【競馬予想】ディープインパクトもオルフェーヴルもコントレイルもダービーは3枠5番でした【日本ダービー】

こんにちは!館山速人です!

アシスタントの大澄晴香です。
このブログでは速人さんの趣味である競馬、カープ、麻雀などについて徒然なるままに書いていきます。
今日のブログは日本ダービーの予想です。
ところで速人さんの印象に残っている日本ダービーってどの年のレースですか?

2008年の日本ダービーだね。
その年はディープスカイが勝った年なんだけど、ディープスカイの父アグネスタキオンは私の永遠のカリスマと言える存在で、自分の中では「歴代最強馬」と言っても過言ではない馬。

デビューから4戦4勝で皐月賞を制し「三冠確実か」と言われていたんだけど、日本ダービーを前に屈腱炎を発症しその夢は儚くも散ってしまった。

そんな父の無念を晴らすかのように、その息子ディープスカイが大外一気でぶち抜いたときは本当に爽快だったなぁ。

晴香ちゃんは何か思い出のダービーってある?

2018年の日本ダービーですね。

あぁ、ワグネリアンが勝った年だね。

えぇ。
当時は福永祐一騎手がダービーを勝ってなくて。
それまでキングヘイローに始まり、ワールドエース、エピファネイア、リアルスティールなど多くの有力馬に騎乗しながらあと一歩戴冠には届きませんでした。

しかし、この年はそれまで差す競馬しかしてこなかったワグネリアンを先行させて、ゴールギリギリで逃げるエポカドーロを捕えて念願のダービージョッキーに!
あのレースは胸が熱くなりましたね。

面白いのがそれまでなかなかダービーを勝てなかった福永祐一騎手が2年後にコントレイル、3年後にシャフリヤールでポンポンと3勝してしまうのところ。ひとつ勝つまでには相当なプレッシャーがあったんだろうね。

さて、今年はどんなドラマが生まれるんでしょうか?

予想

◎5ソールオリエンス

〇12タスティエーラ

☆13シーズンリッチ

△1ベラジオオペラ

△2スキルヴィング

△18サトノグランツ

本命は無敗の皐月賞馬5ソールオリエンスですか。
あの皐月賞の末脚は衝撃的でしたもんね。

視覚的インパクトも凄かったけどラップタイムも凄かったよ。
皐月賞のラスト3Fのラップが 12.7-12.5-12.0 荒れ馬場のハイペース、しかも残り200mで坂のある中山でラスト1F0.5秒もの加速ラップを刻んでの差しきりだから相当に価値が高い。

ソールオリエンスは過去3戦
11.5-11.0-11.0
12.2-11.7-11.5
12.7-12.5-12.0
とラスト3Fに減速ラップがないんですよね。

そうそう。これは「末脚の破壊力」だけでなく「末脚の持続力」を示す証左でもあるよね。

中山の荒れ馬場であれだけの末脚を使ったので、
高速馬場になる東京コースでどうかと言う声もあるようですが。

ソールオリエンスはデビュー戦東京で走っていてこのレースの上がり4Fが45.8。
このブログでは何回も触れてきているけど「東京芝1600m以上の2歳戦で上がり4F45秒台で勝った馬」ってのは物凄くレアケースな上に後に出世する割合が尋常じゃない。

「東京芝1600m以上の2歳戦で上がり4F45秒台で勝った馬」は過去述べ20頭いるけど該当レースの後に重賞を勝った馬が13頭(目黒記念でサリエラが勝てば14頭になる)、G1レースを勝った馬が8頭、ちなみに2020年以降の皐月賞でこの条件を満たして出走してきた馬は全て2着以内に入っている。

面子を見てもらえればわかると思うけどここにいる面子は決してパワータイプに寄っているわけではなくグランアレグリアのようにスプリント戦線で活躍した馬もいる。
スピードで見劣りするなんてことは考えられないよ。

めちゃくちゃ自信ありそうですね。

うん。個人的にはソールオリエンスは過去の歴史的名馬に肩を並べることが出来るレベルの馬だと思ってる。

偶然のめぐりあわせかもしれないけど、直近の3冠馬、ディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルはみなダービーは3枠5番だった。
あとは何が言いたいか分かるね。

速人さんがそこまで評価する5ソールオリエンスですが、敗れる可能性はありますか?

