【競馬予想】「キリンスマッシュ」ってもう何年前なん?【スプリンターズS】

こんちわ~す、館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。
今日も今日とて競馬予想。
このブログでは秋のG1第1弾スプリンターズSを予想していきます。

そんなことよりキングオブコント面白かったねぇ~。

スプリンターズSのことを「そんなこと」って競馬ブログで絶対言っちゃダメですけどね。
確かに全ネタ450点以上と言うかなりのハイレベル戦になりましたね。そんなハイレベルな大会を優勝したのは空気階段でしたね。

空気階段ねぇ~。
俺っちは感慨深いものがあるね。

と言うのもSNSでの一人称を「俺っち」にしようと思ったのは空気階段の「クローゼット」って言うネタから着想を得たからなんだよねぇ~。

そうだったんですね。
ってことは速人さんには私の顔がもぐらさんに見えてるってことですね。

いや、晴香ちゃんは馬だから関係ないよ。

そこは設定崩さないんですね。

過去5年勝ち時計&ラップタイム

過去のスプリンターズSの傾向を見ると”良馬場で行われた年”は純粋なスプリンターよりも「1400m、1600mくらいはこなせるよ」ってタイプの方が優位。
過去10年のうち中山芝1200m良馬場で行われたスプリンターズSは全部で8回。その勝ち馬を見ると
2020年 グランアレグリア ヴィクトリアマイル勝利
2019年 タワーオブロンドン 京王杯SC勝利
2018年 稍重で行われたので除外
2017年・2016年 レッドファルクス 京王杯SC・欅S勝利
2015年 ストレイトガール ヴィクトリアマイル勝利
2014年 新潟開催のため除外
2013年・2012年 ロードカナロア 安田記念(2013年)勝利
2011年 カレンチャン 阪神牝馬S
と7頭にそのレースまでに1400m以上のオープンレースで勝利した経験があった。

今回のメンバーでこの条件を満たすのは、
2ミッキーブリランテ ニューイヤーS勝利
4ピクシーナイト シンザン記念勝利
6メイケイエール チューリップ賞勝利
7タイセイビジョン アーリントンC勝利
9クリノガウディー 安土城S勝利
11ジャンダルム 信越S勝利
12レシステンシア 阪急杯勝利
13アウィルアウェイ ダリア賞勝利
14ダノンスマッシュ 京王杯SC勝利
の9頭だね。(要素①)

該当する馬の多くは春の東京開催で実績をあげていますね。

春の東京開催はこれでもかってくらいの高速馬場。そこで勝ってきた馬が来るってことは純粋なスピードが問われやすいってことだろうね。
今回のメンバーで春の東京開催(芝)で勝利経験がある馬は、
3ラヴィングアンサー 晩春S(3勝クラス)
14ダノンスマッシュ 京王杯SC(G2)
の2頭。(要素②)

ラップ的な視点から見るとここ5年のスプリンターズSのテンの2Fは22.3,22.7,22.0,22.0,22.0と22秒台前半と言う激流が多い。これは春の東京開催で勝った馬=高速馬場が得意な馬と言う考え方にも通じるものがある気がする。この激流に対応できないテンのダッシュのない馬は苦しいと言う見方が出来る。

でも、スプリンターズSは結構差し馬が来ている気がしますが。
去年のグランアレグリアも鮮烈でしたし。

グランアレグリアは化け物だから別格だよ。
あと、「テンのダッシュ力のない馬」って言うのは「逃げ馬」って意味じゃなくて、「スタートからそのスピードで追走してしまうと終いの脚をなくしてしまう馬」と捉えてほしい。競馬的な言い方をすると「追走に脚を使わされる」って感じかな。

だから既にテンの2Fが22.4以下のレースで勝利経験のある馬って言うのはこの激流を難なく追走できるスピードがあると考えて良い。逆にテンの2Fが23.0以上かかるようなレースでしか勝ったことがない馬は追走に脚を使わされる可能性が高いと見る。

今回のメンバーで前者に該当するのは、
1シヴァージ 北九州短距離S(テンの2F22.4)
3ラヴィングアンサー 北九州短距離S(テンの2F21.8)
5ファストフォース CBC賞(テンの2F21.6)
6メイケイエール 小倉2歳S(テンの2F22.3)
8ビアンフェ 函館SS(テンの2F22.0)
9クリノガウディー 鞍馬S(テンの2F22.0)
11ジャンダルム 春雷S(テンの2F22.3)
12レシステンシア セントウルS(テンの2F22.2)
14ダノンスマッシュ セントウルS(テンの2F22.1)
15ロードアクア 別府特別(テンの2F22.3)
16モズスーパーフレア オーシャンS(テンの2F21.5)
の11頭
逆に後者に当てはまるのが
4ピクシーナイト
7タイセイビジョン
13アウィルアウェイ
の3頭だよ。(要素③)

血統面から見た特徴は何かありますか?

