深い衝撃、再び~ホープフルS予想~
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。さて、2019年の中央競馬もいよいよラストウィークです。
今年は馬券の調子がイマイチだったなぁ~。
今年「は」ですか?
JRAVANで確認したら、去年は年間回収率が200%を超えてたからね。
どうせたまたま1個大きいのを当てただけでしょ。
うっ!なぜそれを!
私は何でもお見通しです。さて、土曜日の中山メインは2歳のG1ホープフルSですが、予想の方はいかがでしょうか?
うん。今回はまず印から確認して行こうか。
印
◎2コントレイル
〇7ワーケア
▲11オーソリティ
△1ブラックホール
馬場✕、枠順✕、それでも「可能性」にかけたい馬
本命はコントレイルですか。東スポ杯の後、館山さんは「ディープインパクトの若駒Sに匹敵する衝撃」と仰っていましたね。
本当のことを言うと、今回の舞台である「中山芝2000m」はコントレイルのような切れ味を生かす馬にとっては向いている舞台とは言い難い面がある。
しかも、有馬記念の週を見るに馬場は明らかに荒れて来ていて、東京スポーツ杯でレコード勝ちした軽さが売りのこの馬にとってはマイナスポイントだろう。
しかも今回は2枠2番。特に内が荒れている今の中山芝コースではここを走るのは明らかにロス。となれば、前に行ってコースを獲るか、後ろから行って外を回すかの選択になると思うんだけど、これまでのレースぶりと鞍上の福永騎手のレース傾向からして後者になりそうな雰囲気。そうなると差し届かずって可能性も十分にある。
さっきから口をついて出る言葉に不安要素しかありませんね。
それでもだよ!
晴香ちゃんの言う通り、俺っちはこの馬の前走である東スポ杯、「ディープインパクトの若駒S」を彷彿とさせる勝ちっぷりに「夢」を見たんだよ。
あぁ、この馬なら父の域に近づける、超えることができるかも。
って。
俺っちの中では既に「ディープインパクトの正統後継者」筆頭候補にのし上がってるくらいだし、そんな不安要素跳ね返すくらいの走りを見せてほしいし、見せてくれると信じてる。
今回はその「大いなる可能性」にかけてみたいと思うよ。
そこまで館山さんに言わしめるとは、コントレイルのレースぶりには注目したいと思います。
相手に選ばれた3頭はいかがでしょう?
残りの3頭も個人的には来年のクラシックで期待できる馬だと思ってる。
ワーケアは今年の2歳戦戦で旋風を巻き起こしているハーツクライ産駒。2戦ともラスト3F内に11.4を切るラップが2F含まれており、高い最高速が出せるタイプ。
ただ、ハーツクライは末脚の持続力に富んだ産駒も多く出すイメージで、単に「スローの上がり勝負が得意」なだけで終わる馬とも思えない。
母系を見るとデインヒルやニニスキ、カーリアンの血が入ったゴリゴリのヨーロッパ血統でパワータイプの馬場をこなすイメージもつけやすい。
なんだったら、2戦とも完勝なのに「まだ得意舞台で競馬をしていない」可能性も十分にある底の知れない1頭だよ。
オーソリティは母がエピファネイアの妹、すなわちシーザリオの孫にあたる良血馬。
前走はやや上がりの速いレースとは言え坂のところで後続を突き放しておりパワーも十分にある印象。
シーザリオに目が奪われがちだけど、母系はシンボリクリスエス(=ロベルト)、サドラーズウェルズなど、ワーケアと同じくパワー型種牡馬の名前が軒を連ね、顕在化している適性では上位2頭を凌駕している。
ブラックホールはゴールドシップの初年度産駒。母系はいわゆる「スカーレット一族」でまだオープン特別だった時代のターコイズSを勝ったスカーレットブーケ、有馬記念2年連続3着の皐月賞馬ダイワメジャー、牝馬として37年ぶりに有馬記念を勝った我が愛しのダイワスカーレットなど、中山とは相性が良い血統。
札幌2歳Sはテンの2F目以外すべてのラップが12.2~12.5の間でおさまっている均一ラップ。こういうラップは小回りで急激なスピードアップが難しい中山の2000mとは互換性が高いと思うし、コースへの適性はバッチリ。
札幌の洋芝を勝ってきたことからもパワーは折り紙付き。
「適性」という面では3頭ともコントレイルより上かもしれないね。
買い目
馬連(流し):2-1,7,11
3連複(流し):2-1,7,11
3連単(1着固定):2→1,7,11
(※オッズ次第では馬連を2-7の1点、3連複を2,7の2頭軸流し、3連単の買い目の中から7の絡まないものを消す可能性があります。)
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