さすがにそろそろロザムールは人気するよな~4/5予想~
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。今日は4/5のおすすめ馬の紹介です。日曜日のおすすめ馬は何頭でしょうか?
今日は「自信の◎」が4頭、「おススメ穴馬」が2頭、「寵愛枠」が2頭だよ。
自信の◎
自信度
☆☆☆…「ここは確勝級!」頭で狙おう!
☆☆…「2着は外さない!」連軸として信頼!
☆…「さすがに3着は固いでしょ!」3連系の軸で!
中山6R 古馬1勝クラス 16オルダージュ
自信度…☆☆
オルダージュは前走同じ中山のダート1200mで2番手からレースを進め2着。
これは俺っちの勝手なイメージなんだけど中山ダート1200mで逃げて好走した馬は差して好走した馬に比べて同コースで安定して成績を残しやすい気がする。
まぁ、基本的にダートは前有利ですからね。
ラップを見ても12.1-10.4-11.1-11.9-12.3-13.8とラスト1Fはガクッと落ちているもののそれ以外は緩みのない厳しいもので、こちらの面から見ても1勝クラスなら上位のスピードと耐久力を持っていると感じる。
今回芝部分を多く走れる大外枠に入ったのも吉。この枠ならスムーズに先手を取ることが可能だと思うし、先手さえとることが出来れば前走と同じくらい走れる可能性は高い。軸としてはかなり有力だと思うよ。
阪神9R 千種川特別 12キャスパリーグ
自信度…☆☆
キャスパリーグは前走こそ崩れてしまいましたけど、それまで1200mのレースではずっと安定して成績を残していますね。
うん。昇級してから2着→3着→2着→2着→2着→4着→7着だからね。
でも前走はついに掲示板からその名が消え、ちょっと調子落ちも感じさせる気がするんですが……。
前走はレースのラップが12.2-10.9-11.4-11.5-10.9-11.6とラスト3F目からラスト2F目で1Fラップが0.6加速する1200mとしてはかなり特殊で稀な競馬。ハイペースでの追い込みを身上とするこの馬にはペースが合わなかったから参考外に出来ると思う。
1200mにありがちなラスト3Fゴールまで減速ラップが続くようなレースであれば巻き返しは必至と見る。
この馬のキャラと脚質を考えると「頭で」という狙いはしにくい馬だけど、複系馬券の軸として考えるとこの馬ほど信頼感のある馬はいないと思うよ。
中山10R 浅草特別 12ロザムール
自信度…☆☆
館山さんの「おすすめ馬」では常連ですね。
好走しても好走しても全く人気にならないからね。どうも世間は「上がり3Fの数字」とか「直線の伸び脚」に気をとられて、この馬の強さに未だ気づいてない節がある。
ここ4戦すべて3着ですが上がり3Fの数字で3位以内に入ったことは1回もありませんからね。
だけど毎回淀みない流れを先行して粘りこむ強い競馬はしてるんだよね。この馬の武器はハイペースで先行しても直線で簡単にバテない「基礎スピードの高さ」と「耐久力」。これらは中山マイルにおいては好走するには最も重要な要素だと思う。
中々勝ち切れない競馬が続いているけどそろそろ「勝利」が見たい馬でもあるよね。
阪神12R 鳴門S 12ヒルノサルバドール
自信度…☆☆☆
この馬は2走前2勝クラスを勝った時の内容が秀逸。
まずラップが12.4-10.8-11.4-12.2-12.1-12.1-12.8と6F12.4以内のラップが続く優秀な耐久力ラップ。このラップは3勝クラス、再世の2F目と3F目が11.5を切る速いペースだから、このスピードがあればなんだったらオープンでも通用するもの。
このラップだけでも大したものなんだけどそれをこの馬は2番手からの競馬で、いわば「自分である程度このラップを作り出す競馬」で勝利をおさめている。
これは相当ポイントが高いし、2着~4着が全て差し馬なので決して「展開に恵まれた」勝利でもない事がわかる。
前走もスタートでダッシュがつかず最後方からの競馬になって本命をつけていた俺っちは絶望していたんだけれど、最後方から競馬を進めて直線凄い脚で大外から差してきた。
競馬自体は褒められた内容じゃないけど、7歳にしてこの馬の能力が開眼した印象で、今回も引き続き楽しみ。
