【競馬予想】あえてステラヴェローチェを本命にしない。あえてね。【日経新春杯】
こんちわ~す、館山速人でーす。
アシスタントの大澄晴香です。
今日も今日とて競馬予想。
このブログでは日曜日の中京メイン日経新春杯の予想をしていきます。
日本経済にも精通している俺っちにとってはこのレースは是非とも当てたいところだね。
「日本経済にも精通している」って初めて聞きましたけど、ホンマですか?
本当だよ!
半導体不足が大変だよねー。
………。
………。
いや、それだけかい( `ー´)ノ!
薄すぎでしょ( `ー´)ノ!
与太話はこれくらいにして早速予想に入っていきましょう。
過去5年中京芝2200m平均ラップタイム
傾向①ラップ⇒後傾・持続力・スピード型
過去5年の中京芝2200mの平均ラップを見ると、「後傾・持続力・スピード型」と言えます。
特に持続型の傾向は顕著で、1勝クラス・2勝クラスともに残り1600m地点からジワリジワリとペースが上がっています。
これは典型的な長距離戦のラップ傾向で、持続力ラップで実績のある馬はもちろん、既に長距離(2000m超のレース)で実績がある馬も注目です。
傾向②種牡馬⇒ロベルト系に注目
過去3年(2019年1月20日~2022年1月10日)の中京芝2200mの成績を見るとロベルト系の好成績が目立ちます。特に注目はスクリーンヒーロー産駒とエピファネイア産駒です。
スクリーンヒーロー産駒は通算成績が【3/1/0/5】と母数はそれほど多くないものの複勝率が44.4%、単勝回収率は473%と高い数値を誇ります。
エピファネイア産駒も通算成績は【6/2/2/12】とこちらも複勝率は45.5%。回収率を見ても単勝回収率は349%、複勝回収率は112%といずれも100%を超えており、1着固定としても連軸としても信頼を置けそうな種牡馬です。
今年の出走馬で該当するのは、スクリーンヒーロー産駒が3マイネルウィルトス、8フライライクバードの2頭、エピファネイア産駒が2クラヴェルです。
一方でこのコースを不得手としているのがキズナ産駒。過去3年(2019年1月20日~2022年1月10日)の通算成績は【0/0/4/22】と26戦して2着以内が一度もありません。
今年の該当馬は6ヤシャマルです。
傾向③騎手⇒成績はデムーロ騎手と川田将雅騎手が好成績
過去3年(2019年1月20日~2022年1月10日)の中京芝2200mの騎手成績を見ると、川田将雅騎手が複勝率64.3%、デムーロ騎手が複勝率58.3%と50%を超えていて好成績です。
ただし、回収率ベースでみると100%を超えているのはデムーロ騎手の複勝回収率のみで、単勝回収率に関しては川田将雅騎手が59%、デムーロ騎手が45%と100%はおろか、単勝・複勝それぞれの払い戻し率である80%を大きく下回っており馬券的妙味は薄そうです。
ちなみに川田将雅騎手は10ヨーホーレイク、デムーロ騎手は4ステラヴェローチェに騎乗予定です。
一方でこのコースが苦手そうなのが幸英明騎手で同期間の幸騎手の中京芝2200mの成績は【1/0/1/28】と複勝率6.7%、複勝回収率8%と言う惨憺たる成績。このコースで進んで変えるジョッキーではなさそうです。
今年は5ロードマイウェイに騎乗予定です。
持続力勝負ならステラヴェローチェを逆転できる逸材
では速人さんの本命はどの馬でしょう。
8フライライクバードだよ。
4ステラヴェローチェではないんですね。
そうだね。4ステラヴェローチェは皐月賞・日本ダービー3着、菊花賞・有馬記念4着と実績では文句なくこのメンバーではナンバーワンだし同コースの重賞・神戸新聞杯を勝った実績もあるから悪くない。実力・適性ともに問題ない1頭だと思う。
しかし、実力と適性なら8フライライクバードも負けていないと思う。
特に注目すべきは2走前のムーンライトハンデキャップ。
このレースの 13.0-11.3-11.4-12.8-12.8-12.2-12.0-11.7-11.7-11.4-11.8 と言う残り1200mからほぼ等間隔でジワジワペースが上がっていくラップ構成は典型的な持続力タイプのもの。11秒台が4F続いていることからも高いスピード能力を持っていることがうかがえ8フライライクバードの高い素質を示すレースと言えると思う。
先述のムーンライトハンデキャップを含め、中京芝2200mは過去3戦走って2勝2着1回。2着の時は勝ち馬が菊花賞2着のアリストテレス、3着馬が重賞でコンスタントに馬券に絡んでいるヒートオンビートで4着以下を5馬身離す非常にレベルの高いレースだった。この条件は8フライライクバードが最も得意とするところだろうし、逆転は十分可能だと思うよ。
相手はどうでしょう?
筆頭は4ステラヴェローチェだけど、前日オッズを見て「あれ?こんなに人気ないの?」って思ったのは11ショウナンバルディ。
前走で重賞を勝ったのですが、前日20時50分頃のオッズでは単勝27.1倍の6番人気です。
思った以上に人気がないけれど、なんでだろうね。
個人的には
①斤量(57kg)
②距離不安
が考えられるんだけど、斤量に関しては相対的にはプラスにはならないだろうけど、この馬自身は3勝クラスで57kgを背負って勝っているし、この斤量は問題ないだろう。
距離に関しては2000mを超える距離での実績はないけれど、11ショウナンバルディが2着以内に入った重賞レースのラップを見てみると、
鳴尾記念:13.1-11.9-13.0-12.6-12.3-12.2-11.5-11.1-11.1-11.9
中日新聞杯:12.6-11.1-12.8-12.5-12.1-11.9-11.8-11.1-11.3-12.6
とどちらも残り1200mとか1400mからジワジワペースが上がっていく典型的持続力ラップなんだよね。
こういうラップは2000mよりむしろ2000mを超える長距離戦によく見られる傾向で、ラップの形だけ見れば11ショウナンバルディは2000mよりむしろ2000mを超える距離の方が合う可能性は十分にある。
この人気なら厚めに買うのもありだと思う。
印
◎8フライライクバード
〇4ステラヴェローチェ
▲11ショウナンバルディ
△2クラヴェル
△3マイネルウィルトス
推奨買い目
単勝:8 1000円
馬連:4-8 1000円
ワイド:8-11 400円
3連複(2頭軸流し):4,8-2,3,11 各700円
3連複(2頭軸流し):8,11-2,3 各100円