東京の馬場速過ぎんだろ~11/16振り返り~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。

今日は先週の振り返りをしていくよ。

これまでの回顧は重賞レース及び注目馬紹介でしたが……、方針変更ですか?

多少形は変えることになるかな。重賞は個別記事で詳しく書くこともあるけど、注目馬についてはその日全体の馬場状態も考察しながら、開催日ごとにまとめていくつもりだよ。

その新装第1回として11月16日の競馬を振り返って行くよ。

東京~芝は「えげつない」高速馬場~

まず東京から振り返ってみましょうか。

OK。芝は「えげつない」ほどの高速馬場だったね。

2歳未勝利で2000mのレコード、東京スポーツ杯2歳Sで1800mのレコードが出ましたからね。

だから、時計自体はそこまで当てにしてはいけないと思う。特に、1400mとか短距離のレースはよほどの高速馬場の時でしか今回の結果を前提に予想しちゃダメな気がする。

例えばだけど、この日1勝クラスを勝ったアヌラーダプラは、次に紅梅Sを使ってきたりしたら今回の勝ちはノーカンで予想した方が良いと思うよ。

それくらい特殊な馬場だと。

そうだね。ただ、ルーツドールコントレイルに関しては普通に評価していいと思う。

やっぱりその2頭に関しては勝ち方が群を抜いていましたか。

うん。ルーツドールは11秒台がずっと続く流れを2番手追走。直線鞍上のGOサインにスムーズに反応し11.4-11.4の脚であっという間に5馬身突き抜けた。

スタート直後やや押っ付けていたのが少し気になるけど、ポテンシャルは相当高いと思うよ。

コントレイルは言うまでもないかもしれないけどこちらも11秒台がずっと続くような流れでラスト2F10.8-11.4でぶち抜いた。

個人的にはディープインパクトの若駒Sに匹敵する衝撃のあるレースだったよ。

ダートのレースに関してはどうですか?

ラップ的にはそこまで特筆すべきレースはなかったように思うよ。

京都~持続性・耐久力が優れた馬が好走~

一方京都の方はどうでしたか?

芝は完全に東京とは異なる馬場だったね。切れ味よりも持続性とか耐久力が必要とされる馬場だったと思うよ。

マイネルサーパスなんてその典型だと思うし、ハッシュゴーゴーあたりは中山のマイルでも狙えそうなイメージで逆に東京や阪神の時計の速い馬場だと若干評価を下げたいかな。

新馬戦を勝ったデアリングタクトはいかがでしたか?

残り1Fからの脚とそこできっちり加速ラップを刻んでいるのは評価できるし、期待できるとは思うけど、全体的な時計やラップはやや平凡。もう1戦見てみたいというのが正直な所だね。

他に気になる馬はいましたか?

ロードレガリスはベタだと思うからあえて書かないけど、次走注目したい馬はもちの木賞3着のベイサイドブルー

もちの木賞は12.3-11.9-13.8-13.3-12.0-12.3-12.3-12.5-12.6と早めにペースが上がってそれが最後まで持続するなかなか優秀なラップなんだけど、ベイサイドブルーはこのペースが上がったところで侵出を開始して最後の最後まで踏ん張っている。

自分でレースを作ってこの内容だから濃い競馬をしていると思うし、次走1700m以上の距離なら迷わず軸にして買いたい馬だよ。

福島~京都よりさらにパワーが要求される馬場~

最後は福島です。

福島の馬場は京都以上にパワーや持続性、耐久力が要求される馬場だったね。

特に注目したいのが1勝クラスの2000mを勝ったココナッツスルー

最後方から向こう正面で上がっていく競馬で、スローと見て早めに仕掛けた斉藤騎手の好判断が光るレースでもあったんだけど、後半5Fのラップが11.9-11.8-11.7-11.7-11.9と自力で11秒台を5F続けている。

高速馬場とかU型コースだとやや信頼度は落ちるんだけど、O型コースや2000mを超える距離なら2勝クラスでも昇級初戦から期待していい内容だったと思う。

父もハーツクライですし成長力もありそうですよね。

後、メインのフルーツラインカップは出入りの激しい先行馬には厳しい流れだったってのは覚えておいた方が良さそう。

ここでも斉藤新騎手が2着に来ていますね。

斉藤新騎手がダートだけど福島、新潟で複勝率が3割超えてるんだよね。今後ローカルで注目しておいた方が良いジョッキーかもね。

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