デットーリvs松若風馬~ジャパンカップ予想~
こんちわ~す。館山速人で~す。
アシスタントの大澄晴香です。明日はいよいよ国際G1ジャパンカップですね。
外国馬が一頭も出ないけどね。
ただ折からの雨で馬場状態はかなり悪い中で行われそうです。
まるでタップダンスシチーが勝った時のジャパンカップを見ているようだね。
見るからに力のいる不良馬場という感じですもんね。
この時は血統的にもパワー型と言えるタップダンスシチーやシンボリクリスエス、重馬場のダービーで好走したザッツザプレンティやネオユニヴァースがそれなりに人気してたからやや荒れくらいで済んだんだけど、今年は人気馬の中に「荒れ馬場は全くダメ」って可能性がある馬もいるから、大波乱の可能性もあると見てるよ。
なるほど、荒れ馬場への適性が高配当を掴むカギになると。
そういう事だね。
では、早速予想の方に入ってまいりましょう!
印
◎9ルックトゥワイス
〇10ダンビュライト
▲8レイデオロ
△1カレンブーケドール
✕2ワグネリアン
☆6ユーキャンスマイル
荒れ馬場をこなす馬を見つけるポイントとは?
館山さん。予想のポイントは「荒れ馬場への適性」という事でしたが、それはどこを見て判断されたのですか?
それを説明する前に土曜日に行われた芝2400mの1勝クラスのレースを勝ったシュブリームと2着に入ったレオビヨンドが一体どんなレースで実績を残していたのかを見ていこう。
まず、シュブリームが未勝利を勝った時と、1勝クラスで2着にきたときのラップが、
未勝利勝ち(新潟2000m):12.5-10.8-12.0-13.2-13.3-12.1-12.2-12.0-11.7-11.8
1勝クラス2着(新潟芝2400m):12.8-12.3-12.3-12.5-12.8-12.7-12.4-12.3-12.2-12.4-12.1-12.2
レオビヨンドが未勝利を勝った時と、1勝クラスで2着にきたときのラップが、
未勝利勝ち(中京ダート1800m):13.2-11.9-13.6-13.6-13.2-13-12.9-12.6-12.5
1勝クラス2着(東京2400m):13.1-12.5-13.2-13.1-12.7-12.5-11.8-11.9-12.0-11.4-11.6-12.1
というものだったよ。
どちらも「早めにペースが上がるレースで好走している」、「上がりに11秒前半がほとんどない」という点が共通しているように思えますね。
まさしくそこが肝で、スパートしてからの最高速度はそれほど必要とされない代わりに、一定の速度で長く走れる耐久力であったり、スパートしてあげたギアを長く持続できる力が必要になってくると思われる。
それの有無を判断する材料として、俺っちは「過去2年以内に、12.4以内のラップを5F以上続けた上で上がり4F内に11.4以内のラップがないレースで、3勝クラスorオープン特別なら1着重賞なら2着以内、がある」という事を基準にしようと考えた。
そして、その条件を満たしたのが、
レイデオロ…18年オールカマー、18年有馬記念(2着)で満たす。
ルックトゥワイス…19年目黒記念で満たす。
ダンビュライト…18年AJCC、19年京都大賞典(2着)で満たす。
エタリオウ…19年日経賞(2着)で満たす。
の4頭だったよ。
その中でルックトゥワイスを本命にされた根拠は?
正直、レイデオロ、ルックトゥワイス、ダンビュライトは同等の評価だけど……、敢えて言うならルックトゥワイスは目黒記念で12秒台後半がない優秀なラップが気に入ったよ。この耐久力があれば重馬場でもこなせると思うんだよね。
あと、エタリオウに関しては、日経賞以外で重賞で好走した時は上がりの速いレースばかりだし、日経賞だと緩急がつけすぎて「耐久力」という点で不安を感じたから、今回は買い目から外したよ。
△以降に関してはどうですか?
カレンブーケドールはオークスのラップについて、11.4があるとはいえ耐久力ラップとしてはかなり優秀だから消しづらい。ディープインパクト産駒があまり重馬場得意ではなさそうというのと、枠順もあってかなぜかやたら人気してるのがちょっとどうかなとは思うけどね。
ワグネリアンとユーキャンスマイルは良馬場なら重い印を打ったと思うけど、馬場が悪くなればなるほど割引は必要だろうなという切れ味タイプなだけに、今回は割引が必要な気がする。
ただ、ワグネリアンはデビューからずっと本命を打った思い入れのある馬だし、ユーキャンスマイルは同じキングカメハメハ×ダンスインザダークという配合馬ラブリーデイを軽視し続けてえらい目にあった借りを返したいという思いがあるから、「買わない」という選択肢を取ることは出来なかったよ。
買い目
馬連(BOX):8,9,10
3連複(フォーメーション):8,9,10-8,9,10-8,9,10,1,2,6