京都競馬場探訪記~思い出の地としばしのお別れ~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。今日のブログは昨日に引き続き重賞の振り返りですか?

いや、木曜更新分は「馬券」以外をテーマにしたことを書いていこうと思う。それに以前から書こうと思っていたんだ。それに前から書こうと思っていた、秋華賞が行われた10月18日の京都競馬場に行った際の「探訪記」をやっとこさ書こうと思う。

今日はちょっと一人語りをしたいから晴香ちゃんはお休みで良いよ。

はーい。

また逢う日まで…

去る10月18日。改修のため、これから2年半のお休みに入る京都競馬場に「しばしのお別れ」を告げに行ってきました(^O^)/。

毎年G1の季節になると行きの京阪電車から人でごった返したりするんだけど、ご承知の通り今年はコロナの影響で入場制限を敷いているため、淀駅の臨時改札口から競馬場をつなぐ通路に入っても人がほとんどおらず、JRAの職員さんが入場制限を知らない人に説明しながら案内を姿が印象に残るくらいでした。

異変はそれだけではなく、入場直後に検温とアルコール消毒が実施されていました(◎_◎;)。時勢を考えれば当然と言えば当然ですが、娯楽施設とは相容れない「緊張感」が走りますね(;^_^A。

別に何という事はない写真ですが、最後の思い出に撮ってきたものです。

グランドスワンなんかつい最近できたばっかりと言う気がするんですけどねぇ~。

下の写真にある「時計」に関しては、子供のころからひらパーで遊んだり、難波に買い物に行ったりと大阪に行った帰り路、京阪特急の中からこの時計が見えてくると「あぁ、京都に帰ってきたんだなぁ」と感じる、いわば「小旅行の終点」のランドマーク的な意味合いが個人的にはあり、ある意味では「京都」を象徴するものだったりします。

改装の規模がどの程度かわかってないので何とも言えないですが、もしこの時計がなくなってしまうとするとちょっと悲しいですね。

普段俺っちが競馬場に行くときは苦手な人込みを避けるためにスタンドと馬券売り場とレストラン以外は立ち寄らないんですが、折りしもコロナによる観客制限による開催。しばらくお別れすると言う事もあって普段いかないところにも行ってきました。

ライスシャワーの石碑には1992年の菊花賞、1993年の天皇賞春、そして1995年の天皇賞春と京都競馬場でG1を3勝し、同じ年の宝塚記念を制した名ステイヤー・ライスシャワーが眠っています。何度も言いますが観客が制限された開催の中、それでも結構なお供え物がされているのが写真からもわかり、いかにライスシャワーと言う馬がファンの方から愛されているのかがわかりますね。

隣の馬頭観音にも参拝してきましたよ(^O^)/。

何をお祈りするかは結構迷いました。

「馬券が当たりますように」とお祈りしても、もし俺っちが神様やったら「金が欲しかったら一生懸命人のために働かんかい!ギャンブルで儲けようとするな!」と一喝すると思いますし、「全馬が無事にレースを終えますように」という願いもなんかええかっこしいな感じがしたので、結局「これから長いこと競馬を楽しめますように」と願ってきました。

ばとう観音と言ってもSMの女王様の事ではありませんのでご注意を<(_ _)>。

(その”ばとう”ちゃうわ( `ー´)ノ!)

この日の京都競馬場は絶好の競馬日和!やっぱり競馬場は広いですし、「ギャンブル」だけでなく「スポーツ観戦」の視点から見てもこれほど開放感のある競技はないのではないでしょうか?

レースをゆっくり楽しむため、そして推し馬の写真をしっかりと撮るために馬券購入は全てのレース来て早々終わらせました。今から考えると「一度に大量の馬券を購入」していたので後から考えるとパッと見「デアリングタクトの単勝馬券をメルカリで売る転売ヤー」にも見えてたかもしれませんね(;^ω^)。

推し馬の一頭目はヴォルスト。現役南関東最強馬モジアナフレイバーの弟(騙馬)くんです。

写真(と言ってもずぶの素人ですが)を積極的に撮るようになって思ったのですが、やっぱり生で見る「馬」は写真で見るより数段美しいですね。体から発せられるオーラ、ボリューム感が違います(`・ω・´)b。とは言っても「上手い人」が撮影すればそれをきっちりと表現できるんでしょうね(;´∀`)。

肝心のレース写真は推し馬が全く映っていないという残念な結果(-_-;)。ヴォルスト自身の結果も13頭中12着と振るわないものでした。これからの活躍に期待です。頑張れヴォルスト(^^)/。

続いての推し馬は準メインに出走したサトノウィザード。デビューからずっと推していてゆくゆくはG1を取れる馬だと思っています。しかし、この日のレースには強力なライバルが1頭。

3戦無敗のレイパパレ。秋華賞に出ていればデアリングタクトの強力なライバルとなると言われていました。サトノウィザードVSレイパパレ、結果や如何に?

 

 

 

と言うと、いかにもレースの写真が挟まってきそうですが、準メイン以降は「観戦」をメインに考えていたのでレースの写真はほぼありません(笑)。

結果だけ言いますと、レイパパレが1着、サトノウィザードは2着でした。いやぁ、レースを見た方はわかると思うんですがレイパパレ見事な完勝でしたね(;^ω^)。正直サトノウィザードファンにとってはショックの多い結果でした💦。

そして、いよいよこの日のメイン。デアリングタクトが三冠に挑戦する秋華賞です。

パドックを見る限り、この日のデアリングタクトはいつもより入れ込みが激しく、歩様も固く映り、三冠がとれるか少し不安になりました。

続いて本場馬入場。

写真の出来栄えはともかく、やはり走りは素晴らしかったと思います。

レースはみなさんご存じの通り、デアリングタクトが1馬身1/4差で勝利し見事牝馬三冠を達成しました。

三冠を達成瞬間の京都競馬場の空気は独特で、普段なら大歓声が起こるゴール直後に拍手喝采!罵声や悲鳴が轟くこともなく、場内にいる全ての人がデアリングタクトの三冠を讃えるような雰囲気でした。

今年はコロナのせいでいろいろなイベントが縮小して行わらなければならず、競馬も例外ではなかったのですが「こういうのも悪くないな」と思いました。

一方でゴール前の直線では声を張り上げながら馬券を買っている馬、自分の応援している馬の後押しをするのが競馬の醍醐味でもあったりするのでそういったことが出来なかったことに対して、消化不良感がなかったかと言えば嘘になるかなと思います。

こういった雰囲気が好みか否かかにかかわらずレース後の雰囲気と言うのはお客さんが多い少ないにかかわらず作れるものだと思うので、いち早く競馬場に大歓声がこだまする日が戻ってきてほしいと言うのがウソ偽りない俺っち自身の感想です。

京都競馬場が次に開催されるのは2023年春の予定です。その日までに、この疫病が収束し、心機一転開幕の日には以前のようにたくさんのお客さんが詰めかけられる状況になってくることを祈りたいと思います。