【競馬予想】熱いデータを見つけるとそのデータを使って買いたくなるよね【きさらぎ賞】
こんちわ~す、館山速人でーす。
アシスタントの大澄晴香です。
今日も今日とて競馬予想。
今回は日曜日の中京メインきさらぎ賞を予想していきます。
クラシックに向けての登竜門的レースで過去にはスペシャルウィークやナリタトップロード、サトノダイヤモンドと言った名馬がこのレースを勝ち上がっています。
今年のメンバーを見ていかがですか?
正直来週の共同通信杯の想定メンバーを見てからだと、今回のメンバーはやや小粒な印象を受けるね。
共同通信杯は朝日杯フューチュリティステークス3着、5着のダノンスコーピオンとジオグリフ、東京スポーツ2着のアサヒが出てくるみたいですからね。
アサヒなんて新馬戦からずっと強い相手と当たってるのに、よりによってまたこんなメンバーかよと思っちゃった。この馬メンバー次第では3勝くらいしててもおかしくない実力があると思うよ。
そこ行くと今回のきさらぎ賞のメンバーは少し物足りないと。
現時点ではね。
でも以前こんなことがあった。
2006年の共同通信杯。
この年の共同通信杯は朝日杯を勝ったフサイチリシャールと札幌2歳ステークスを勝ったアドマイヤムーン、それに新潟2歳ステークスを勝ったショウナンタキオンと豪華なメンバーが揃っていた。俺っちは「この共同通信杯からクラシックを勝つ馬が出るんだろうなぁ」と思っていた。
一方でその年のきさらぎ賞に出走していた馬は、オープン特別での好走歴はあったものの勝ち切れないレースも多くてクラシックを狙うにはワンパンチ足りないと言う印象があった。だから俺っちの中でこの年のクラシックは「共同通信杯組>きさらぎ賞組」と言う評価だった。
でも、ふたを開けてみると、そのきさらぎ賞の1着、2着馬___ドリームパスポートとメイショウサムソン____がクラシックでは大活躍。前者が皐月賞2着、日本ダービー3着、菊花賞2着、後者が皐月賞・日本ダービー1着、菊花賞4着とクラシックで大活躍した。
このことから分かるのは……、
速人さんの眼が節穴ってことですね。
やかましわ( `ー´)ノ。
クラシックに向けての格付けなんて3月以降の成長で大きく変わり得るってこと!
まぁ、俺っちの眼が節穴ってのは間違ってないかもしれないけど……。
今後の成長が期待できる”逸材”を探すレースってことですね。
まぁ、そういう事。
では早速その”原石”を探しに行きましょう!
中京芝2000m3歳オープン戦(4月以前)勝ちタイム&ラップタイム
傾向①ラップ⇒緩急の俺ほど大きくなく耐久力重視
過去中京芝2000mで開催された3歳春のオープンレースは3レース。それらは全て残り1600m地点からペースが上がるとそのペースをずっと維持したままゴールに向かう持続力型のレースでした。
母数が少ないので何とも言えない部分はあるのですが、この傾向は3歳芝2000mのオープン以上のレース全体にも見られる傾向なので、今回も耐久力型ラップになる可能性は高いのかなと思います。
傾向②血統⇒単体の種牡馬で注目はエピファネイア。配合パターンには「黄金パターン」もある⁉
過去5年(2017.1.14~2022.1.23)の中京芝2000mの成績を見ると、好成績を残しているのはエピファネイア産駒。勝率は8.3%と特筆すべき数字ではありませんが、複勝率は34.7%となかなかの数字。回収率に目を向けると単勝が103%、複勝が113%といずれも100%超え。
十分に「買い」と言える数字です。
配合パターンを見ると、父ロベルト系×母ミスタープロスペクター系が目を見張る成績を残しています。
ごらんのとおり勝率は17.3%、複勝率は44.2%と群を抜いて高く、回収率は複勝が140%、単勝回収率は200%を超える222%とべらぼうに高い期待値を叩き出しています。
その中でも群を抜いて好成績なのが父ロベルト系×母ファピアノ系で通算成績【3/1/0/1】と5回走って着外はたったの一度!このコースを十八番としています。
傾向③騎手⇒川田将雅騎手が複勝率60%超えと言う驚異の成績!馬券的妙味を狙うなら松山弘平騎手
同じく過去5年(2017.1.14~2022.1.23)の中京芝2000mの騎手成績を見ると、川田将雅騎手が複勝率60.2%と言う驚異の数字を誇っています。