今回のメンバーの中に「3勝クラスで安定して『着』がとれている馬」と言うのも見当たらないから、ここは頭から勝負しても良いと思うよ。
おススメ穴馬
自信度
☆☆☆…「えっ!なんでこんな人気ないの?」と小躍りするくらい。軸で買い。単系馬券の頭固定も視野に入る。
☆☆…「よし。この人気なら買えるぞ。」と小さくガッツポーズするくらい。頭固定はやや不安だけど、連軸なら検討出来る。
☆…「この人気ならワンチャン行けんじゃね。」とニヤリとするくらい。軸には頼りないがヒモで勝っても損はないくらい。
中山9R 山吹賞 4マイネルクロンヌ
自信度…☆☆
そう言えば館山さん。今日Twitterで「芝2000m超の狙い方が分かった」みたいなこと言ってましたよね。
うん。特に3歳戦では有効だと思うんだけど、そのポイントって言うのは「6F以上12.4以内のラップを持続して好走(連対)したことがある」って言う事。これを満たしている馬は長距離戦に必要な末脚の「持続力」を満たしていると考えられる。
今日アザレア賞で2着にきたディープボンドも未勝利勝ちの時のラップは12.3-11.3-12.7-12.7-12.3-12.3-11.9-11.9-11.7-12.0と後半6Fは全て12.4以内。
特に3歳戦だとこういうラップを2000m以上で刻む馬はぐっと少なくなるから積極的に狙っていっていいと思う。
で山吹賞でこれを満たすのがマイネルクロンヌと言うわけですか。
さすが晴香ちゃん!察しがいいね。マイネルクロンヌの未勝利勝ちはラップが13.0-11.5-12.1-12.3-12.4-12.4-12.4-11.8-12.3-12.2-13.1と8F12.4以内のラップが続く優秀な持続力を示すもの。
まぁこの条件はエヴァーガーデンも満たすから、この2頭を中心に馬券は組み立てると良いんじゃないかな。
中山11R 春風S 10シスル
自信度…☆
この馬は3走前中山ダート1200mを先行押しきりで勝った時のラップが優秀。
11.9-10.4-10.9-11.7-12.1-13.3とテンのスピード(テンの3F33.2)と耐久力(12.4以内のラップを5F継続)の両方を示している。
ただ館山さん、この馬昇級後は7着、16着と成績が振るいませんよね?クラスの壁ってことはないですか?
ここも俺っちのイメージによるところが大きいんだけど、中山ダート1200mで先行して勝った馬が上のクラスで通用するか否かを見るときに大事なのは「上のクラスの同条件(中山ダート1200m)で先行出来ているかどうか」という点だと思うんだよね。
この馬の場合、前々走中山ダート1200mで走った時は5番手からの競馬、前走は競馬場も距離も違うとは言えキチンと先手を取ることは出来ている。
こういう馬は中山ダート1200mであれば、展開一つで上位に来ることは可能だと思うよ。実際、今回のメンバーを見渡すと2走前一緒に走ったジャスティンやジャスパープリンスのような「確固たる逃げ馬」は見当たらないしね。
寵愛枠
阪神10R 難波S 3ゴータイミング
阪神10R 難波S 12セラピア
この2頭もロザムールと同じように館山さんがずっと推されてる馬ですよね。
そうだね。
ゴータイミングは上がり4Fが45秒を切るような超高速馬場でも好走できる切れ味がある反面、ラジオNIKKEI賞のような荒れ馬場でも結果を残すことが出来る適性の範囲が広い馬。
適性自体は「切れ味」に寄ったタイプで、正直上がり4F44秒台で差し切るなんて重賞級のポテンシャルがなければ出来る芸当じゃない。素質は3勝クラスの中に入っても頭一つ抜けていてもおかしくないものを持っている。
ただ、前走の敗退が気に入らない。確かに前有利の展開ではあったんだけれど、この馬のポテンシャルを持ってるすれば、もっと差を詰められても良かったんじゃないかという気はするんだよね。
セラピアの方も、デビュー戦で上がり4F45.9を楽々抜け出したように間違いなく持っているポテンシャルはオープン級。
ただ、父であるオルフェーヴルに似たのか気持ちにムラがあるように見えてその力をなかなか安定して発揮することが出来ていない。
つまり2頭とも「ポテンシャルは間違いなく高いけど、おススメするには引っかかる点がある馬」ってことですね。
そう言う事だね。