NHKマイルカップまでノンストップで!~デイリー杯2歳S~
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。土曜日の阪神メインは伝統の2歳重賞デイリー杯2歳Sです。
しかし「みやこS」とか「京阪杯」が阪神開催になると凄く違和感があるけど、「デイリー杯2歳S」が阪神開催になっても「あれ?これが正解じゃね⁉」感が強いよね。
デイリー新聞と言えばワールドカップで日本が勝利しても「下柳結婚」の話題を一面にするくらい阪神推しの新聞ですからね。母体は神戸新聞ですし。
だから本来なら京都でやってることがおかしい気がするんだよね。神戸新聞杯は普通に阪神でやってるし。
と言う事で、今年は「ある意味で正しい」形になったデイリー杯2歳S。早速予想をはじめていきましょう。
過去5年時計&ラップタイム
※参考レースは阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークス
今回参考にしたレースは時期もそう遠くない同じ2歳戦のG1阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスの2レース。それぞれの過去5年のハロンタイムの平均をまとめた(この2レースでも微妙に傾向が違うのは内緒)。
☆傾向
①前傾と言わないまでもテンのダッシュについていける力はある程度必要。
過去5年計10レースのラップを見ると「前半3Fに11秒台前半が2F以上続くラップがある」レースが5レース。逆に「ラスト3Fに11秒台前半が2F以上続くラップがある」レースが2レース。G1だからという面もあるがテンからペースが上がる傾向があり、テンのダッシュ力は必要。
②一本調子の馬は×。後半キッチリと加速できる加速力は重要。
テンのダッシュ力が必要とは言え、それがずっと続く消耗戦になることは少なく中盤緩んでラスト3Fでグンと加速するイメージ。緩急のあるレースでキッチリギアを上げられる加速力がある馬が有利。
ミッキーアイルを彷彿とさせる快速!NHKマイルカップを期待したくなる逸材!
今年のデイリー杯2歳Sは登録馬を見た瞬間。この馬だ!!と本命はすぐに決まったよ。
それはどの馬ですか?
2レッドベルオーブ
この馬で決まり!
やはり前走のレコード勝ちを評価されてのものですか?
レコード自体もそうだけど、いくら馬場が良かったとはいえ前半4F45.3と言う2歳のマイル戦としては考えられないハイペースを先行で押し切ってしまった内容は圧巻の一言。
このレースを走った馬は2着のカスティーリャと4着グレナディアガーズが次のレースですぐに勝ち上がっておりメンバーのレベルも高かった。
レッドベルオーブ自身は過去の名馬で言うとミッキーアイルにイメージが近い気がする。この馬も新馬戦2着の後未勝利のマイル戦で1.32.3のレコード勝ち。このレースも前後半の4Fが46.2-46.1と言う2歳戦としては淀みない流れで逃げ切り勝ちをしておりこれは今回のレッドベルオーブと同じパターン。
ミッキーアイルはその後NHKマイルカップまで負けなしで勝ち進んだけど、この馬もマイル路線を走るなら同じ道を歩むことができるポテンシャルを持っている馬だと思う。ここは頭固定で狙いたい。
絶大な信頼を置いてますね。相手はどの馬でしょう?
相手は俺っちのPOG指名馬でもある1ホウオウアマゾン。野路菊Sを勝っている実績はこのメンバーでは上位だし、母父アグネスタキオンは産駒がデイリー杯2歳Sを3勝、母父としてもジューヌエコールが勝利して相性の良い血統。贔屓目もあるかもしれないけどこのメンバーでは実力は上位だと思う。
もう1頭は6カイザーノヴァ。この馬はクローバー賞で6.7-11.4-11.6-12.0-12.4-11.9-11.7-11.9と言うラップで勝っており、過去の傾向である「テンも上がりも速いレース」に当てはまる。これは大きなアドバンテージだと断言できる。そういうレースで好走している馬が他にいないからね。モーリス産駒が現状北海道とか9月の中山みたいなパワー型馬場での好走が目立っていて高速馬場の適性に疑問がある点が気になるけど、力量的には相手には入れておく必要があると思う。
ぶっちゃけ極力この3頭以外は馬券を買いたくないくらいだけど、あえて大穴を上げるとしたら8ビゾンテノブファロ。中央に入ってから5戦中4戦で上がり順位3位以内に入っているし、このメンバーでも「全く足りない」ってことはない。何よりこの馬名の由来「曲名(私はバイソンです、バッファローではありません)」がものすごく気になる。3連単の端っこくらいには入れておいて損はないと思うよ。
印
◎2レッドベルオーブ
〇1ホウオウアマゾン
▲6カイザーノヴァ
△8ビゾンテノブファロ