【競馬予想】これが新しい栗毛の怪物【サウジアラビアロイヤルカップ】
お久しぶりです。館山速人です。
アシスタントの大澄晴香です。
お久しぶりの競馬予想ブログです。
今日はサウジアラビアロイヤルカップの予想をしていきます。
長らくブログをお休みしていましたが、何かあったんですか?
普通に仕事とアモアスで忙しかったからだよ。
とは言え、仕事もひと段落したし、これからは毎週……、
とはいかないかもしれないけど、ちょくちょくブログに復帰していこうと思う。
予想以外のブログも書いていこうと思うからお楽しみにね😉
まぁ、無理せずに進めていきましょう。
そうだね。
その「無理をしない」ブログの一環として、これからは「傾向」分析は割愛していきなり予想から書いていこうと思う。
もちろん、その根拠は説明していくけどね。
久しぶりに登場したハッピートレイルズ系の大物か⁉
では早速速人さんの本命を教えてください。
俺っちの本命は
5ノッキングポイント
だ!
根拠は4つ。
まずひとつめは初戦のラップタイムと内容。
12.7-11.1-12.3-12.8-12.7-11.4-11.2-11.1
スローペースの上がり勝負で、持続力やハイペース耐性を示すのにはかなり物足りない数字と言える。
しかし、スローペースだったことを差し引いても、上がり3F11.4-11.2-11.1は目を見張る速さ。特にラスト1Fに加速ラップを刻んでいるのは、スローとはいえ末脚の持続性も感じさせるもの。
もし仮に距離がもう1F伸びて、ラスト1F12.0でまとめていたとしても上がり4Fは45.7。東京芝の2歳戦で一流馬に慣れる指標とも言える「上がり4F45秒台」をクリアしている。
内容に関しても、直線持ったままの手応えで先頭に並びかけると、残り200mで仕掛けると父譲りの大きなストライドでさらに加速してあっという間に後続を3馬身突き放した、大物感を感じさせる勝ちっぷりだった。
同じレースを走ったメンバーも掲示板に入った馬は
2着オールパルフェ⇒次走中山で未勝利勝ち
3着バロックダンス⇒次走新潟で2着
4着エゾダイモン⇒次走中京で未勝利勝ち
5着ロードスパイラス⇒4戦目中京で未勝利勝ち
と既に3頭が未勝利を勝ち上がっている、メンバーレベルも高い一戦だった。
ラップタイム・内容ともにケチのつけようがない勝ち方で、来年のクラシックにも夢が広がる素質馬だと思う。
ふたつめはサウジアラビアロイヤルカップの傾向との合致。
上のグラフは過去5年のサウジアラビアロイヤルカップのハロンタイムをグラフ化したもの。
これを見てもらえば分かる通り、サウジアラビアロイヤルカップは基本的にラスト3Fの上がり勝負になる傾向が強い。
先述した通り、ノッキングポイントの新馬戦は非常にレベルの高い上がり3F勝負で、このレース傾向と完全に合致している。
ただ、これに関しては前日から雨が降り続いているから傾向は大きく変わるかもしれないけどね。
みっつめはサウジアラビアロイヤルカップの前走データ。
実は過去8年サウジアラビアロイヤルカップ(いちょうSとして施行されていた時代も含む)で前走が東京芝1600mだった馬の成績は【4/0/0/0】と勝率100%!!
今年はノッキングポイントの他に4マイネルケレリウスも同データにも該当するから、1着同着にならない限り勝率100%は崩れるんだけど、こんな強力なデータの後押しがあるのは心強い。
最後にサウジアラビアロイヤルカップとノッキングポイントの鞍上ルメール騎手との相性の良さ。
ルメール騎手は過去5回サウジアラビアロイヤルカップに騎乗して【2/2/0/1】と連対率80%!!
2020年のキングストンボーイで5着に敗れた以外は全てのレースで連対を果たしている。
実はこの成績でも単勝回収率、複勝回収率いずれも100%を下回っているくらい人気馬に多く乗っているとはいえ、これに乗らない手はないと思う。
血統を見ても、母系はシンコウラブリイを筆頭にコンスタントに活躍馬を出し続けているハッピートレイルズ系で芯の通った血統。
25年前の朝日杯で「新しい栗毛の怪物」と言われた曽祖父グラスワンダーのように、今年はこの馬が「新しい栗毛の怪物」と呼ばれる未来も高い確率で考えられると思うよ。
母に重賞勝ち馬を持つ2頭の若駒にも注目
相手はどの馬になるでしょうか?