ただし、この成績だと当然人気もするわけで、回収率は単勝で91%、複勝率は96%とそれぞれの還元率である80%は超えていますが、100%は超えていません。
これは複勝率45.1%を誇る福永祐一騎手にも同じことが言え、こちらの単勝回収率は80%、複勝回収率は72%と馬券的には「それなり」の数字に留まっています。
回収率の観点から見て優秀なのが松山弘平騎手で、単勝回収率は142%、複勝回収率は103%といずれも100%を超えています。
今回きさらぎ賞に騎乗予定の騎手の中で勝利数2位と母数も十分にあるので「1頭大穴を開けた馬がいて回収率を跳ね上げている」と言うわけでもなさそうですし、安定して馬券的に狙えるジョッキーと言って間違いないでしょう。
確実に当てに行くなら川田将雅騎手、馬券的妙味を考えるのなら松山弘平騎手が狙いと言えるのではないでしょうか。
まとめ
以上の傾向を改めて明文化すると、
傾向①ラップ(耐久力)
◎⇒11.5~12.4のハロンタイムが6F以上続くレースで勝利経験
〇⇒11.5~12.4のハロンタイムが5F以上続くレースで勝利経験
(ただし、いずれも上がり3F内に11秒台前半が2F以上あるような加速力型レースは除く)
傾向①’ラップ(ペース)
〇⇒前半800m48.9以内のレースで勝利経験
×⇒勝利したレースのすべてが前半800m50秒台
傾向②血統(種牡馬)
〇⇒エピファネイア産駒
傾向②’血統(配合)
◎⇒父ロベルト系×母ファピアノ系
〇⇒父ロベルト系×母ミスタープロスペクター系
傾向③騎手
〇⇒川田将雅騎手、松山弘平騎手
以上のまとめを今回の出走馬に当てはめると以下のような表になります。
複勝率4割越えの激熱データ!これに乗らない手はない!
では早速速人さんの本命を教えてください。
今回は1エアアネモイと7フォースクエアの2頭を推すよ。
これはやはり傾向②の「中京芝2000mは父ロベルト系×母ミスタープロスペクター系が好成績」というところが根拠になってくるんですか?
そうだね。TARGETを使えるようになってから俺っちも色んなデータを見ているけど、母数がある程度あって複勝率40%超え、回収率200%超えってそんなに頻繁にあるデータじゃないんだよ。
大抵は良くて複勝率なら33パーセント前後、回収率は100%を超えるくらい。
たまにバカ高い数値を見るけどそう言うのは大抵母数が少なかいケース。
そこ行くとこの父ロベルト系×母ミスタープロスペクター系に関しては過去5年の中京芝2000mのレースでの勝利数が7位に入っている組み合わせで母数も52と決して少なくない。
データの有効性は十分に示せる数字だと個人的には感じてる。
データ上は2頭両方が複勝圏内を外す確率は0.568×0.568=32.2%しかないんだから。
そう言う事じゃない気がしますが………。
それだけこのデータが熱いデータってことだよ。
他に気になる馬はいますか?
人気はするんだろうけどやっぱり3ダンテスヴューは良いと思う。
未勝利戦を勝った時のラップタイムが
13.2-11.4-12.2-11.9-11.9-12.0-12.0-11.9-11.9-12.5
とテンの4F目~ラスト2F目までの6Fずっと11.9or12.0のラップを刻む典型的な耐久力ラップを2馬身半差で快勝しているし、耐久力は確か。
前走東スポ杯2歳ステークスは
12.8-11.4-12.0-12.4-11.7-11.6-11.0-11.9-11.4
と比較的加速力よりの競馬だったし、この馬に先着した3頭はイクイノックスはもちろんアサヒ、テンダンスともに今年の3歳の中でも上位に来る素質馬だと思う。相手が悪かった。
逆に言えば「強い馬相手に揉まれてきた」と言う事も出来るし、東スポ杯よりやや小粒なメンバーになった今回はその経験が生きると思うよ。
印
◎1エアアネモイ
〇7フォースクエア
▲3ダンテスヴュー
△2マテンロウレオ
△8セルケト
推奨買い目
単勝:1,7 各300円
馬連:1-7 300円
ワイド(BOX):1,3,7 各300円
3連複(フォーメーション):1,3,7-1,3,7-1,2,3,7,8 各100円