【競馬予想】ダート界=15年位前のお笑い界【みやこS】

こんちわ~す、館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。
今日も今日とて競馬予想。
このブログでは阪神のメインレースみやこSを予想していきます。

みやこと言えば「京都熟成細麵 らぁ~めん 京(みやこ)」!
俺っちの大好きなラーメンで前は京都駅ビルのところに出店してたからよく食べに行ってたんだけど、そこを撤退してからは本店(祇園)にはなかなか足を運べてないんだよねぇ~。
コロナもかなり納まりつつあるし、ワクチンも2回摂取したし、時間が出来たら行ってみたいね。
祇園花月の近くだし、演芸を見てから食べに行くなんて乙だね。

じゃあ馬券で当てて是非食べに行きましょう。
まずは過去の傾向からです。

過去3年阪神ダート1800mオープン戦勝ち時計&ラップタイム

傾向① 早めにペースが上がるロングスパート戦

傾向を見ると残り1200m地点からペースが上がるロングスパート戦で持続力が問われやすい
とは言え、ダートの1800mは大体この傾向になるので、このクラスの馬になると大概はこのペースへの適性は(濃い・薄いがあるとはいえ)あると思っておいた方が良い。

傾向② 前有利

ラスト2F目でそれなりに加速していることから先行有利な条件と言うのは間違いなさそう。
ただし、このクラスの強い馬は4角前にまくって良い位置も獲れるのであんまり関係ないかも。

傾向③ 種牡馬

過去3年(2018年1月1日以降)に行われた阪神ダート1800m戦で最多勝は21勝のルーラーシップオルフェーヴル。このうち、オルフェーヴルは単勝回収率も100を超える112%と優秀な数値を出している。勝ち数3位のキングカメハメハはオルフェーヴルを上回る単勝回収率139%とこちらも優秀な数字。この他、パイロフリオーソは出走数50以上と言う十分な母数がありながらも単勝・複勝回収率が100%を超えており優秀な数値を示している。

傾向④ 騎手

過去3年(2018年1月1日以降)に行われた阪神ダート1800m戦で最多勝は37勝の川田将雅騎手と福永祐一騎手だがともにこのレース騎乗予定はなし。他で注目すべきは藤岡佑介騎手で単勝・複勝回収率がともに100%を超えている。今回はクリンチャープリティーチャンスに騎乗予定。
あとこのレースには直接関係ないけど新人の小沢大仁騎手が新人ながら複勝回収率100%超え、単勝回収率が200%超えを果たしており今後注目の存在かも。

俺っちが古馬のダート重賞を予想するときの2つのルール

なんかフワッとした傾向ばかりですね。
そんなんで予想大丈夫なんですか?

大丈夫大丈夫!
古馬ダート重賞なら俺っちには2つの大きなルールがあって、それに沿って予想するから。

「大きな2つのルール」ですか。
では早速その2つのルールを教えてください。

まずひとつは「3歳馬を軽視する」と言うもの。
俺っちが思うに今のJRAダート界って15年位前のお笑い界みたいな状態だと思うんだ。
上の方にはさんまさん、タモリさん、たけしさん、島田紳助がいて、その下にダウンタウンさん、ナイナイさん、ウンナンさん、爆笑問題さんがいる。いわば上のレジェンドたちがなかなか引退せず若手に冠番組がなかなか回ってこない状態だね。

なんで島田紳助さんだけ呼び捨てやねん( `ー´)ノ。

そんな時に、例えばM-1に優勝したからと言ってすぐに冠番組が持てるわけじゃなくて、有名番組のゲストをある程度1周してから、小さな番組のレギュラー、大きな番組の準レギュラーを経てやっとこさ冠番組が持てる感じ。多くの芸人さんは小さな番組のレギュラーさえ掴めずに消えていくこともある。せっかくコンテストとかで優勝しても「ネタ」と「テレビ」は違うからね。

メチャクチャ生々しい話ですね。

今のダート界も芝に比べて種牡馬としての需要が薄いところがあるから、実績を残した馬でも長く現役に留まるケースが多い。また、地方の交流G1だと中央馬の枠が限られるから「十分に地方交流G1で通用する実力がある馬」でもそこに出られずに中央のG2、G3に回ってくるケースも多い。

今回のクリンチャーなんかもろにそのパターンですもんね。

だから、3歳馬にとって「古馬の壁」は芝路線以上に高くて厚くなることが多いと思うんだ。だから、古馬ダート重賞では3歳馬は軽視したい。

今回人気が予想される3歳馬メイショウムラクモもですか。

もちろん。こういう過剰に人気しているタイプこそ軽視しなきゃ。

逆にそんな高くて厚い壁をあっさりと乗り越えるようなことがあれば、メイショウムラクモは「それだけのポテンシャルを秘めた馬」として注目していきたいね。

ではもうひとつのルールは何でしょう?

もうひとつのルールは「交流重賞の実績>中央オープン特別の実績」と言う事だよ。
さっきも言ったように交流重賞は中央馬の出走枠が限られるから出走権を取るだけでも大変なこと。その権利を得るためには中央のオープン特別や重賞でコンスタントに上位に入って賞金を稼がなきゃいけない。逆に言えば「地方交流重賞に出られる馬」と言うのは中央のオープン特別の最上位をずっとキープし続け、「地方交流重賞で今も上位に来ている馬」と言うのはその最上位陣の中でもさらに上位の力があると考えることができる。個人的には地方交流G1上位陣>中央重賞上位陣≧地方交流重賞上位陣>中央オープン特別上位陣と言うイメージで地方交流重賞上位陣と中央オープン特別上位陣とはそれなりの差があると思う。

そうなるとやはり帝王賞3着のある11クリンチャーの優位は動かない感じですか?

そう思うけどねぇ。推し馬でもあるから少し甘めの評価になってるのかもしれないけど、阪神ダート1800mは【1/2/1/0】と馬券圏内を外したことがないし、このメンバーならすんなり軸で良いと思う。

他に穴で気になる馬はいますか?

6ロードブレスだね。
この馬去年の日本テレビ盃からずっと重賞を走っていて成績は【1/1/3/2】。着外の1回はG1の川崎記念だからG2・G3に限れば複勝率は83%。にもかかわらず前日オッズでは6番人気と評価が低すぎる気がするんだよね。
変則的な馬券になるけど2連系の馬券はこの馬から先述のクリンチャーと9オーヴェルニュに流すワイドを買いたいな。

あと一頭、12ラストマンも気になる。
前走日本テレビ盃はサルサディオーネやダノンファラオと差のない競馬をしている。この2頭は交流重賞上位組と言ってもいい面子だからそこと差のない競馬をした経験は大きいと思う。
にもかかわらず全然人気してないみたいだから、3連複の端っこに入れておくのは有効だと思うよ。

◎11クリンチャー

〇6ロードブレス

▲9オーヴェルニュ

△4ヴェンジェンス

△7スワーヴアラミス

△12ラストマン

△15ダンビュライト

推奨買い目

単勝:11 1000円

ワイド(流し):6-9,11 各500円

3連複(フォーメーション):11-6,9-4,6,7,9,12,15 各100円