相手筆頭は
4マイネルケレリウス
7ドルチェモア
の2頭かな。
マイネルケレリウスは先ほども紹介した「前走東京芝1600m」組。
12.6-11.4-12.4-12.6-12.5-11.5-11.3-11.8
というラップタイムは平凡に映るが、3着のグラニット、6着のビターグラッセが既に勝ち上がっていることからも決してレベルは低くないレース。
ゴール前50mでグイと伸びて差し切ったレース内容は勝負強さも感じさせるものだったし。ゴールドシップ産駒だけに当日雨が降ったとしてもこなせそうなイメージはある。
母マイネカンナは2008年の福島牝馬ステークスの勝ち馬。
アグネスタキオンの血を受け継ぐ馬だけに個人的には肩入れしたい1頭だよ。
一方のドルチェモアの推しポイントは2つ。
ひとつめは血統。
このレースはディープインパクト産駒が【3/0/1/1】と好成績を残している。さすが切れ味に優れたディープインパクトと言える。
ラストクロップの今年は残念ながら出走馬はいないけれど、ドルチェモアは母父がディープインパクト。母父ディープインパクトの馬は一昨年ステラヴェローチェが勝利をおさめており、今後は母の父にディープインパクトが入っている馬にも注目していく必要があると思う。
もうひとつは脚質。
このレースはスローになりやすいせいか「前走4角順位が2番手以内の馬」が【4/2/2/7】で単勝回収率100%超え、「前に行く能力を持った馬」が有利と言える。
今回該当するのは3ミシェラドラータ、6レッドソリッド、7ドルチェモアの3頭だけど、他の2頭は前走でそれぞれ5着と9着に敗れている。
このレースは過去8年「前走で負けた馬」が2着以内に入ったことはなく、ミシェラドラータとレッドソリッドは推しにくい。と言う事でここはドルチェモアをチョイスしたってわけだよ。
ドルチェモアの母は2013年の桜花賞馬アユサン。
この年の桜花賞はクリスチャン・デムーロ騎手とミルコ・デムーロ騎手で兄弟ワンツーを飾ったことで知られている。
この馬も将来、横山和生騎手と横山武史騎手の「横山ホットブラザーズ」でG1ワンツーを決めるくらいの馬になってほしいものだね。
いや誰も横山和生くんと武史くんのことを「横山ホットブラザーズ」って言わんやろ(゚Д゚)ノ。
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いや、横山兄弟の話してんのに、なんでのこぎりの名前「善臣」やねん(゚Д゚)ノ。
って言うか「横山ホットブラザーズ=のこぎり」って若い子わからんやろ(゚Д゚)ノ。
穴馬は上越新幹線に乗ってやってくる⁉
では、穴を狙うとしたらどの馬でしょう?
ずばり「上越新幹線に乗ってきた馬を狙え」だよ。
馬は新幹線乗らんでしょ。
マキバオーじゃあるまいし。
そうじゃない。
過去8年のサウジアラビアロイヤルカップで単勝15倍以上の穴馬が馬券に絡んだのは計4頭。複勝回収率は27%と穴を狙うには少々食指が動きずらいとなっている。
しかし、実はこの4頭全ての馬が「前走新潟競馬場で出走」していたんだ。この条件に限定すると【0/1/3/8】で複勝回収率は114%まで跳ね上がる。
穴を狙うなら「上越新幹線に乗ってきた馬=前走新潟で出走していた馬」がおすすめだよ。
なるほど。では今年の該当馬は?
1グラニット
2ブーケファロス
8シルヴァーデューク
の3頭だね。
この中なら個人的には母父ダンディコマンドと言う渋い血統のブーケファロスに注目したいね。
予想
◎5ノッキングポイント
〇4マイネルケレリウス
〇7ドルチェモア
△1グラニット
△2ブーケファロス
△8シルヴァーデューク