ペルーサファン歓喜の大物出現か⁉~12/12,13気になる馬紹介~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。今日は12/12,13の中央競馬を振り返って、館山さんが気になった馬を紹介するブログです。

今週はファンの多かったペルーサの子で楽しみな馬が出てきたよ。

それでは早速本題に入っていきましょう。

12/12,13気になった馬紹介

土曜阪神5R 2歳新馬 1着 ライクマジック

このレースの上がり2Fは10.9-11.3。1200m戦としてはスローな流れの逃げ切りとは言えラスト2F目11秒を切るスピードは出色。

スタートダッシュも決まっていたしきっと加速力に優れた馬なんだろうなというイメージが出来る。

脚を溜められればマイルでも走れそうだが、基本的にはパワーよりスピードを生かすタイプのスプリンター。

土曜阪神12R 古馬1勝クラス 11着 サンライウプラウ

土曜日のおすすめ馬の1頭。先手を取れると見込んだが中団からの競馬。誤算だったのは道中12.9-12.7と大幅にペースが緩んだことと、そのポイントで馬群に包まれて身動きが取れなかったこと。直線はスペースが出来たが切れ味勝負では分が悪かったのか伸びきれなかった。

敗因はペースと位置取りとはっきりしており力負けだとは思わない。1400m戦で道中ここまでペースが緩むことは稀で、俺っち調べでこのレースのラスト800m~400mのタイム25.6は同じ区間を比べた時2010年以降に行われた阪神ダート1400m1勝クラスのレース175走のうち2番目に遅いラップ。

前走を見る限りこの馬にはよどみのない厳しいラップが合っているように見えたので次走1400m以下なら十分巻き返せる。

日曜中山7R 2歳1勝クラス 1着 ラペルーズ

このレースのラスト2Fは13.2-12.5と言う加速ラップ。直線に坂のあり、パワーのいる中山のダートコースで最後の1Fで0.7秒も加速しているのは評価できると思う。

勝ちタイムの1.53.7も優秀で1990年以降の30年に行われて中山ダート1800m2歳1勝クラス32レースの中で勝ちタイムが1.54.0を切ったのはこれが7例目。良馬場に限定すれば2005年のフラムドパシオン(1.52.7)以来2度目のこと。この週に行われた同距離古馬2勝クラスの勝ちタイムが1.54.0、先週の2勝クラスの勝ちタイムが1.54.5だからその価値の高さは推して知るべき。

ペルーサ産駒はこの馬が中央初勝利だが、この馬が父の名を大きく引き上げることもありそう。

日曜阪神9R オリオンS 1着 ダンスディライト

このレースの1000m通過タイムは1.03.8。かなりスローで一見瞬発力勝負に映るがそこからの6Fが12.2-12.1-11.3-11.3-11.3-11.9と一気にペースが上がるロングスパート戦でなおかつ11秒台前半が3F続く最高速も問われるレース。ラップとしての価値は高い。

実際2010年以降の阪神芝2000mを超えるレースは宝塚記念や阪神大賞典などレベルの高いレースも含む300競走以上施行されているが、その中で「12.4を切るラップが6F以上続き、かつその中に11.5を切るラップが3F以上続くラップが存在する」レースはこのレースしかない。要するにロングスパートに対応できる持続力と瞬間最高速とも言える切れ味の両方がないと出せないラップでそれを勝ち切ったこの馬の価値はかなり高い。

内々を通れたコース利も大きいがここにきて一皮むけた印象。

日曜阪神9R オリオンS 4着 ベレヌス

上記オリオンSのラップを作り出したのは逃げたこの馬のロングスパートの影響が大きい。

この厳しい流れを残り200mまで先頭をキープしたこの馬のレース内容も負けはしたがかなり濃い。

この日のレースぶりを見る限り2000mを超える距離はもちろん、2000mでも対応できそうで今後同父の代表産駒トリオンフ級、もしくはそれ以上の活躍が期待できる馬

日曜中京6R 2歳未勝利 5着 メインターゲット

このレースのラップは12.4-11.2-11.6-11.6-11.9-11.9-11.7-12.4と典型的な前傾ラップ。上位3頭全て4角順位が2ケタの馬で明らかに差し有利な競馬。そんな中この馬は道中逃げたアシナダカとその直後につけた3頭の中で唯一掲示板を確保。父ダイワメジャーと言う血統から見ても前受けの競馬は得意そうで中山マイルに出てきたら狙いたい馬。