秋のカタカナ祭りの始まり?~デイリー杯2歳S~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。メルボルンCのメールドグラースは残念でしたね。

そうだね。勝負所で馬群を捌けず外々を周らされてしまったからね。外から来た馬をいったん抑え込んだ後にかわされたりしてたからスムーズでも勝てたかどうかは微妙だけど、初距離を考えたら良く走ってる方だと思うよ。

そのレースで2着入線したマスターオブリアリティーのデットーリ騎手ですが、このレースで進路妨害による騎乗停止になってしまい、日本への来日が延期になってしまいました。

このまま来日自体がおじゃんになる可能性もあるわけだから残念だね。

その代わりではないですが、今週から短期免許でオイシン=マーフィー騎手がやってきます。

マーフィー騎手も日本での累計複勝率が5割近い騎手だからね。また、外国人旋風が巻き起こりそうだよ。

デイリー杯2歳Sでも有力馬の一頭サクセッションに騎乗します。

ただでさえ高評価をあげたい馬に乗ってくるわけだから思い印を打たざるを得ないよね。

◎4サクセッション

〇1レッドベルジュール

▲3ペールエール

△11アサケエース

根拠

という事でこのレースの本命もマーフィー騎手が騎乗するサクセッションだよ。

先ほど「ただでさえ高評価をあげたい馬」と仰っていましたが、その根拠は何でしょう?

過去5年のデイリー杯2歳Sの結果を見た時に勝ち馬は5頭すべてが「ラスト3F中に11.4以内のラップを2F続けての勝利経験」があったんだ。今年これに該当するのは、サクセッションとレッドベルジュールだけ。

それはデイリー杯2歳Sの適性に合っているという事でしょうか?京都1600mを走る上で。

う~ん。どちらかと言うと適性じゃなくてポテンシャルを示すものだという気はするんだよね。この時期の「勝利経験」となると大抵は新馬戦になる。昨今の新馬戦は大抵スローの上がり勝負になるから、そこで11.4以内のラップを1Fしか使えない馬よりは、2F以上使っている馬の方が当然ポテンシャルはあるだろうからね。

逆にペースが速い中、その上がりを使えたとしてもそれはそれで能力があるという根拠になるからね。ペースが上がっても自分の脚を失わないという耐久力が証明されるわけだから。

実際連対馬の顔ぶれを見てみると「この馬瞬発力を生かすタイプかぁ~?」と思う馬もいるしね。ジューヌエコールとかシュウジとかどちらかと言うとスプリンターだし、適性的にはそこまで瞬発力よりという事ではないと思うよ。

なるほど。上がりを見ることでポテンシャルが想像できるということですね。

では、サクセッションとレッドベルジュールの優劣はどうやって付けたんですか?やっぱりマーフィー騎手ですか?

いや、それはレッドベルジュールも武豊騎手だしその点はあんまり気にしてないんだけど。

レッドベルジュールの新馬戦でクビ差2着だったメイショウボサツがその後3戦して勝てていないし、他の馬を見ても勝ち上がった馬はいない。レベル的にどうなのかなという疑問が残る。

それならすでに2勝していて力はある程度はっきりしているサクセッションを優先したいなと思った。

では、3番手以降の馬についてはどうでしょう?

ペールエールは条件を満たすレースで勝利経験はないものの、新潟2歳S(条件満たす)で2着があるし当然有力。アサケエースは条件は満たさないものの未勝利戦を勝った時は不良馬場としては前半4F46.3となかなか速いラップを先行して勝っている。スプリンター寄りにも感じるけれど、先ほども言ったようにこのレースはジューヌエコールやシュウジのようなスプリンター寄りの馬でも好走できるレースだし、一発はあると思うよ。

買い目

馬連(流し):4-1,3

3連複(1頭軸流し):4-1,3,11

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