負けるとしたら前を捕えきれないケースだろうね。
脚質的に「そりゃそうだろ」って話だけど、近年のダービーは高速馬場化が進んで前有利になってるから。

それでも個人的には12タスティエーラ以外に負けることはないんじゃないかなと思ってる。

皐月賞の2着馬ですね。
この馬も「東京芝1600m以上の2歳戦で上がり4F45秒台で勝った馬」に該当しますね。

そうそう。
共同通信杯負け⇒弥生賞勝利⇒不良馬場の皐月賞2着
で荒れ馬場を得意としていたサトノクラウン産駒だから高速馬場は不向きと見る向きもあるようだけど、私はそうは思わない。しっかりと切れ味もある馬だと思うよ。

何なら皐月賞だって、ソールオリエンスさえいなければこの馬の完勝と言える内容だったし、にもかかわらず皐月賞3着のファントムシーフや別路線組のスキルヴィングより人気がしたって言うのは随分と舐められたもんだなと言うのが率直な感想だね。

ぶっちゃけ今年の面子なら3着は外さないと思っている。
それくらいの能力を持っている馬だよ。

他に気になる穴馬はいますか?

13シーズンリッチが気になる。
この馬は今年の毎日杯を1.46.6のタイムで勝ってるんだけど、過去に「毎日杯(2011年に震災の影響で阪神芝1800m開催になったスプリングSを含む)で1.46.9以内の勝ちタイムで勝った馬」はシーズンリッチを除くと7頭いる。

それが
2008年 ディープスカイ 勝ちタイム1.46.0
⇒日本ダービー1番人気1着
2011年 オルフェーヴル 勝ちタイム1.46.4(スプリングS)
⇒日本ダービー1番人気1着
2013年 キズナ 勝ちタイム1.46.2
⇒日本ダービー1番人気1着
2014年 マイネルフロスト 勝ちタイム1.46.7
⇒日本ダービー12番人気3着
2017年 アルアイン 勝ちタイム1.46.5
⇒日本ダービー4番人気5着
2018年 ブラストワンピース 勝ちタイム1.46.5
⇒日本ダービー2番人気5着
2021年 シャフリヤール 勝ちタイム1.43.9
⇒日本ダービー4番人気1着
と掲示板確保率100%の好成績をおさめている。

馬券圏外になった2頭はいずれもG1ホースですね。
毎日杯は「勝ちタイムの速さが能力に直結しやすい」と言う事でしょうか?

そういう事だと思うよ。
だからシーズンリッチにもそれ相応の期待はしても良いんじゃないかな。

その他の馬はどうですか?

基本的には日本ダービーには
1.重賞勝ち馬が強い
2.先行馬が強い
と言う2つの傾向があると思ってる。

重賞勝ちに関しては2019年の勝ち馬ロジャーバローズが重賞勝ちなしでこのレースを勝ったんだけど、それ以前の重賞未勝利馬は1996年のフサイチコンコルドまで遡らないと2着にすら入ってこない。
日本ダービーと言うのはポテンシャルはもちろん完成度も問われるレースだから「ここまでにひとつくらい重賞勝っている」くらいじゃないと戴冠には遠く及ばないってことだと思う。

また、近年はやえげつない切れ味で大量の「ダービーを差し切る名馬」を輩出したサンデーサイレンス産駒がいなくなったことや、高速馬場化が進んだことで先行馬が有利な傾向になってきているようで近10年の日本ダービーでは4角順位が2番手以内だった馬の成績が【2/2/3/16】単勝回収率427% 複勝回収率289%と高水準の数値を記録している。

この二つのことから残りの印は「ある程度前受け出来る重賞勝ち馬」をチョイスしたよ。

最後に、ソールオリエンスは無敗の二冠を達成すると思いますか?

95%達成すると思ってる。
そして秋には
・新馬戦でソールオリエンスの2着に敗れ、
・菊花賞でソールオリエンスの父キタサンブラックの2着に敗れたリアルスティールを父に持ち、
・母の父に無敗の三冠を骨折によって断念したトウカイテイオーがいる
レーベンスティールと言う馬ソールオリエンスに対する刺客として立ちはだかると言う最高に熱い展開を期待したいね。