなタフな流れと考えることが出来る。

今の中山ダート1200mで上がり勝負になることは考えにくく、であるならばこの馬のタフな末脚が生きる展開になるはず。勝ち切れない部分も多いので単勝よりは複勝の方が無難だろう。

阪神10R 元町S 5シルヴェリオ

☚この馬のここがスゴイ…前走は力のいる馬場だった京都の芝でラスト3Fに11秒台前半を2F出てくる速い上がりで1.3秒差の圧勝。将来有望な逸材でここも通過点となる可能性も。

秋の京都開催で芝のレースは56レース行われたのだが、全体的に時計のかかる馬場状態で「上がり3F内に11秒台前半が2F以上出てくるレース」は4レースのみ。そのうち3レースは1600m以下の距離で記録されたものであり、1800m以上のレースではシルヴェリオが勝った2勝クラスのレースのみ。1.3秒での圧勝だったことを考えてもこの馬の記録的価値は高い。

兄にシルバーステート、ヘンリーバローズと言ったいわゆる「未完の大器」が多くいる良血で順調に使えさえすれば出世できる血統。有り余るポテンシャルが顕在化してきた印象で、そのポテンシャルが発揮できれば3勝クラスでも通過点と言えるくらいの馬。ここは頭で考えたい馬。

自信度…☆

中山7R 古馬1勝クラス 5ネオレインボウ

☚この馬のここがスゴイ…ここ4走2度馬券圏内になっているレースはいずれも上がりがかかるレース。今の中山のダートの状態なら馬券圏内にはこれそう

ネオレインボウは過去4走で2度馬券圏内。馬券圏内に入ったレースとそうでないレースの上がりを比べると、

◆馬券圏内に入ったレースの上がり3F

・10月4日中山ダート1200m古馬1勝クラス 12.2-12.8-13.0

・11月15日東京ダート1400m古馬1勝クラス 12.0-12.4-13.2

◆馬券圏内に入れなかったレースの上がり3F

・10月25日東京ダート1400m古馬1勝クラス 12.2-11.7-12.6

・12月6日中京ダート1400m古馬1勝クラス 12.3-11.6-12.1

と馬券圏内に入れるか否かは「上がり3F内に11秒台のラップがあるか否か」で分かれている。

今回の中山ダート1200mはJRA屈指のハイペース誘発コースで1勝クラスで上がり3F内に11秒台が入ってくることは考えづらく、入ってきたとしてもラスト3F目でそこから一気にペースが落ちる前傾ラップがほとんど。

そういう流れなら、馬券圏外のレースでも出走馬中上位の上がりを使っている末脚が生かせると思うし、馬券圏内に入ってくる可能性は非常に高い。

勝ち切るとまでは言い切れないから、馬券的には複勝で狙いたいが、配当を増やしたいのであれば単騎逃げが見込める11ラフィンクロンヌとのワイドもお勧め。

中山12R グレイトフルS 4ナムラドノヴァン

☚この馬のここがスゴイ…元々は1勝クラス、2勝クラスを連勝した素質馬。長期休養を挟んで徐々に調子を取り戻してきた印象。力のいる馬場は過去実績・血統的にもプラス。

中山芝は先週からから急に時計がかかり出した印象。ターコイズSは重賞に昇格して6年でかなりのスローペースだった2015年に次いで遅い勝ち時計だったし、ディセンバーSはここ10年芝1800mで行われた同レースの中で最も遅いタイム。確実にパワー型の芝に移行していると考えた方が良い。

ナムラドノヴァンは父がディープブリランテ。彼の産駒はモズベッロやセダブリランテスなどパワーを売りにしている馬が多く、この馬自身も古い話ではあるが芝2200mの未勝利戦を12.7-11.3-11.3-12.5-12.6-12.0-12.0-12.0-12.1-11.9-12.0とテンの3F目がラスト2F目と3F目より速い距離の割には前がかりで、かつ後半6F12.5を切るラップが続く持続力を要するレース。このレースで勝てる馬ならパワーのいる長距離戦は間違いなく合う。血統的にも過去の実績的にも今の中山芝長距離はベストの舞台。

状態面を見ても長期休養から5戦。そろそろ状態が上がってきても良いころだし、前走は出走馬中2位の上がり。勝ち馬とは0.9秒差だが、1着のポタジェ、2着のダノンマジェスティと言う高ポテンシャルの2頭を除けば3着とは0.3秒差とそれほど大きく負けていない。時計がかかればさらなる前進も見込める。

ここは強力なライバルも多いので馬券的には複勝が無難。個人的には荒れ馬場の長距離で実績のある1ウインキートス(この馬もおすすめ馬として紹介するか迷った)との2頭軸がおすすめ。