過去5年の連対馬10頭のうち8頭は父か母がミスタープロスペクター直系の馬だったから、これに該当する馬は加点したいところ。

今回の出走馬で父、もしくは母がミスタープロスペクター系の馬は
5ファストフォース 
13アウィルアウェイ
14ダノンスマッシュ
15ロードアクア
16モズスーパーフレア
の5頭。(要素④)

その他で気になる要素はありますか?

これは俺っちが重賞を予想するときに共通することなんだけど、俺っちの予想はあくまで「適性を考える」と言う予想だから、以前の同じレースで結果が出なかった馬って言うのは、極論すれば適性がないか能力が足りてないかのどちらかの可能性が高いと言う事になる。だから、2020年以前のスプリンターズSで馬券外に負けた経験がある馬と言うのは、例えばその時は3歳だったけど古馬になって実が入ったとか明らかな上昇度・成長が感じられない限り評価は下げたくなるよね。

今回のメンバーでは、
8ビアンフェ 20年16着
9クリノガウディー 20年5着
16モズスーパーフレア 20年10着
が該当する。(要素⑤)
この中だとビアンフェは去年は3歳だったから成長が見込めるけど、モズスーパーフレアは牝馬で6歳だしここにきて能力のピークが来るとは考えにくい。クリノガウディーは今年の春に連勝してるけどいずれも左回り。周知のとおりこの馬は直線で左にもたれる癖があるし、ラチを頼ることのできない右回りコースでは正直不安の方が大きい。岩田だし「斜行?関係ないね。勝てばよかろうなのだ」的な乗り方するかもしれんけど、この2頭はやや割り引いた評価をしたい。

あとは、過去5年の勝ち馬の4角順位を見ると7,10,8,8,15といずれも後ろから競馬をしていることが分かる。
これを絶対的な要素にはしないけれど「迷ったら差し・追い込み馬」と言う風に相対的な要素にはして良いと思う。(要素⑥)

これまでの予想の「要素」をまとめるとこんな感じ。

こうなると結論は火を見るより明らかだよね。
本命は14ダノンスマッシュだよ。

あれ?某アモアス鯖では
本命はジャンダルム
って公言してませんでしたっけ?

ちゃんと(予定)ってつけてたから大丈夫。

ぶっちゃけ週頭は「1400mでもテンの2F22秒台前半でも対応できそうな差し馬」に該当する馬だし「ジャンダルムが良いなぁ、人気もなさそうだし」と思ってたんだけど、ふたを開けてみたら単勝10倍もつかねぇーでやんの(# ゚Д゚)(前日オッズ)!

それならさっき上げた要素をほぼ完璧に満たしているダノンスマッシュで良いと思う。11ジャンダルムは減点材料の少なさを買って対抗に抜擢する。この2頭を中心に馬券は組み立てたい。

他に気になる馬はいますか?

大穴で3ラヴィングアンサーに注目したい。
このメンバーで要素②を満たすのはダノンスマッシュとこの馬しかいないし、北九州短距離Sではテンの2F21秒台と言う極限のハイペースで結果を出している。常にメンバー中上位の上がり3Fを使える馬だし展開さえハマれば3連複の端っこに引っかかってもおかしくない。

その他は要素①、要素③の2つを満たしている馬を中心に押さえつつ勝負したい。

◎14ダノンスマッシュ

〇11ジャンダルム

☆3ラヴィングアンサー

△6メイケイエール

△9クリノガウディー

△12レシステンシア

推奨買い目

単勝:14 1000円

馬連:11-14 500円

ワイド:11-14 1000円 3-14 300円

3連複(2頭軸流し):11,14-3,6,9,12 各200円

3連複(1頭軸流し):14-3,6,9,12 各100円