3週連続あの例え~チャレンジカップ予想~

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。土曜の阪神メインは中距離重賞チャレンジカップです。

うーん。どうにもテンションが上がらないレースだねぇ~。

それはまたどうして?

まず出走頭数が物足りないよね。この時期の中距離オープン戦は、来週に中京で中日新聞杯、再来週に中山でディセンバーSが開催されるから面子が分散してしまってる気がするんだよねぇ~。

今年も出走馬は11頭。しかもそのうち3頭は条件馬で実質オープン馬は8頭。netkeibaの1週前想定メンバーではこの8頭しかいなかったから、条件馬3頭に関しては「出走馬が少ないから出よう」という感が強いのは否めない。

それにメンバーを見ても「現状重賞では頭打ちかなぁ~」って感じる馬も少なくなく、俺っちの中では3頭の争いだと思ってる。例えるなら、霊界が張った結界を通り抜けられるレベルのB級妖怪の中に黄泉と軀と雷禅が混じってる感じ。

いやその例え3回目ぇ~( `ー´)ノ。

過去3年時計&ラップタイム

2019年:ロードマイウェイ:1.59.1 12.5-11.3-13.0-12.6-11.8-11.9-11.6-11.1-11.3-12.0(良) 61.2-57.9

2018年:エアウィンザー:1.58.3 12.7-11.4-12.3-11.8-11.5-11.7-11.7-11.7-11.5-12.0(良) 59.7-58.6

2017年:サトノクロニクル:1.58.6 12.7-11.4-12.4-12.0-11.4-11.9-11.6-11.4-11.7-12.1(良) 59.9-58.7

☆傾向

①残り1600mからペースが上がるロングスパートラップ

残り1600mからペースが上がるロングスパートラップ。過去3年を見てもかなり早い段階から脚を使う事になるので持続力は必要。テンの3F目は毎年緩むので緩急に対応できないタイプの馬は中距離実績があっても厳しい。

②後半は11秒台が続くスピード勝負だが……

残り1200m地点から残り200mまで平均ハロンタイムが12秒を切っておりスピード勝負の要素が強い。しかし、今年は例年の開幕週と違い1か月間開催してからのレース。京阪杯を見ているとそこまで馬場が荒れている印象はない(もっと馬場が荒れてると思って予想してえらい目にあったのでそれは確か)が当日の天気次第ではパワー型のレースになる可能性も残している。

③ニジンスキー系が好調

距離が2000mになってから3年続けて「3代血統表にニジンスキー直系の馬がいる」と言う馬が連対している。具体的には

  • 2019年1着ロードマイウェイ…母母母ニジンスキー系
  • 2019年2着トリオンフ…母父母ニジンスキー系
  • 2018年2着マウントゴールド…母母ニジンスキー系
  • 2017年1着サトノクロニクル…母母ニジンスキー系

今年の登録馬で該当するのは9サトノクロニクルの1頭のみ。

本命は「意外と人気がない」あの馬!

では、まずその3頭とはどの馬でしょうか?

1ヒンドゥタイムズ

7レイパパレ

11ブラヴァス

の3頭。十中八九この3頭で決まると思うよ。

ではその中から本命にする馬はどの馬でしょう?

1ヒンドゥタイムズ

を指名したよ。

1番人気が予想されるレイパパレではないんですね。

レイパパレは潜在能力は高いんだろうけど、これまで「ラスト3Fで一気にペースが上がるような加速力勝負」か前走のように「前半と後半でそれほどペースに緩急がないイーブンペース」でしか実績がないんだよね。

だから、今回のような「早めからペースがジワジワと上がり続ける持続力勝負」に関してはまだ未知数の部分がある。コーナーを4回周るレースも初めてだし、人気ほど信頼がおけるとは思えないんだよね。もちろん問題なく圧勝する可能性もあるけど、単勝1倍台で軸にしたいかと聞かれると「No」と言いたくなる程度の不安要素ではあると思う。

裏を返せばその「早めからペースがジワジワと上がり続ける持続力勝負」で強いのがヒンドゥタイムズと言う事ですね。

そういう事。ヒンドゥタイムズは今年5月に行われた下鴨S(3勝クラス)のラップが良くて、この時のラップが

12.4-11.7-12.8-12.9-12.8-12.2-11.6-11.3-11.0-11.3

残り1000m付近から一気にペースが上がりラスト4Fのスピード勝負になると言う点はチャレンジカップのイメージに近しいものがある。

この時のメンバーは2着が新潟記念・毎日王冠3着のサンレイポケット、3着がマーメイドSを勝ったサマーセントだからレベルはかなり高いと言える。

ブラヴァスとの対戦成績は2戦2敗だけど予想されている単勝オッズほどの差はないと思うし「馬券のうまみ」も考えれば一番「旬」なのはこの馬じゃないかなと思う。

◎1ヒンドゥタイムズ

〇7レイパパレ

▲11ブラヴァス

推奨買い目