【競馬】2強意外に本命を打つ阿呆【大阪杯】

こんちわ~す。館山速人で~す。

アシスタントの大澄晴香です。
今日も今日とて競馬予想。
このブログでは日曜日の阪神メイン大阪杯を予想していきます。

今回の大阪杯での注目は、
何と言ってもコントレイルVSグランアレグリアの対決ですね。

そうだね。
コントレイルは去年無敗で三冠を達成した既に歴史的名馬といっても過言ではない馬。グランアレグリアも去年G1・3勝の勝ちっぷりを見たらその域に達している強さだし楽しみなレースだと思うよ。

館山さんはこの2頭。どちらを上位にとられますか?

それは本編のお楽しみ😉。

過去5年時計&ラップタイム

2020年:ラッキーライラック:1.58.4 12.9-11.7-12.311.9-11.6-12.1-11.7-11.3-11.2-11.7(良) 60.4-58.0

2019年:アルアイン:2.01.0 12.6-11.1-12.712.7-12.2-12.4-11.811.4-11.6-12.5(良) 61.3-59.7

2018年:スワーヴリチャード:1.58.2 12.8-11.3-12.412.4-12.2-11.8-11.211.1-11.4-11.6(良) 61.1-57.1

2017年:キタサンブラック:1.58.9 12.3-11.1-12.1-12.1-12.0-12.211.8-11.7-11.6-12.0(良) 59.6-59.3

2016年:アンビシャス:1.59.3 12.8-11.5-12.5-12.1-12.2-12.5-12.1-11.310.9-11.4(良) 61.1-58.2

☆傾向

①基本はロングスパートの持続力戦も馬場の良さも手伝い最高速も必要。総合的な能力が問われるレース。

2018年スワーヴリチャードのレースが象徴的だが、スローに落ち着いたとしてもロングスパートの効く有力馬が早めに仕掛けることも多く、後半の加速力勝負にはなりにくく、ある程度早めに仕掛けてゴールまで脚を持続できる持続性能が必要になってくる。

また、持続力勝負は早めにペースを上げるとどうしても最後の直線でもう一段ギアを上げるのは難しくなってくるが、大阪杯の過去の傾向を見ていると、馬場の高速化も影響してかラスト3Fのうち2Fは11秒台前半が平均値となっており、最高速の高さも必要となってくることが分かる。

持続力と最高速と言う一見相反しかねない両方の能力が必要で総合的な強さを問われるレースと言うのは間違いない。

②サンデーサイレンス系×ボールドルーラー系がニックス配合!ボールドルーラー系の中でもシアトルスルーの血を引く馬であればさらに〇!!

G1に昇格してからの4年、勝ち馬は全て父がサンデーサイレンス系で母の父、もしくは母の母がボールドルーラー系と言う血統構成だった。特に近3年はボールドルーラー系の中でもシアトルスルーの血を引く馬に絞られており、このレースにおけるニックス的な配合であることは間違いない。

個人的な順位付けはコントレイル>グランアレグリア。その根拠は?

では、改めて聞きます。
館山さんはコントレイルとグランアレグリア。
どちらが上位だと思いますか?

俺っちはコントレイルを上位にとりたい。

グランアレグリアはやはり距離に不安と言う事でしょうか?

距離と言うよりペースだね。
グランアレグリアが好走しているレースは基本短距離戦らしい締まったラップか残り1000m地点以降から急激に加速するラップかどちらかで基本的にはスピード優先のレースで好走している傾向がある。

実際に去年のG1・3勝のラップを並べてみると、
安田記念:12.1-10.9-11.2-11.5-11.6-11.4-11.0-11.9
スプリンターズS:11.9-10.1-10.8-11.5-11.9-12.1
マイルCS:12.5-11.0-11.4-12.0-11.6-11.0-10.8-11.7
とどのレースも(短距離戦だから当たり前ではあるが)12秒台のハロンタイムが持続することがないしまった流れでレース中最も遅いハロンタイムはレースの中盤以降にある、つまりどちらかと言うと瞬間的な加速力を問われるレースが多いと言うこと。

これに対して大阪杯のラップ傾向は、レース中最も遅いラップが前半に来てそこからジワジワとペースが上がる持続性能を問われやすいラップ構成。これまでグランアレグリアが勝ってきたレースとはまるで違うものになる。

元々グランアレグリアが短距離に目を向けるようになったのは闘志に火が付きやすい一面があったせいで前半ゆったりと入らなければならない大阪杯でこの一面が悪い方向に出る可能性は否めない。それなら中長距離実績もあり持続性能を問われるレースでも結果を残しているコントレイルを上にとりたい。

なるほどぉ~。

個人的にグランアレグリアはウオッカに近いイメージを持っていて、ハイペースでもその加速力を生かせるし、最高速の目減りが少ないイメージなんだけど立ち回りの上手さ、持続性能に不安があるタイプ。
確かに強い馬ではあるんだけど「中距離で安定して成績を残せるタイプか」と問われると微妙に違う気がする。

だから今回はコントレイルの方を上位にとりたい。

本命は未知の魅力たっぷりのあの馬

では館山さんの本命はコントレイルと言う事でよろしいですね。

いや、俺っちは敢えてここで
8レイパパレ
を本命にするよ。

5戦5勝無敗の連勝を重ねている牝馬ですね。
しかしさすがにこのメンバーではきつくないですか?

まぁ、実績的にはそうだろうね。
ただ、レイパパレにはコントレイルとグランアレグリアにはない「持続性能と最高速、両方が問われるレースでの実績」がある。

と言いますと。

レイパパレのチャレンジカップを勝った時にラップが
12.8-11.7-12.8-12.8-11.9-12.1-11.4-11.1-11.4-11.9
残り1200mから11秒台と一気にペースを上げて残り800mからさらに加速し、ラスト3Fを11.1-11.4-11.9とまとめ上げた。
これこそ大阪杯を制するのに必要な「持続性能と最高速の両立」。このレースが出来ればこのメンバーでも十分勝負になるはずだよ。

今日のモズベッロ

では、最後に稀代の「モズベッロウォッチャー」を自称する館山さんに大阪杯でのモズベッロの取捨をお伺いしたいと思います。

ずばり、「消し」だね。

当日は雨が降りそうですが、それでもですか?

雨量によってはわからないけど、先週の毎日杯の勝ちタイムが驚異の1.43.9。
土曜日の競馬を見てもスローとはいえ上がりに10秒台のハロンタイムが出ていたり、開催後半とは言え馬場にはかなり気を使ってきた印象でそこまで悪くなっていない、どころか高速馬場なんじゃないかと言う印象さえする。

雨降ったらガタっと悪くなる可能性はあるけど……、それでも「モズベッロがこのメンバー相手に2000mで勝ち負けできるレベルの馬場」にまではならないと思うよ。

ワンチャンあるとすれば、宝塚記念の時みたいに「直前に雨脚が強くなって一気に馬場が悪化した時」かなぁ。

◎8レイパパレ

〇7コントレイル

▲2サリオス

△5ペルシアンナイト

△10カデナ

△12グランアレグリア

推奨買い目