【競馬予想】ナカヤマイスター【弥生賞】
館山速人です。よろよろですぅ~。
アシスタントの大澄晴香です。
今日も今日とて競馬予想。
このブログでは弥生賞の予想をしていきます。
今週は中の人が残業続きで疲れてるから、ちゃっちゃと本題に行くよ。
過去5年勝ち時計&ラップタイム
傾向①ラップ⇒この時期の2000m重賞としては珍しい加速力ラップ。切れ味が求められるレース。
過去5年(2017年~2021年)の弥生賞のラップを見ると、この時期の2000m重賞としては珍しくスローからの上がり勝負になることが多いです。
良馬場の3年を見ると明白で、ラスト400m~200mのハロンタイムがいずれの年も11秒台前半。うち2年は11.0と最高速の高さが要求されるレースとなっています。
そのため、高い最高速を持つ馬が有利となり、具体的には「ラスト3F内に11秒台前半が2F以上あるレース」で勝利もしくは重賞2着の経験がある馬が望ましいです。
また、「ラスト3F内に11秒台前半があるレース」で勝利も重賞2着もない馬は軽視した方が良さそうです。
傾向②血統⇒ディープインパクト産駒が絶好調。
過去10年(2012年~2021年)の弥生賞の血統傾向を見ると、「ディープインパクト記念」の名の通りディープインパクト産駒が絶好調。【6/1/2/12】と6勝を挙げており、単勝回収率は330%と驚異の300%超え!
ディープインパクト産駒が出走していれば無条件で買い目に入れた方が良いでしょう。
また、過去10年(2012年~2021年)の
傾向③前走⇒前走G1組は複勝率70%超え。G1の経験は重視せよ。
過去10年(2012年~2021年)の弥生賞の前走傾向を見ると、前走でG1に出走していた馬が好成績。【2/3/7/5】と複勝率は70%超えと安定して上位に来ていることが分かります。
回収率ベースで見ても、単勝・複勝の回収率がいずれも100%を超えており軸としての信頼度は高いと言えます。
G1の経験はこのレースでは大きなアドバンテージとなるようです。
「上がり4F45秒台」理論を適用していい馬
では早速速人さんの本命馬から聞いていきましょうか。
このレースはメチャクチャ自信がある。
9インダストリアで間違いないよ。
根拠は「能力」「適性」「血統」の3つ。
能力は、2着だった新馬戦と前走ジュニアカップが証明している。
2着だった新馬戦は何度か紹介しているモカフラワーが勝った上がり4F45.9のレース。
このブログではもう何度も取り上げているけど「東京芝1600m以上の2歳戦を上がり4F45秒台で勝った馬は出世する」と言うデータ。
過去この条件に当てはまるレースで勝った馬は12頭(そのうちイクイノックスとサリエラはそれ以降レースを使っていないので実質10頭)いるけどそのうち8頭が重賞を勝ち、4頭がG1を複数回勝っている。
名前を見てもビッグネームが立ち並ぶとんでもないデータ。
でもインダクトリアは2着だったんですよね?
このレースは勝ったモカフラワーがスローの前々、内々を立ち回ってロスを最小に抑える競馬をしていた。
一方で、インダストリアは直線で外に持ち出してから追い出すロスがあった。その内容でアタマ差の2着なら、少なくとも時計的には勝利と同等の価値がある。
ゆえに、この馬は重賞級の力があると言えると思うよ。
前走ジュニアカップの勝ち方もインパクトがあった。直線向いてからしばらくは「反応鈍いかな」と言う面も見られたんだけど、坂を上るあたりからグイと加速。終わってみれば2馬身半差の完勝。
こんな風に「阪神・中山のような直線坂のあるコースでラスト1Fグイと突き放す競馬が出来る馬は大物」と言うイメージがある。アグネスタキオンやディープインパクトが勝った新馬戦がそんな競馬だった。
そんな競馬をオープンでできるインダストリアの勝利は間違いなく明るいと思うよ。
つづいて「適性」。
過去の弥生賞の傾向は「2000mにしては上がり勝負」と言うもの。
インダストリアは過去3戦すべて最速上がりを記録しているし、2戦目の未勝利勝ちの上がり3Fは 11.3-11.1-11.9 と11秒台前半が2F続く完全に加速力と最高速が問われるレース。そこをきっちりと勝ち切っている末脚はこのメンバーではやはり有望だと思うよ。
最後に「血統」。
インダストリアの牝系はステイゴールドやサッカーボーイと同じロイヤルサッシュ牝系。この牝系は中山3歳芝2000mの重賞に強く、過去に2002年バランスオブゲーム(弥生賞)、2013年フェイムゲーム(京成杯)、2015年ベルーフ(京成杯)と3勝を挙げている。このうち2頭はインダストリアの祖母ホールオブフェームの子供であり、間違いなく中山芝2000mの重賞に適性がある血統と言える。
これだけの要素が揃ったインダストリアを推さない手はないと思うよ。
相手はどうなるでしょうか?
まず7ドウデュース。
こちらは何と言っても朝日杯の実績を重視した。
去年の朝日杯はセリフォス、ダノンスコーピオン、ジオグリフとハイレベルなメンバーが揃っていたと思うし、そこをきっちりと勝ち切ったドウデュースは評価されてしかるべきだと思う。
続いて10アスクビクターモア。
この馬は新馬戦のレベルの高さと父ディープインパクトに注目した。
この馬の新馬戦の勝ち馬はジオグリフで上記の「45秒データ」に当てはまるレース。該当するレースの中でも上がり4F45.3はトップに来る速さで時計的な価値はかなり高い。
そのレースでアスクビクターモアはジオグリフと0.3秒差の3着に来ていて4着には5馬身の差をつけている。
「G1級」とまでは言わないまでも、「重賞級」の力は間違いなくあると思う。
また、アスクビクターモアは今回のメンバーで唯一のディープインパクト産駒。傾向②で述べたようにディープインパクト産駒は弥生賞と抜群の相性を誇っているから血統的な裏付けもある。
8ラーグルフも侮れない。
この馬は前走データと血統が魅力的。
傾向③でも述べた通り、弥生賞は「前走G1を走っている馬」に大きなアドバンテージがあるレースなので、前走でホープフルステークスを使っているラーグルフには心強いデータと言えるだろう。
また、モーリス産駒は過去(2022年2月27日まで)中山芝2000mでの複勝率が41.2%と40%を超えており、このコースを得意としている。
母系を見ると曾祖母にロスマリヌスと言う馬がいるがこの馬は1999年の白菊賞で後の重賞勝ち馬ダイタクリーヴァを完封した馬。結局そのレース以降レースを使えずに2戦2勝で引退してしまったけれど、順調に行けば間違いなくG1を勝っていたであろう馬。その弟には皐月賞馬ノーリーズンがおり、一本筋の通った血統で期待度も高そうだね。
印
◎9インダストリア
〇7ドウデュース
▲10アスクビクターモア
△8ラーグルフ
☆4アケルナルスター
×1ジャスティンロック
×5マテンロウレオ
推奨買い目
単勝:9 2100円
ワイド:7-9 2500円 9-10 1300円 8-9 1000円
3連複(1頭軸流し):9-4,7,8,10 各100円
3連単(フォーメーション):9⇒7,8,10⇒1,4,5,7,8,10 各100円 9⇒4⇒7,8,10 各100円