ハイペースを先行できる強み~オーシャンS回顧~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。今日のブログではオーシャンSの振り返りを行っていきたいと思います。

時計&ラップタイム&総評

勝ち時計:1.07.4 ラップタイム:11.8-10.5-10.8-11.4-11.2-11.7 前半3F-後半3F 33.1-34.3

スタートからエンゲルヘンとナックビーナスがポンと飛び出して逃げる形。人気所のダノンスマッシュは2列目、タワーオブロンドンは3列目からレースを進める。

直線では2番手からスッと抜け出したナックビーナスを4角で先団の直後につけたダノンスマッシュが追いかける形でマッチレースの様相に。

残り50mのところでダノンスマッシュが先頭を行くナックビーナスを捕らえると、最後は1馬身半差をつける快勝。

1番人気のタワーオブロンドンは休み明けもあってか直線伸びを欠き3着と敗れた。

まさに横綱相撲!高松宮記念に王手をかける!

ダノンスマッシュとタワーオブロンドンの一騎打ちと目されていましたが、レースではダノンスマッシュが完勝と言う形でしたね。

ハイペースを先行してスッと抜け出すまさに「横綱相撲」で完勝と言える内容だったね。テンのダッシュ力があって、それでいてなお後半に脚を残せる。まさに「強いスプリンター」の典型と言えるレース。

これで高松宮記念も最有力候補と言って良いでしょうか。

世間的にはそうかもしれないけど、俺っちは「本命を打つ」と心に決めた馬がいるから。あと、川田騎手がドバイ遠征の為、本番では三浦皇成騎手が乗ると言うのも不安。まだ彼G1勝ってないからねぇ~。一度勝つまでは本命にしづらいかなぁ~。

2着のナックビーナスはこれでオーシャンS4年連続2着ですね。

よっぽど中山1200mコースがあっているんだろうね。高松宮記念と言う意味では……、G1級の馬と比べるとやや分が悪い印象。少なくとも、ダノンスマッシュとの比較と言う意味では一枚落ちるだろうし、そう考えるとダノンスマッシュより上の印はつけたくないね。

タワーオブロンドンについてはいかがでしょう。

なんか、本命にしといて言うのもなんだけど調教の動きが本来のものではなかったらしいから敗因はそこに求めるのが妥当なんじゃないかな。高松宮記念では巻き返してくると思うよ。

………。今日はえらく簡素なブログですね。

正直このメンバーで「高松宮記念で勝負になりそう」と感じたのは上位3頭だけだったからね。高松宮記念のデータとかラップとか詳しく見たら違うのかもしれないけど……。

まとめ

1着 ダノンスマッシュ

◆ハイペースを先行し、直線の脚もしっかりと残している「強いスプリンター」の典型のようなレース。

◆高松宮記念でも当然有力。三浦皇成騎手の初G1制覇なるかが注目。

2着 ナックビーナス

◆中山1200mならコンスタントに走るまさに「コース巧者」

◆中京1200mだとG1級の馬とは差があるように映るが果たして……。

3着 タワーオブロンドン

◆追い切りの動きも絶好調時に比べると見劣ったらしく、今回の敗因は「出来」のよう。

◆本来の能力はダノンスマッシュにも引けを取らない。高松宮記念では巻き返しに注意が必要。