こんちわ～す。館山速人で～す。

日曜日の競馬は土曜日と同様高い自信度のレースは多くない。
けれど、自信度☆☆☆のレースは(馬名を見たら「そりゃそうだろ」と思う人も多いだろうが)、鉄板どころかダイヤモンド板くらい固いと思っているから気合を入れたいところだよ。

大丈夫。その馬はきっと俺っちの信頼にこたえてくれるから。

まず間違いなく負けないと思う。
この馬はデビュー戦のレースがメンバー・時計ともに物凄いハイレベルレース。

まずメンバー。
勝ったのは後にカトレア賞を古馬3勝クラスのレースより速いタイムで完勝した大器・レモンポップ。
4着はこのレース後に未勝利・1勝クラスといずれも0.5秒以上の差をつけて連勝しUAEダービーから招待を受けたフランスゴデイナ。
この2頭はヒヤシンスSに出てきたと仮定してもいずれも上位人気になるであろう馬だし、それを考えるとオープン級のメンバーが揃っていたと言えると思う。

次に時計。
このレースの勝ち時計は1.18.2なんだけど、2010年以降2歳戦良馬場のダート1300mで勝ち時計が1分19秒を切ったのはこのレースとレコードタイムで勝ったミスターメロディの2例のみ。
勝ったレモンポップはもちろん同じく1分19秒を切ったサトノムスタングの価値も高いレースだと思うし、1勝クラスなら楽々突破できる水準なのは間違いない。

前走の勝ち方を見ても、少なくとも東京ダートならレモンポップ以外にそうそう負けるとは思えないし、ここはあっさり勝ち上がってくれるはずだよ。

そうだね。
俺っちの東京ダートの格言は
「速い上がりを使えるレースで好走した馬を狙え」
東京は直線が長いし砂質的にも中山より時計が出やすくなっているからスピード優先で、1400m～1600mは持続力勝負にも消耗戦にもならず上がり3Fが重要になるレースも少なくない。だから、上がりに速い脚が使えると言うのは物凄く重要な要素だと思う。

この2頭はいずれも上がり3Fが速いレースで実績のある馬。
グトルフォスは自身の上がり3Fが36.5以内のレースに限ると【2/1/0/1】、ワンダーウマスも自信の上がり3Fが36.5以内のレースは【1/2/1/0】といずれも好成績。

グトルフォスは昇級して以降のレースは結果が出ていないが、ダート1800mの早めにペースが上がる持続力を問われるレースか、ダート1400mで後半に行くにつれてラップタイムが上がっていく耐久力を問われる消耗戦しか走っておらず、東京ダートに替わって一変する可能性は十分にある。

ワンダーウマスは下のクラスでコンスタントに上位に来れる力のある馬だけどおよそ1年及ぶ休養の後はなかなか結果が出ていなかった。
それが前走でやっと復調気配を見せてきたし、36秒台の脚が使えるダートならこのクラスでも通用する力は十分あると思うよ。

中山のダートは東京のダートと違ってパワー特化型。
ましてやダート1200mは極端にテンが速くなり、ダッシュ力が問われる舞台。上がりが速くなりやすい東京ダートとは正反対の適性を要求されるから、ここでの大敗はノーカウントでOKだと思う。

モリトユウブ自信ダートで馬券圏内に入ったレースは全て東京コースだし、2走前は先週推奨して見事快勝したプロヴィデンスが先行してバテたレースで好位から競馬をして3着と好成績をおさめており、内容の濃い競馬をしている。

前走で人気が落ちるならここは絶好の狙い目だと思うよ。